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・一人生きて行くのに約10本の木が必要と習いましたが,今地球総ての 総人口に対して木の本数は足りているのですか?
・人が一年に一本ずつ木を植えれば温暖化対策になるのか?
・一年間で樹木は増えているのですか?それとも減っているのですか?
以上のことを知りたいのですが調べていいサイトが分からなくて困っています。どこかいいサイトを教えていただけないでしょうか。この回答がわかる答えも待っています。

A 回答 (1件)

> 人が一年に一本ずつ木を植えれば温暖化対策になるのですか?



なりません。
熱帯林の減少が問題になった初期の頃、こういうジョークが流行りました。
 某国政府が、「国民全員に毎年1人10本の植樹を義務づける」法律を作りました。
10年もすれば、緑豊かな国になることでしょう。
ところが、実際にはもっとひどい状態になっていました。
 何故でしょうか?
・法律に従って、人々は熱心に植樹しました。
・数年後には、植える場所が無くなったのです。人々は困りました。10本植えないと罰金が科せられます。
・仕方がないので、以前に植えられて大きくなった木を引き抜き、
 その跡地に植えました。
・大きな木を1本切り倒せば、大きな空間が生まれて、何百本も植えられます。
・その結果、......

ごく最近も、似たような話が出てきましたね。笑い話では済みません。
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本来の話に戻します。

・森林の二酸化炭素の吸収の計量は「面積」でおこないます。
 植物群落による光合成は葉量(と土地生産力)で決まりますが、それには限界がありますので、個体数が増えれば、1本当りの葉量が減ります。
・まず、生態学や林学の教科書で「収量一定の法則」を学んでください。

「どこかいいサイト」、以前はいくつかありましたが、今は...
やはり、きちんとした書籍を読むことをお薦めします。

林野庁のサイトに、関連の頁がありますが、読み間違えないでください。
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyouka …
「樹木が吸収し蓄積する二酸化炭素量は一本一本みんな違っていますが、例えば、適切に手入れされている80年生のスギ人工林は1ha当たり約170t(1年間当たり平均で約2.1t)、同じく80年生のブナを主体とする天然林は1ha当たり約100t(1年間当たり平均で約1.3t)程度の炭素を蓄えていると推定されます。(二酸化炭素に換算すると、それぞれ約620t、約370t、1年間当たりそれぞれ約 7.8t、約4.6t)」

この内容は正しいです。
でも、「80年生のスギ人工林約0.3ha(スギ約160本)の年間吸収量」の、「スギ約160本」は「スギ約16本」でも、「スギ約1600本」でも良いわけで。最初に3000本/ha植えたスギが、「80年では160本位になっている」という意味です。
 また、最初の文章も、生産力の高い場所に植林されたスギ林では「1年間当たり平均で約2.1t」、「1年間当たり平均で約1.3t」にしかならない場所は植林されず、ブナ天然林になった。という事実を説明しています。

参考URL:http://www.forest.shimane-u.ac.jp/nagayama/enshu …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本当に助かりました。
教えていただいたサイトもすごくわかりやすかったです。
今回このように詳しく回答していただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/07/09 04:41

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