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僕は日本文学を勉強しています。
「舞姫」の中の分からないことについて、皆さんにお伺いしたいと思います。

#1 豊太郎は寺の前にエリスと出会った時
「何故に泣き玉ふか。ところに繋累なき外人は、却りて力を借し易きこともあらん。」
この「外人(よそびと)」は、外国人を指しますか、それともエリスと関係のない人を意味しますか。

#2 二人はエリスの家に帰る時
人の見るが厭はしさに、早足に行く少女の跡に附きて、寺の筋向ひなる大戸を入れば、欠け損じたる石の梯あり。
こちらの「人の見るが厭はしさに」の主語は豊太郎ですか、それともエリスですか。

#3 エリスは家に豊太郎に話す時
「彼(「ヰクトリア」座の座頭)が抱へとなりしより、早や二年なれば、事なく我等を助けんと思ひしに、人の憂に付けこみて、身勝手なるいひ掛けせんとは。」
この「身勝手」は、一体どんなことを指しますか。これをきっかけにエリスを自分のものにしたがることですか、それともただエリスの願いを断ることですか。

読んでいただいて、誠にありがとうございます。
皆さんの回答をお待ちしています。お願いします。

A 回答 (2件)

#1


門外漢・外人すなわち豊太郎のことです。
#2
連文節として全体が次の文にかかるので、エリスのことです。
#3
ヰクトリア」座の座頭であるシャウムベルヒがエリスの窮状に
つけこんで言い寄って来たことです。
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この回答へのお礼

すっきり答えてくれて、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/07 22:33

私はその小説を読んでいませんが、


おそらく

「何故に泣き玉ふか。ところに繋累なき外人は、却りて力を借し易きこともあらん。」
この「外人(よそびと)」は、外国人を指しますか、それともエリスと関係のない人を意味しますか。
★泣いているのはエリスであり舞台は外国で
外人は豊太郎のことでしょう。
自分が力になってあげるよという脈絡です。

「人の見るが厭はしさに」の主語は豊太郎ですか、それともエリスですか。
★人に見られたくないから早足に行く少女、なので
主語はエリスです。

「身勝手」は、一体どんなことを指しますか。
★引用が足りないのでわかりませんが、
弱みに付け込んで要求を出す事なので
「エリスの願いを断ること」ではありません。
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この回答へのお礼

答えていただいて、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/07 22:20

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