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私は、コロニー数を「cfu」、菌体数を「個」と表記すると理解していたのですが、菌の試験のプロトコールに、48時間培養後に1mm程度のコロニーを3個取って1mlの希釈液に混ぜると10の8乗cfu/mlとなる。
これを希釈していき、評価には10の3乗cfu(cfu/mlではありません)を用いるという記述がありました。
ここでは、なぜ菌体数をcfuで表しているのでしょうか?
また、これはポピュラーな表現なんでしょうか?

A 回答 (4件)

全ての菌が必ずコロニーをつくるとは限りません。



ポピュラーというより、普通はこれを使うと思います。

この回答への補足

cfuがコロニー数なら、コロニー3個を希釈したら10の8乗個/mlになるというなら理解できるのですが・・・
なぜコロニーを希釈して菌をバラバラにしているのにcfu/mlとなるのでしょうか?

補足日時:2008/04/09 23:55
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>cfuがコロニー数なら、コロニー3個を希釈したら10の8乗個/mlになるというなら理解できるのですが・・・



cfuはコロニー形成ユニットです。コロニー3個で10の8乗個/mlいるとしましょう。これをプレートに撒いたとき、10の7乗コロニー/mlだったとしたら、10分の1のプレーティング効率ということで、10分の9はコロニーを形成できなかったということです。

現実には100%がコロニー形成する(これだけを考えていませんか?)のや、10%がコロニー形成するのがいるかもしれないということです。そのプロトコールは、コロニー形成能のみを言及しているのだということです。
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この回答へのお礼

それぞれの希釈液のコロニー形成能ということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/15 13:57

大雑把に言って、調製した菌液中の細菌は以下の状態のものが存在すると考えられます。


1)コロニーを形成するもの
2)目視できない微小なコロニーを作るもの
3)死んではいないが、コロニーを形成できないもの
   (培養時間を延ばしたり、何かのきっかけで増殖する可能性あり)
4)死んでしまったもの
「cfu」はあくまでも、特定の条件で発育する1)を数えているに過ぎません。
1)のほかにも2)3)4)を含んでいると考えた方が良いです。

「評価には10の3乗cfu(cfu/mlではありません)を用いる」については、
その実験系において、その菌数を使っているということであり、
9.9mlのサンプルに10の4乗cfu/mlの菌液を0.1ml加えるといったようなことかもしれませんし、試験によりいろいろ考えられます。

ある平板に100個のコロニーが発育すれば「100CFU」であり、それが100倍希釈液を0.1ml塗抹した培養物であれば、
元の菌液の濃度は「10の5乗cfu/ml」ということです。
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この回答へのお礼

いままでcfuをコロニーの数だと勘違いしていました。
コロニーを形成する能力のある単位数ということですね。
丁寧で分かりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/15 14:01

この実験では、菌を培養してできたコロニーの数だけを数えていて、実際の菌数は一度も数えていないためです。


コロニーができる前に死んでしまった菌がいるため、菌数=コロニー数ではありません。
菌数を正確に知りたいなら顕微鏡で数えなければなりませんが手間がかかるので、普通はコロニー形成数で表されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/15 14:02

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