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わたしは、両足の特発性大腿骨頭壊死を発症して6年になる者です。
(SLEという特定疾患を患っており、ステロイド治療の影響との説が濃厚ですが、未だはっきりしたことはわかっておりません。)

壊死自体が、荷重部の2/3に達すると手術(人工関節や骨きり手術など)の目安になるのですが、わたしの場合微妙で2/3弱といったところです。

2/3以下でも、骨頭が潰れてくると手術になるらしいのですが、今のところ骨頭が潰れてはいません。

しかし、ここ数ヶ月の間に痛みがひどくなってきて(無理な運動や荷物を持つなどはしていません。)、日常生活にも支障がでてきました。

主治医いわく、必ずしも骨頭の潰れと痛みは比例するものではなく、骨頭が横ばい状態でも痛みが強くなることはあるとのことです。

前置きが長くなってしまいましたが、わたしのような場合(人工関節ではないし、手術も受けていない。骨頭も潰れていない。しかし壊死はしていて痛みがひどい。)障害者手帳の交付対象にはならないのでしょうか?

それとも、主治医に所定の申請書を記入してもらえれば、交付されるレベルなのでしょうか?

インターネットで調べたところ、身体障害者手帳7級に以下のような記述【# 1下肢の股関節、膝関節又は足関節のうち、いずれか1関節の機能の軽度の障害】があったので、わたしも該当するかもしれないと思い、質問させていただきました。

また、身体障害者手帳について詳しいHPがありましたご紹介お願いいたします。(当方20代大阪市在住です。自治体によっても違うのでしょうか?)

SLEと特発性大腿骨頭壊死の両方で、近頃毎日が辛いので、福祉面での助けを得られるととても助かります...。

お詳しい方、どうぞご助言くださいませ。

A 回答 (4件)

身体障害の認定基準には全国統一の指標があります。


「身体障害認定基準及び認定要領」というもので、身体障害者障害程度等級表による等級区分認定の具体的基準を実に詳細に定めています。

■ 身体障害認定基準(平成15.1.10 厚生労働省通知 障発第0110001号)
http://www.pref.osaka.jp/shogaifukushi/news/nint …
■ 身体障害認定要領(平成15.1.10 厚生労働省通知 障企第0110001号)
http://www.pref.osaka.jp/shogaifukushi/news/nint …
■ 両者の疑義解釈(平成15.2.27 厚生労働省通知 障企第022001号)
http://www.pref.osaka.jp/shogaifukushi/news/gigi …

7級は、単独では障害として認められません。
指数を0.5として換算するためです。
指数1以上で初めて障害として認定されるため、7級相当の障害が2つ以上あって初めて、6級(合計指数=1)として認定されます。
ちなみに、各等級ごとの指数は、1級=18、2級=11、3級=7、4級=4、5級=2、6級=1、7級=0.5です。
複数の障害がある場合には、原則としてそれぞれの障害の指数を合算し、合計指数によって総合的な障害等級を割り当てます。
但し、合計指数の計算方法は実際にはかなり特殊で、かつ、一定の上限があるため、単純合計とはなりません。
肢体不自由の場合には、右上肢・左上肢・右下肢・左下肢・体幹それぞれで障害程度を認定するとともに、これらを総合した等級も割り当てることができます。

障害認定に関する医師の診断書は、身体障害者福祉法による指定医に記載してもらわなければなりません。
所定の様式になっており、最寄りの市区町村の障害福祉担当課で入手できます。また、指定医のリストもそちらにあります。
指定医は、学会の認定医などとイコールではありません。
また、必ずしも主治医でなくともかまいません。
一般には、身体障害者更生相談所(実際には、都道府県にある公立の身体障害者リハビリテーションセンターのことです。診療科ごとの指定医がいます。)という機関を通して認定を受けることが必要となるため、そちらに予約を入れて障害認定のための診査を受ける、といった段取りになります。

その他、既にご存知とは思いますが、SLE(全身性エリテマトーデス)は、厚生労働省指定の特定疾患治療研究事業対象疾患の1つですから、医療費の助成を受けられます。

■ 特定疾患治療研究事業の概要、医療費助成の手続方法としくみ
http://www.nanbyou.or.jp/what/nan_kenkyu_45.htm

SLEは、腎臓疾患(ネフローゼ)などをはじめとするいくつもの合併症を引き起こしますが、もしもそれらの障害を併せ持つ場合には、より身体障害者手帳が取りやすくなり得ますので、そのことは頭に入れておいたほうがよろしいかと思います。
なお、腎臓疾患などの内臓障害については、別の指定医による障害認定が必要です(診療科も違いますし、所定様式も違います。)。つまり、障害の種類ごとに別々の指定医による診査を受けることとなります。

大腿骨骨頭壊死では、単に疼痛がひどいだけでは認定対象とはなりません。
関節可動域や残存筋力などを整形外科学会基準にもとづいて測定した上で、障害等級が認定されます。
さらに、ステロイドによる大腿骨骨頭壊死が起こった、という因果関係を医学的に証明し、その書面を添付したりしなければなりません。
人工関節や人工骨頭への挿入・置換が行なわれた場合にはその時点で3級になり得ますが、そのような手術をまだ受けていないには、正直申し上げて、障害認定はたいへん厳しいものがある、ということをご承知おきください。
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この回答へのお礼

専門家の方からのとても詳細かつ明解なご説明いただきありがとうございます。

やはり、現在の状況では厳しいのですね。

正直、難病と足の痛みを抱えながら、いろいろと手を打つにはある程度の可能性が見込めない限り、今の私にとっては辛いものがあります。
(こんな弱いことをいっていては頑張っておられる方に申し訳がたちませんが...)

現実を的確にご教授くださり、誠に感謝いたします。
ありがとうございました。;

お礼日時:2008/03/21 01:03

私は1下肢切断で身体障害者手帳3級を発行していただいています。



まず、ご質問の障害についての知識はありません。
よって身体障害者手帳の何級が発行されるか、または対象にはならないかと言う事も分かりません。

身体障害者手帳を交付してもらう場合、あなたのかかっておられる医師ではなく、都道府県の指定した「指定医」の診断を受ける必要があります。

あなたの主治医がそうか、又は同病院内にその「指定医」が居るかの確認もしておいた方がいいでしょう。

何はともわれ、あなたが身体障害者手帳の事を考えていると言う事を主治医に相談なさったらいかがでしょうか。
例え指定医でなくとも、同じ医師としての知識はあるでしょう。

場合によっては、指定医への意見書など添えてくれるかもしれません。
まずそれからだと思います。

あと、>福祉面での助けを得られるととても助かります...。

なんですが、軽度の等級ですと過分な期待はしない方がよろしいかと。
3級でも普通に就業している限りは、目立った助成はありません。
(助成に関しては、市町村のホームページで確認できます。)

それと頑張ったからと言って、7級相当のものが1級や2級にはなりません。
不正を働かない限りは。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

等級を必要以上に求めるつもりはございません。
ましてや、不正に手を染めるつもりも絶対にありません。

また、福祉面などでも過度な期待もありません。
もちろん手厚い福祉を受けられるに越したことはありませんが...。

特定疾患受給者証の交付を受けている経験から、金銭面のみならず公的な証明というのはもらえるに越したことはありません。

今以上に、症状が重くなることを踏まえるとなおさらです。

指定医について、詳しく調べてみようと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/21 00:57

その辺りは微妙な線ですので、自治体によって変わります。


ちょうど境目なので。

知り合いは、あなたと同程度の障害で手帳をもらいましたが、出ないことの方が多いようです。
ただ、手帳が出るとその後の人工関節や骨きり術などで補助でる場合があるので、できることなら取っておいたほうがいいです。
更正医療といいます。

手帳が出るのは6級からで、7級は7級の障害が二つ以上あった場合に6級に格上げするための等級なので、
7級に該当しても手帳は出ません。

障害者の申請は主治医ならいい訳ではなく、指定医による診断となります。
大きな病院なら、たいてい指定医になっていると思いますが。

等級などの区分は法律によって定められているので全国一緒ですが、
その認定基準などは微妙に異なるようです。
人工関節入れるなど、誰から見ても明らかなものは別ですが。

ただですね、1級、2級なら公的補助もありますが、
それ以外(2種区分の等級)の場合は、手帳を取ったからといって生活支援などは無いので、
生活が楽になるということはありません。
まずは、お住まいの市区町村役場の福祉課で相談してください。
ここで解決できる問題ではないので。
http://www.city.osaka.jp/welfare/index.html
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この回答へのお礼

とてもご丁寧なご回答ありがとうございます。

更正医療という知識、大変勉強になりました。
今現在のことだけでなく、将来的にも交付してもらうに越したことはないという思いが増しました。

等級の件、7級×2つで初めて6級になるのですね。
私の場合、【1下肢の股関節、膝関節又は足関節のうち、いずれか1関節の機能の軽度の障害】×両足股関節となるので7級×2となる可能性が少しでもあるという解釈でよろしいのでしょうか?

1級や2級のという手当てや手厚い補助は期待はしていないのですが、少しの福祉サービスでも、難病を併発しているわたしにとってはありがたいのです。
また、公的な手帳を持っていると周りの理解も得られやすいのです。(心の中まではもちろんわかりませんが、少なくとも無理なことを強いられることはありません。)

主治医はとても良い方なのですが、Lupinus2さまもおっしゃっておられますように、おそらく無理だと思っているのか、消極的です...。

だからこそ、主治医や行政に対してお話させていただく際の知識を少しでも得たいと思いこちらに質問させていただきました。

お礼日時:2008/03/19 21:53

その医師は、大病院の、認定医ですか。

認定医に、直接受診してもらわなくても、副部長、その他の,医師に、日常生活に支障が出て、自分ひとりで、生活、行動ができない。と訴えるべきです。しつこく。そして、2級以上をもらってください。医療費がただになります。どうも、いろいろ聞いていると、生活保護、身障者の認定に、消極的で、税金の、切りつめをやっているようで納得できないです。医師に、なぜと言う、説明など、しつこく、聞いてください。うまくいくかもしれません。気を落とさず、頑張ってください。
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この回答へのお礼

主治医は右記認定医です。(・日本内科学会指導医、認定医・日本リウマチ学会専門医・日本リウマチ財団登録医・日本医師会認定産業医)

整形外科系の認定医ではないのですが、良いのでしょうか?

主治医は、とても思いやりのある良い方なのですがあまり積極的ではない印象を受けます...。

日常生活に支障はでておりますが、会社にも今のところ勤務できています。(仕事ができる状態で高い等級を得るのは、難しいですよね。)

少しでも福祉サービスを受けられたり、また何かあったときに公的な証明は本当にありがたいものなのです。(SLEの方での特定疾患受給者証でありがたさが骨身に沁みています。)

励ましのお言葉、本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/03/19 21:38

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