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先月、私の弟が逮捕されました。
容疑は猥褻DVD・販売目的容疑です。オークションで無修正のDVDを会社員に販売した事。
(先週に釈放され、罰金刑、無起訴処分でした)
その際、兄の部屋にアダルト雑誌、性癖なのか女性下着があり、警察に押収されていました。
この内容は、TVのニュースでも流れ、アダルト雑誌、女性下着を所持していた事も警察の許可で
流れました。
TVの映像には、パソコン・アダルト雑誌・女性下着が大きく映し出されていました。
私達家族はとても驚きました。
この事に関して、弟は「猥褻DVDを売った事は、本当に社会に対し反省している、
しかし、何故、犯罪内容と関係の無い事柄や、下着を所持していた事まで世間に流されなければ
ならないのか?これでは酷すぎる、秘密にしておいて欲しかった」と、警察を憎んでいます。

私も家族として、兄にそういった趣味があった事は驚きましたが、
社会復帰をしようとする家族に対して、警察のこの「見せしめ」のような行為は許せる事ではありません。
パソコンだけで十分であった筈です。
正直、本来の猥褻DVDを販売した行為より、下着などの性癖があるということを世間に広められた
事に対し、弟は後ろめたい気持ちのようで、未だに前向きになれない様子です。

質問は、
・今回の警察の処置(報道)は適切であったのか?
・こういう場合の警察に対して家族、もしくは本人が法的に慰謝料を請求する事は出来るのか?

という2点です。
他者からみるとばかばかしい質問かと思いますが、弟が本当に苦しんでいます。
法的な処置が可能かどうかご相談受け賜りたく思います。
何卒よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

法的な話はNo.4さんの回答が完璧だと思います。


で、(珍しく)ちょっと違う視点で…

これは、警察が問題だ、マスコミが問題だ、ってのは一次的にはそうかもしれないけど、
いちばん問題なのは、こういうやり方を淘汰する力のない我々国民なんですよ。

欧州(私が知っているのはフランスとイギリスだけですが)では
そもそも事細かい犯罪報道自体やりませんし、
(マクロな視点での犯罪問題は扱いますけどね)
アメリカでは、公開指名手配されている容疑者の顔こそ映し出されますが、
犯罪にかかわる報道は犯罪現場の中継くらいでしょう。

必要以上に社会的に糾弾され、追い詰められた人が次にとりうる行動は…
とか、「こんな風にすれば有名になれちゃうのかな」なんて変態的な考え方を持つ人にしてみれば、って考えたら、
(実際、ホーム突き落とし事件はそうだったんじゃない?)
このような報道姿勢は犯罪の抑止効果以上に量産効果を生み出しているんじゃないか?とすら思えます。

マスコミは世の中が平和では困ります(書くネタがなく、儲からない)からね。

私はこういうことがなくなるようにするには、根本的に民衆の意識を変えないとだめだと思うんです。
そして、今はインターネットでだれでも意見を発することができるようになっている、
マスコミに絶対に言えないような(マスコミはお客さんである読者層を批判することは絶対にない)
意見も言える時代なんで…

使えるものは上手に使っていきたいと思っている次第です。
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この回答へのお礼

ご意見をありがとうございました。
皆さんの意見を頂き、少なからずもやもやしていたものが晴れました。
正直、報道の自由、視聴者の知る権利というものに対し、犯罪者の
救済処置、人的なプライバシーの保護というものは無いようです。
猥褻DVDの販売の動機として性的嗜好が背景にあったとしても、人間的に犯罪者の社会復帰を願うものならば、直接関係のある押収物のみで
十分であったと私は未だに思います。
他の方もこういった心境は、家族が当事者にならない限りは理解できないと思います。
此処で私が吠えていても現状はどうなるものでもございません。
今回相談させていただいた事は、非常に参考になりました。
回答いただきました皆様ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/26 10:31

ご家族の心情としては、理解できる点もありますが、あえて問題の所在を挙げるとすれば、その主体は警察よりも報道機関にあると思います。



まず、警察の捜査においては、裁判官が発布した捜索令状に基づいて、その被疑事実に関する証拠品を押収します。ただし、当該犯罪と直接に関係ある物かどうかを現場で判断するのは困難なため、何らかの関係があると思われる物を一括して押収するのです。この場合、猥褻DVDの販売の動機として性的嗜好が背景にあると推測すれば、それに関連する嗜好品を押収することは許されます。
その後の捜査の進展によって、結果的に犯罪とは無関係だと判明したのであって、パソコン以外の押収についての違法性は乏しいです。もちろん、被疑事実と全く関係のない物の押収は違法です。

そして警察は、押収品も含めた捜査の内容を報道機関に発表します。
質問文で、警察が報道を許可した云々とありますが、この認識は妥当ではありません。報道の自由の見地から、警察が報道内容をコントロールすることは許されないのです。
警察発表を受けて、どの範囲で報道するかは報道機関自身が判断します。
したがって、略式起訴で罰金刑という罪状に比べて、報道によるプライバシーの侵害が甚だしいと思うならば、報道機関に異議を申し立てるのが本筋かと思います。
これに対応する第三者機関として、「放送倫理・番組向上機構」の下部組織である「放送と人権等権利に関する委員会」があります。ここでは、放送番組で人権侵害を受けたと考える者による申立てに基づいて、実際に人権の侵害があったかどうかを検討します。
まずは、ここの相談窓口に問い合わせたらどうでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E9%80%81% …

結局、警察の捜査自体に特段の違法性は認められないので、損害賠償の訴訟を起こしても、勝訴する可能性は皆無に近いです。
報道機関によるプライバシー侵害の観点から、救済を申し立てる方が賢明です。
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この回答へのお礼

ご意見をありがとうございました。
皆さんの意見を頂き、少なからずもやもやしていたものが晴れました。
正直、報道の自由、視聴者の知る権利というものに対し、犯罪者の
救済処置、人的なプライバシーの保護というものは無いようです。
猥褻DVDの販売の動機として性的嗜好が背景にあったとしても、人間的に犯罪者の社会復帰を願うものならば、直接関係のある押収物のみで
十分であったと私は未だに思います。
他の方もこういった心境は、家族が当事者にならない限りは理解できないと思います。
此処で私が吠えていても現状はどうなるものでもございません。
今回相談させていただいた事は、非常に参考になりました。
回答いただきました皆様ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/26 10:29

弟さんの所持品を押収された、ということは「事件と関係あるから押収した」んですよ。


販売した、また販売目的の所持ということは在庫があった可能性があったということですから、それらしきものは事件とは無関係じゃないですよね。販売していたしていないに関わらず。結果論ですから。
例えば押収した品物を手に入れたルートと、販売目的で手に入れたDVDの入手ルートが同じである可能性などもありますよね。普通、調書を作成したらそれを裏付ける捜査を行う必要がありますから。
押収品は慣習的に報道されます。例えば、猟奇殺人を犯した犯人が、猟奇殺人事件を取り扱った映画を持っていたため、影響を受けた可能性があるなど。よくある報道です。あなたの弟さんの場合も同じです。
精神的な影響を受けたのか、受けていないのか、専門家でもないのに判断できますか?

また、警察が報道しろと指示したわけではなく、視聴率が取れて金になるとマスコミが判断したものを報道するわけで、また報道の自由というのは憲法で認められた権利のひとつです。弟さんの人権もあるでしょうが、視聴者の知る権利もまた、憲法で認められ、すべては平等なんです。じゃ、その中で、どのように優先順位を決めるかということになると、やはり善良な国民を犯罪行為の被害者にならないようにすることです。報道をし、犯罪抑止に努めることも、またひとつのマスコミの役割なのです。あなたの弟さんがこれに懲りて、もう犯罪を犯さないと決意するだけでも、被害者になる可能性がある多くの人が救われます。
今回は、被害者などいないとお思いかもしれませんが、被害者のない犯罪などありません。販売する人がいなければ、買う人はいない。その循環は止まらないかもしれない。わかりますよね?

しかも、そういった社会的制裁を受けていることは、判決に多少なりとも影響していて、そのことで罰金刑で済んだということも考えられます。(不起訴というのはありえません。起訴しなければ罰金刑になりませんから。)
苦しみながらも更生することが、また罰のひとつであるという考え方です。
市役所には5年間、履歴が残り、警察や検察には死ぬまで履歴が残ります。履歴書の賞罰欄には記入しなければなりませんし、弟さんの子などが警察官になりたいと思ってもなれない可能性すらあります。犯罪を犯すというのはそういうことです。
身近な人が犯罪者になると、とたんに日常のように感じられてしまう人が多いようですが、実はとんでもないことなのですよ。
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この回答へのお礼

ご意見をありがとうございました。
皆さんの意見を頂き、少なからずもやもやしていたものが晴れました。
正直、報道の自由、視聴者の知る権利というものに対し、犯罪者の
救済処置、人的なプライバシーの保護というものは無いようです。
猥褻DVDの販売の動機として性的嗜好が背景にあったとしても、人間的に犯罪者の社会復帰を願うものならば、直接関係のある押収物のみで
十分であったと私は未だに思います。
他の方もこういった心境は、家族が当事者にならない限りは理解できないと思います。
此処で私が吠えていても現状はどうなるものでもございません。
今回相談させていただいた事は、非常に参考になりました。
回答いただきました皆様ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/26 10:35

 なんで兄が出てくるの?



警察は適切、慰謝料を求める事はできない事実なんですから

犯罪をおこして色々と書かれる報道されるのは仕方がありません
犯罪者に人権なんてありませんって(^_^;
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この回答へのお礼

事件内容と関係の無い事をかかれる事も、
「犯罪者に人権などない」という一方的な理由で
家族、本人も黙認するほかないんでしょうか。

>>警察は適切、慰謝料を求める事はできない事実
何がどう「事実」であるのか法律的な解釈を求めます。

お礼日時:2008/04/25 23:35

弟と兄の区切りがわかりません。


弟の起こした事件により、兄の所持品まで押収されてしまったということですか?

この回答への補足

すみません、兄×→弟○です。
訂正いたします。

補足日時:2008/04/25 23:28
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