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銅鑼(打楽器の一つ)は、叩いた直後よりも、少し経ってからのほうが音量が大きくなりますよね。
ゴワァ~ンという感じで。

これはなぜなのでしょうか?

A 回答 (2件)

 それぞれの楽器は、基本波(音楽用語で言えば基音)の上に何次もの高調波(音楽用語で言えば倍音)が混じって固有の音色を出します。

銅鑼のような打楽器の場合は、振動モードが複雑なので高調波は必ずしも倍音にはならず、濁った音になります。

 銅鑼では、弱く叩くと複雑な振動モードにはならず、そのためあまり高調波が出ず、よく聞く銅鑼の音にはなりません。ですが強く叩くと銅鑼が歪んで複雑に振動し、基本波に加えて高調波が豊富に出るようになります。

 叩いた最初は基本波(「ゴワァ~ン」の「ゴ」の音)の振幅が大きいので「ゴ」が耳に聞こえます。そのあと高調波(「ゴワァ~ン」の「ワァ」の音)が共鳴して勢いを出し、響きを増します。振動の幅(振幅)が同じなら、周波数が高い高調波ほどエネルギーが大きいので、高調波が豊富なら基本波より音が強くなったように感じます。
 そしてだんだんと振動が弱まり、「ワァ~ン」と聞こえるわけです。
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この回答へのお礼

早速のご回答に感謝いたします。
実は3日前に、(学問&教育の)音楽カテゴリに同じ質問をしていたんですが、回答が来なかったので削除して、こちら(物理)で再質問した次第です。
ご回答いただき、助かります。

「強く叩くと銅鑼が歪んで複雑に振動し、基本波に加えて高調波が豊富に出るようになる」ということを初めて知りました。
そういうことなんですね。

お礼日時:2008/02/24 01:36

ゴワァ~ンでなく


グワワァ~ン
です
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この回答へのお礼

そうですか。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/24 01:37

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