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こんばんは。高2女です。
今学校の宿題で「原子力発電で温暖化防止はできるか」というようなレポートに取り組んでいるのですが、そこで質問があります。
いろいろと調べた結果、原子力発電では発電所の建設時などに使われるエネルギーも含め、化石燃料に比べ非常に二酸化炭素排出量が少ないので、基本的には「原子力発電で温暖化防止はできる」、と認識しています。
しかし、原子力発電が全エネルギー供給に占める割合は1995年の時点で12パーセントにまで増えており、化石燃料の割合は、ピークである1973年の94.4パーセントから83.1パーセントまで減っている、ということがわかりました。それなのになぜ二酸化炭素排出量は年々増加しているのですか??12パーセントじゃたりないというのなら、何パーセントまでになれば、二酸化炭素排出量削減に繋がるのですか??
教えてください。よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (12件中1~10件)

パーセントと言うのは非常に曖昧な言葉です。


9kg:1kg
90kg:10kg
どちらも10%です。

そこに気をつけてもう一度考えてみてはどうでしょうか?(調べたわけではないので分かりませんが)
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#1の方の補足みたいになると思いますが。



「京都議定書」をご存じでしょうか。
先進国各国で、温室効果ガスを減らしましょう、という内容のものです。
これに定められている項目は多種多様なのですが、その中の項目に
「日本の二酸化炭素排出量は、1990年のプラスマイナス0%を目標」
というものがあります。
これがなぜ削減なのか、ということを考えてみてください。

ちなみに、日本はこの目標達成できていないみたいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!全体のエネルギー供給量が増えているので、パーセントで考えても意味がないということですね!こんな当たり前のことに気付かなかったなんて、恥ずかしいです(´▽`;)#1の方も#3の方も、ありがとうございました!
「日本の二酸化炭素排出量は、1990年のプラスマイナス0%を目標」というのがなぜ削減なのか、というのは、京都議定書が決められた年(すみません忘れました)に比べ1990年の方が全体の供給量が少ないからですすよね??

お礼日時:2006/08/30 20:21

まず、No.1の方も書かれてますが、パーセントで考えるのは無意味です。


全体の発電量の推移に着目してください。日本の発電量は年々増加しています。
ですから、いくら火力発電のパーセントで減ろうとも、
実際はさほど変わっていなかったり、むしろ逆に増えているのかも知れません。

次に、日本での二酸化炭素排出量で、
発電過程に排出される量の割合はどれくらいでしょうか?
たとえ発電所で二酸化炭素が出なくなっても
二酸化炭素排出源はいくらでもあります。

原子力発電は二酸化炭素排出量削減に役立つかも知れませんが、
少なくとも決定打にはなりえません。
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他の方が書かれていますが、残念ながら僕自身もデータは持っていません。



(1)日本のCO2総排出量の内訳を知る必要を感じます。
(2)CO2排出量の計算が出来ているのか、疑問を持っています。

ただし
 「原子力発電で温暖化防止はできるか」のタイトルで発電事業におけるCO2削減であれば、内容をまとめ易いと思います。

 発電手段は、火力、水力、原子力、その他と大別できます。

 発電手段でCO2を排出するのは、ほぼ火力発電のみでしょう。
 よって火力発電によるCO2総排出量が分かれば、CO2削減量が試算できると思います。
 ただし、実際のCO2排出量のデータの有無、日本全体のCO2排出量のデータの有無により、レポートの説得力が左右されるのが悩み所でしょうね。

この回答への補足

電力1kwhあたりのCO2排出量は(設備の建設なども含め)、石炭が975g/kwh、石油が742、天然ガスが608、原子力が22です。みなさんおっしゃるように、発電以外にも設備建設、発掘、濃縮のためにCO2排出はあるといえ、化石燃料に比べたら全然かなわないくらいの少量じゃないですか…。だから、もし全エネルギー供給量が増えているとしても、今の火力発電を全てやめて原子力発電に切り替えれば、相当温暖化防止になりますよね??なんか安易な考えしかできなくてすみません。お返事待ってます。

補足日時:2006/08/30 20:29
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 地球の人口は年々増えていますし、経済の発展もあいまって総発電量は増加の一途です。

従って1973年の94.4%よりも現在の83.1%の方が多いということも十分にありうる話です。
 下記のサイト(PDF)の67ページ図3.5.1を見ると化石燃料の割合は確かに減っていますが、70ページの表3.5.2を見ると化石燃料の使用量はむしろ増加していることがわかります。
 同83ページからは原発と温室効果ガス防止効果に関する考察が載っています。
 原子力発電では発電時のCo2の発生量はほぼゼロですが、それ以外のところではどうでしょうか。
 原子力発電の燃料である濃縮ウランは自然界にそのまま存在するものではありません。原料となるウランを発掘し、それを濃縮する段階でもCo2は発生しているはずです。
 すでに調べたかもしれませんが、もしまだであれば少し調べてみてはいかがでしょうか(それを含めてもCo2排出量は火力発電の約1/10くらいですが)。
 ウラン濃縮時のCo2排出量等のデータhttp://www.fepc.or.jp/shikihou/shikihou17/p11.html

参考URL:http://www.genshiryoku-subete.jp/book/pdf/3syou. …
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「温暖化防止はできるか」という題材で原子力発電に特化するのはちょっとナンセンスですよね(^^;



No.3さんも指摘している通り、発電所以外でも二酸化炭素は大量に排出されてます。

特に自動車や工場からの排出は非常に多いでしょう。
電力発電に特化して考えれば、火力発電より原子力発電のほうが二酸化炭素排出量は少ないといえますが、原子力発電だけで温暖化を防止するという結論にはなりません。
⇒全ての自動車を電気自動車にするほうが温暖化防止につながるかもしれません。


また温暖化をテーマにする場合は地球規模で考える必要があります。
仮に日本が二酸化炭素排出量を0にしたとしても、他国で大量の二酸化炭素を排出していたら温暖化は悪化します。

先進国では二酸化炭素排出量を削減しようと努力してますが、発展途上国では主に第二次産業(工業)が収益源となっているため、結果として大量に二酸化炭素を排出し続けます。
⇒最近の中国の石油消費量はかなり増加してるようです。

途上国からしてみれば
「先進国は昔は二酸化炭素を大量に出す工場を乱立させて発展してきたのに、自分たちが第三次産業(商業)が主流になったとたんに二酸化炭素を減らせ(=工場を減らせ)というのは自分勝手だ」
と思うでしょう。


あとパーセンテージ(割合)という言葉に惑わされて本質を忘れてるようですね(^^;
⇒No.1~3で指摘されている通りで、割合ではなく絶対量で考えてください。
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二酸化炭素の排出現=発電所と考えた上で電力需要が一定でしたら減らないのは変ですが、他の方がおっしゃっているように割合ですので一概に減るとはいえないと思います。



また、二酸化炭素の排出源は発電所以外に車などがあります。
http://www.keea.or.jp/cgi-bin/center/ondanka_03. …
二酸化炭素の総排出量を考えるには二酸化炭素の排出源を全て見る必要があります。
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No1です。



二酸化炭素についてのみかかれているのですっかり忘れてましたが、温室効果を起こす気体の中で一番影響が大きいのはH2Oです。

http://nh.kanagawa-museum.jp/kikaku/ondanka/11.h …
http://www2.odn.ne.jp/seimei/essay214.htm

宿題のテーマが「原子力発電で温暖化防止はできるか」なのでちょっと書いてみました。
余計宿題が面倒になると思うので知らなかった事にするのも手ですが。
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僕の考えでは、いくら原発を造っても、二酸化炭素は減らないです。


造っている途中の工事の車両(トラックや建設機械類)も全部化石燃料で動いてます。

結局、発電所を造るたびにその工事に掛かる車両が二酸化炭素を出すという悪循環で、解決していかないでしょう。

原発を造っても、後から出てきた核廃棄物を処理するための工場は、全部が電気で動いているわけではないです。
運ぶ機械(船や車)は、化石燃料で動いてます。

そして、原発は一年中動いているわけではないです。定期点検で2ヶ月ぐらい停めてしまいます。
年中稼働させることは可能かもしれないですが、実際には定期点検して使わないと、危なくて使えるものではないです。
定期点検するたびに、問題が見つかっているのは原発の方です。

未だ「人類は核エネルキーを完全にコントロールしたわけではない」のです。

それよりも、温暖化を防止するのには、電気を多く使わない生活をするか、
電気を使わないタイプ(節電商品)の製品を開発して切り替えていくしかないでしょう。

ですから、原発を増やすよりも、発電所を造らない方が、温暖化防止になります。
それに、発電所を造る必要があるのか、疑問な点も多いです。
工場を海外に出してしまって、産業用の電気の需要が増えるのか疑問です。

それに、発電所の設置計画も、古い計画に基づいて造られているものが多いと思います。
原発の設置工事を見ていると、何らかの理由を付けて、年々遅れているのです。
僕の住んでいる県でも、原発を造っていますがいろいろな問題があって計画が遅れています。

また、当初の計画(約40年前)では数十基の原発の設置計画があったのですが、
実際には、やっと1基原発が試験運転を開始したばかりです。

それでも、電力不足になったという話は聞かないです。

ということは、原発を増やしても、何も解決にはならないのです。
それよりも、電気を使わない商品の開発と普及を進めた方が、温暖化防止に役立つでしょう。
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CO2排出削減に原子力を増やすことは有効ですが、それだけで問題は解決しません。


いまのところ、原子力は発電だけにしか使えませんので、電力以外でのCO2排出削減も重要です。
特に、輸送用燃料(車、船、飛行機などの燃料)については、増加傾向にあるため、対策が急がれています。
ハイブリッド車などで燃費を良くしたり、植物由来の燃料(バイオディーゼルやエタノール)を使ったりすることが検討されています。(E3ガソリンなど)
参考URLはわが国のエネルギーバランスを図示したものです。参考にしてください。

参考URL:http://www-atm.jst.go.jp:8080/pict/01/01020202/0 …
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