あなたの習慣について教えてください!!

こんにちは。
なんとか今年医学部に入学できそうな受験生です。

僕は将来心療内科医になって、ストレスに苦しむ人々を助けたいと思っています。
しかし聞くところによると、最近は医学生の外科・小児科・産婦人科等人手不足の診療科離れが進み、リスクの少ない科へと流れてしまう悪循環が起こっているそうですね。
そういった流れもあって、精神科・眼科・皮膚科など比較的訴訟の少ない科を希望する医学生が多いと聞いたのですが・・・
心療内科も、今後飽和状態になってしまうのでしょうか?

予備校に通っているので医学部志望の友人はそれなりにいますが、みんな内科・外科・小児科などをしっかり志望していて、(心療内科志望の自分が恐縮してしまう程)志の高い友人ばかりのような気がします。
やはり医療現場の厳しい現実に接して初めて、大半の医学生がそういった志を変えてしまうものなのでしょうか。

将来心療内科が飽和状態になってしまうと聞くと、(自分本位の考え方ではありますが)今後自分が医師として満足に働けないのではないかと不安になってしまいます。
実際まだ医療の現場で働いたこともないので、全く先が見えません。
今後の医療の展望に詳しい方(もちろん専門家の方でなくても結構です)、実情をお聞かせ下さい。

A 回答 (3件)

精神科は一時期流行ったので『開業しておいしい』という時代ではなくなっていると思います。


ですが、精神科においても勤務医は依然十分にはいませんし、
精神科の患者は今後も増える(精神科の垣根が低くなるだろうから)と予想されるので、心配は不要でしょう。

ただ、心療内科となるとスペシャリティーが精神科に比べて随分劣るので、
心療内科を専門にしてしまうと精神科の中では最初にあぶれる可能性はあります。

>>医療現場の厳しい現実に接して初めて、大半の医学生がそういった志を変えてしまうものなのでしょうか。

厳しさの影響も多かれ少なかれあるでしょうが、
むしろ『他科に興味が出てきて志望科を変える』方が多いと思います。
医学生も高校生も医師の仕事なんてほとんど何も分かってないんですから、
学生の志望が同世代から見てしっかりしてそうでも、我々からすればただの憧れのレベルにしか見えません。

>>自分が医師として満足に働けないのではないかと不安になってしまいます。

No2でureds18先生も仰られていますが、仮に飽和したとしても、
きちんとやっている人は仕事にあぶれる事はありません。

今は医師は相当虐げられていますが、
やっとマスコミが気づいて騒ぎ出しましたので、次第に医師が働きやすい環境が整ってくると思います。
貴方が医師になるころにはまた随分と状況が変わっているでしょう。
医師としての可能性を狭めないように、幅広く学んでください。
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この回答へのお礼

僕も、心療内科だけ!みたいな凝り固まった考え方だけはしないようにしたいです。
幅広く、色んな科に興味を持って学んでいきたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/28 23:44

消化器内科医です。



精神科、心療内科の需要は減らないと思いますよ。それに、飽和状態になっても、それなりの能力があれば生き残れると思いますけど。ただし、お役所は医療費減額ありきで政策を進めていますので、診療報酬の削減はあるかもしれませんね。

最後に、今から専門科を決めないで、ニュートラルな気持ちで学生生活を送って、学部の6年と初期研修の2年の8年間で専門科を決めて下さい。実際に、勉強したり、診療を行う事で、抱いているイメージは変わりますからね。
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この回答へのお礼

やはり能力を磨くことが先決ですよね。
診療報酬には個人的にこだわりはないのですが。
心療内科はあくまで興味のある科、程度にとどめておきたいと思います。
当然まだ未熟な受験生にすぎないですし・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/28 23:49

躁うつ病で精神科の先生にお世話になっています。



従業員の、うつ病への取り組みは、昨今の企業ではホットトピックであり、精神科医の出番は多いと思います。

精神科医というのは、単に人の心を癒すために存在するわけではありません。統合失調症やアルコール中毒や麻薬中毒だって、精神科の範疇です。

注意しなければならないのは、「精神科にやってくる患者の中には、体の病気の見落としが混ざっている」ということです。特に大病院の場合、精神科は他分野の医師がさじを投げた患者に対する、最後のとりでの役割を担っています。私の主治医の場合、人体のことは一通り、何でも分かります。あまりに治りが悪いと思った時は、オンラインのコンピュータで過去の診療記録を確認、神経内科で行った結果を見ながら、「ははあ・・・内臓機能や自己免疫性の病気だけではなく、あらゆる感染症をいっぺんに検査したわけですね。でも、甲状腺機能のチェックが入っていません!本日は採血室によってから、お帰りください」と発言しています。また、脳神経の薬には太るという副作用があるのですが、妻から「最近、いびきがうるさいけど、肥満によって睡眠時無呼吸症候群になってない?」と聞かれてギクリとしたことがあります。主治医に相談したところ、「起きた時に頭痛はしますか?」と聞かれました。応えはNo,なのですが、自宅に戻ってからインターネットで検索したところ、睡眠時無呼吸症候群の指標のひとつとして、朝の頭痛があることを知り、びっくりしました。やはり、この医者、只者ではない、と。まあ、東大の研究科から派遣されている研究職の人ですからねえ。

精神科医のもうひとつの特徴は、実は薬理学のプロフェッショナルであるということです。優秀な精神科医は他分野における新薬情報にもアンテナを高くし、本来の目的を無視してでも、使える薬は何でも使うという行動をとります。その結果、精神疾患の患者だけではなく、正体不明な病気については、何でも対処方法を考える能力があります。例えば、典型例では、本来は心臓の薬であるβブロッカーを錐体外路症状(手が震えるなど)を止めるために処方する、精神安定剤が効果不十分な患者には抗てんかん薬を処方する、など、常人の思いもつかない薬の使い方をします。

最後になりますが、私の主治医の美徳として、ぜひ、参考にして欲しいことがあります。うつ病のような心の病を扱うにあたっては、患者に対する態度がしっかりしている人物のほうが好ましい、ということです。主治医の場合、年配の方の悩みを聞く場合は相手を人生の大先輩として立てつつ、非常に丁寧に接します。子供が相手の時は、子供目線で怖くない先生を演じます。同年代で気分障害があまり見られず、身体症状が重く、かつ、ジョークの通じる私を相手にする時は、完全にへらへら野郎の本質をむき出しにします。私が楽しんでいるので、一向にかまわないのですが。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り、患者さんの人柄に合わせて話しやすい雰囲気作りに努めるのも医師の大事な役目ですよね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/28 23:40

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