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大阪ではハイカラうどん(そば)のハイカラは天ぷらの揚げ玉(いわゆるカス)のことを指すと思うのですが、ここで言う「ハイカラ」とはどういう意味、語源なのでしょうか?
自分としては昔は、うどんのトッピングとして「揚げ玉」をのせることが
「斬新」なアイデアであったとか、「カラっと揚がった(high カラっと(?)」天ぷらのタネとか
そんな意味なのかなと漠然と考えていたのですが、ここでハッキリさせてもらえればスッキリするのですが・・ご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
つまらない質問かもしれませんがよろしくおねがいします。

A 回答 (8件)

蕎麦史研究の泰斗、新島繁(1920~2001)の著書をかたっぱしから当たってみましたが判りません。

判ったのは、大正時代に東京でいう「たぬき」を大阪では「はいから」と言っていたということ。

ネットでも調べたところ横浜に「はいから」の元祖というおそば屋さんがありましたが、昭和20年代創業ということなので、真に元祖とは言いがたいようです。

なぜ東京でいう「たぬき」が大阪で「はいから」に化けたか、推測の域を出ませんが、大阪では油揚げをのせたそばを「たぬき」というので混乱を防ぐため「はいから」と言い換えたのではないかと。

では何故「はいから」なのか。
新島先生ですら判らなかったことですから私のような凡人にわかる訳もないのですが、ただ大正という時代は「ラジオ焼き」みたいな奇をてらったネーミングが流行した時代ではありました。
http://www.dik.co.jp/seken/PRO/taisyo.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。また、熱心にお調べいただいたようで
本当に感謝いたします。

大正時代に名づけられたとしますと、
「大衆」とか「自由」「(暇、余裕のある)文化」のようなイメージを持つこの時代に、
大阪人が(普段は客にはださなかった)「てんぷらのカス」を
メニューとし、それに「“粋”な名前をつけた」のは商売上手と言われていた
大阪人ならではの発想・・・

皆様からのご回答を少しずつあわせてこのあたりの推測をして納得しようとおもいます。

お礼日時:2008/05/05 22:02

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
昔の質問に似たようなのがありましたが。

こんな感じじゃないのかな。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
リンク先の内容をより詳細にしたような
回答がほしかったのですが、
どうやらはっきりとはわからないようですね。

お礼日時:2008/05/05 22:04

はじめまして。



No.4とNo.5の方々の回答、興味深いですねぇ~。
とっても面白く拝見しました。勿論、あなたのご質問も
素晴らしいです。

私は東京出身、かつアメリカ在住で日本とは殆ど縁のない
生活をしているので、楽しく拝見させていただきました。

「ハイカラ」ってなんだか耳に心地良い名前ですね。
東京じゃ単に「たぬき」です。こいつは油揚げを使った「きつね」に
対抗して付けられた名前で、これが江戸っ子のユーモアなんだと
思います。

揚げカスから「ハイカラ」って名前を思いつくのは大阪っ子独特の
ユーモアな気がしますね。「揚げ」→「ハイ」、それに揚げカスは
「カラ」っと揚げてないと、おそばの汁はギトギトの油っぽい物に
なってしまいます。「ハイカラ」って素敵な命名ですよね。

大阪商人が名づけた商品が沢山あると聞いた覚えがあります。

例えば「ステテコ」。元々あった男性用の下着を夏用に膝丈に短くし、
膝から下の部分を切って「棄てた」ので「棄てておこう」。これが
変じて「ステテコ」と命名されたと聞いた事があります。
他には「カッターシャツ」。これは英語ではありません。
確か大阪商人がスポーツチームの試合用ではなく試合以外の公式の場
でのユニフォームとして作ったシャツで、語源は「勝った!シャツ」。

なんだか大阪らしくって楽しいですよね♪
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

「ステテコ」や「カッターシャツ」の語源、楽しく読ませていただきました。

>「揚げ」→「ハイ」、それに揚げカスは
>「カラ」っと揚げてないと、
そうですよね。やはり言葉そのものの意味だけでなく
言葉の響きもつ印象なども込められている気がしていましたが、
改めてその思いを強くしました。

お礼日時:2008/05/05 22:17

小生関東者でして「ハイカラうどん(そば)」と言う言葉を始めて知りました。


そして勝手な想像を掻き立てられました。

一般的には「天麩羅かす」→「天かす」または「揚げかす」と言いますが、「かす」はその通りだが失礼な言い方だと普段から思っていました。
美味しい天麩羅を作った時の立派な協力者の姿ですよ。

食文化の進んだ大阪の方は失礼な言い方を、親しみある言葉に転換させたのでしょうね。
「天/揚げ」→「高い/上げ」→「上の方」→「HIGH」→「ハイ」に到達。
さらに「かす」→「中身が無い」→「空または唐」→「カラ」に到達。

結論は合算して「ハイカラ」。
以上、勝手に楽しませていただきました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

>美味しい天麩羅を作った時の立派な協力者の姿ですよ。
おっしゃるとおりですね。
天麩羅専門店などでは「天かす」を無料や安価な値段で
分けてもらえるお店もありますが、
そのような場合は自宅に持ち帰り、大事に食べさせていただきますが、
お店にとってはやはり売り物にならないことが多いのでしょうね。

そのような食材をメインとしたメニューにあえて「はいから」とつけてしまう大阪人って面白いなと思いましたし、
おっしゃるように「合算して「ハイカラ」」とおっしゃるくだりも
面白く読ませていただきました。
これはうどんに限る話になってしまいますが、
日本にうどんがはいってきたのは「「空海」が「唐」から
その製法を持ち帰ったのがはじまり(伝説レベル?)」とこの度の質問について調べるにあたり知ることとなりました。

はたしてそこまでの意図がこのネーミングにあるかどうかは
疑問ですが・・・

みなさんのご意見の少しずつが答えに近づいてるようで
とても楽しませていただいています。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/05 22:46

気になって探してみました・・・・



おそらく、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
ここにあるように、
かつては斬新なアイデアのことをハイカラと言っていたことが
正しいような気がします。
つまり当時の関西のうどん屋(そば屋)には天かすを入れることが、
斬新だったのではないでしょうか。
天ぷらではないし、「天かすうどん」だと安っぽい。
大阪人らしい商売根性のあるネーミングかと思います。
注文する方も、「ハイカラ」というと気恥ずかしくなく
堂々と頼めてしまう不思議なニュアンスがある言葉です。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

この回答への補足

>>いわゆる関東圏の「たぬき」(そば、またはうどん)は味付けのない、
刻んだ薄揚げをトッピングしたものが「きつね」

すいません!!!完全にタイピングをミスしています。

いわゆる関東圏の「たぬき」(そば、またはうどん)は味付けのない、
刻んだ薄揚げをトッピングしたものが「たぬき」

です。。

補足日時:2008/05/05 00:22
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
この質問で今までで一番近い回答をいただきました!!!
ごめんなさい、、「不思議なニュアンス・・・」
そこまでは推測してました。。
言葉足らずでしたね。。

参照のページを拝見しました。
私は大阪生まれで、長らく大阪に住んでおりましたが、「きつねうどん((もしかして、というかお店によって「たぬき」)そば)」は甘く煮炊いた薄揚げを指し、いわゆる関東圏の「たぬき」(そば、またはうどん)は味付けのない、
刻んだ薄揚げをトッピングしたものが「きつね」
だとはなんとなく、わかっていたのですが、

大阪人がナゼ、揚げ玉を「ハイカラ」と名づけてしまったのか、
もし、「ニュアンス」だけだとしたら、そのあたりの
「根拠」となる歴史、とか言われが知りたかったのです。
ご回答、本当にありがとうございました!!

お礼日時:2008/05/05 00:05

http://gogen-allguide.com/ha/highcollar.html

検索エンジンは有効に使おう。

この回答への補足

ご回答ありがとうざいます。
言葉足らずだったかもしれませんが、
どうして、もし、「揚げ玉=ハイカラ」だとすれば
そのようなネーミングになったのか、もし「時代背景」が
あるとすれば、そこを知りたかったのです。

補足日時:2008/05/04 23:35
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃる意味はわかるのですが、私がわからないのは
もし「揚げ玉=ハイカラ」だとすればなぜ揚げ玉がハイカラ
なのでしょうか?
すいません、言葉足らずだったかもしれませんが
そこが知りたいのです。

お礼日時:2008/05/04 23:17

ハイカラとは、


西洋風の身なりや生活様式をする様、人物、事物などを表す日本語の単語。
明治30年代に始まる流行語・俗語で、大正期から昭和前期までは特に
盛んに用いられた。

語源は、
明治期の男子洋装の流行であったハイカラー(high collar、高襟)の
シャツからといわれている。
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この回答へのお礼

すいません、同じ答えになってしまうのですが、
おっしゃる意味はわかるのですが、私がわからないのは
もし「揚げ玉=ハイカラ」だとすればなぜ揚げ玉がハイカラ
なのでしょうか?
揚げ玉がどうしてハイカラだった(そういう存在)
だったのかが知りたいのです。
すいません、言葉足らずだったかもしれませんが
そこが知りたいのです。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/04 23:19

ハイカラ:語源は明治期の男子洋装の流行であったハイカラー(high collar、高襟)のシャツ。

この回答への補足

気持ちを落ち着けて考えたのですが、ハイカラうどんって明治期に
できた、いわゆる「てんぷらうどん」「かきあげうどん」など、まだ存在していない時に生まれたということでしょうか??

補足日時:2008/05/04 23:25
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この回答へのお礼

おっしゃる意味はわかるのですが、私がわからないのは
もし「揚げ玉=ハイカラ」だとすればなぜ揚げ玉がハイカラ
なのでしょうか?
揚げ玉がどうしてハイカラだった(そういう存在)
だったのかが知りたいのです。
すいません、言葉足らずだったかもしれませんが
そこが知りたいのです。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/04 23:20

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