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みなさんこんにちは、わたしは製薬会社で理化学試験の業務をしている者です。

早速なのですが、一般試験の指示薬に用いられる、『デンプン試液』と『溶性デンプン試液』の違いを詳しく教えていただきたいのです。
『デンプン試液』は多くの試験で使用しますが、『溶性デンプン試液』は消化力試験の時など、使用する頻度は少ないです。では、なぜ消化力試験に用いられる指示薬は『溶性デンプン試液』でないといけないのでしょうか??
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

デンプンを水に溶かすと、分子量や構造の違いなどによって、完全な水溶液になるものと


コロイド溶液になるものがあります。

消化力試験の際に「溶性デンプン試液」を使用するとのことですが、その際、分光光度計
などで吸光度の経時変化を測定されているのではないでしょうか。
そうであれば、吸光度の変化を不規則にしかねないコロイド溶液では問題があるために、
完全な溶液となっている「溶性デンプン試液」を使用しているものと考えられます。
(コロイドが共存すると、「ヨウ素デンプン反応」によるものに加えて、「コロイド粒子の減少や
 コロイド粒径の減少」によっても、吸光度が変化する可能性が生じてしまうため、
 デンプンの分解速度に対する定量的な議論ができなくなります)

一方、デンプンの有無のみを見る場合は、ヨウ素デンプン反応さえ起これば問題ないので、
コロイド溶液であっても問題ないので、(「溶性」に限定しない)デンプン試液を使用できる
ものと思います。
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この回答へのお礼

こんばんは、どうもありがとうございます!

消化力試験の中でも、『でんぷん糖化力試験』という試験なのですが、吸光度は測定しないのです。基質溶液のデンプンと銅を反応させる試験で、逆滴定。。。になると思うのですが。。。汗

そもそも、『溶性デンプン』とは、デンプンを加水分解させたもの、とあります。デンプンには分解しづらい成分が含まれているので、実験に適さないのでしょうか??

お礼日時:2008/03/06 21:20

Googleでは


御質問の内容(教えてgoo、Yahoo知恵袋)を除いた「溶性デンプン試液」二件のみ、どちらもヨウ素デンプン反応を用いた滴定終点表示に関するもの。
「デンプン試液」では同じくご質問の内容を除くと553ヒット。これももっぱらヨウ素デンプン反応に関するもの。

ところで私が実験で過酸化物定量用に使用しているものは試薬「可溶性デンプン」溶液(加温して溶解したもの)
どこが違うのでしょうね?
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この回答へのお礼

こんばんは(*`∪`*)ノ どうもありがとうございます!

そうなんですよ。。。ヨウ素デンプン反応だったら、普通のデンプン試液で十分ですもんね。溶けるか溶けないかの違いしかないのでしょうか。

お礼日時:2008/03/06 21:09

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