空手の「四股立ち」

自分は伝統空手を二年やっています。空手を始めた頃からの悩みなのですが、「四股立ち」を行うときに膝が内側に入ってしまい「騎馬立ち」のようになることがたまにあります。
「前屈立ち」や「猫足立ち」は完全ではありませんが思うようにできます。
なにか「四股立ち」の良い稽古はありませんか？教えてください。

No.1 回答者： Ganbatteruyo 回答日時： 2008/02/25 09:27

アメリカで使えなくてはならないとする伝統空手を教えています。

　（詳しくは私のプロフィールを見てください）

かなり厳しいことを書くことになりますが前向きに受け取ってくれる事を祈っています。

なぜ日本には「習っています。　～が出来ないのですがどうしたらいいのでしょうか」と言って「第三者」に聞くのでしょうか。

何を習っているのですか?　空手でしたよね。　その中に「四股立ち」があるのですよね。　つまり、四股立ちが出来るように習っているわけですね。　そうしているから習っているといえるのですね。

じゃ、何で、あなたのことをよく知って、あなたの癖を知って、あなたの体つきを知って、実際に何が理由でどうしたら出来るのかわかるのはあなたの先輩か師範しかいないのです。

言い方を帰れば、おなかがいたいのですがどうしたらいいでしょうか、と解決方法を第三者に聞くことのおかしさは、医者と相談しなきゃ、と言うアドバイスになるわけですね。

四股立ちが出来ないのであれば、ここではなく、先輩や師範に聞くべきことであり、その勇気がないのであれば空手のひとつの訓練として聞くべきだとは思いませんか?　このカテで、どんなアドバイスがあろうと、四股立ちへの注意事項はかけてもあなたの問題点を解決するものではないと私は信じます。　そして、もっと大切な事は、先輩や師範に自分から聞くようにすると言う自分を創っていくことなのです。

逆を言えば、あなたの先輩や師範が四股立ちが出来るように教えられない、ただ自分が出来るのを見せるだけで問題点を見つける事が出来ない、と言うのであれば、教えられない人から名前だけ空手と読んでいるものを2年間「押し付けられてきた」と言うことになります。

空手とは、自分が出来るだけなく、何か問題点を持っている後輩にその問題点を解決できるように教えることを身につける方法を言います。　空手踊りだけ出来、試合ゲームをやるだけの空手では、なぜ、四股立ちを習わなくてはならないのかも教えてはくれないでしょう。　

なぜ四股立ちを覚えなくてはならないのか教わりましたか?　型で使うから?　昇級テストで必要だから?　他にはありますか?

厳しい事を書いた事は十分わかっているつもりです。　しかし、死ぬまで空手家として生きるつもりであればもう一度読み返してください。

参考になりましたでしょうか。　分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。