これ何て呼びますか Part2

HPLCの溶媒ピークについて質問です。現在、あるサンプルをUV検出器を利用してHPLC分析おこなってます。移動層はアセトニトリルと水&0.1%リン酸のグラジエントです。サンプルはメタノールに溶解して10μLでインジェクトしてます。標準曲線のR2も0.95以上の値がでてます。
何が疑問なのかというと、メタノールのみでインジェクトした時(気になってやってみました。)、メタノール溶媒のピークが標準サンプルのピークとまったく同じ場所に同じようにでてしまうのです。ピークAreaは標準サンプルの0.01mg/mlと同じくらいの値です。これはどうしてでしょうか?シリンジをよく洗浄しても同じようにサンプルとほぼ同じ場所にピークが検出されます。原因がよくわかりません。

ご教授お願い致します。

A 回答 (3件)

アセトニトリルに溶けない,メタノールに溶ける.


ってことは,ふつうに考えれば極性が非常に強いってことです.
現状,どのくらいのカラムでどのくらいのリテンションタイムなのかがわからないのでなんとも言えませんが,非常に初期に,というか,保持されずにスルーで出てきてるんじゃないですかね.
そういうのは,HPLC の分析条件としては普通はアウトなんですが,まあ,試料中の共存物は保持され,ターゲットは保持されないという条件でも,見かけ上は測定できますが,保持されない共存物はみんなかぶってしまうので,ふつうならそんな条件で出された分析結果は誰もまじめに取り合いません.
溶離液の極性をもっと落とす,それでは溶けないというならそもそも逆相分析自体が無理というか.
あるいは弱酸系ならリン酸の添加プログラムとかで調整できるかもしれませんが.
これ以上は実データを見ないとアドバイスのしようもありません.
少なくとも,これまでの内容からは分析条件から再検討するべきだと思います.
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まずはこちらを


http://www.an.shimadzu.co.jp/support/lib/lctalk/ …

つまり,おおむね 260nm あたりより短波長での検出をするなら,試料調製にメタノールを使うのはそもそも不適ということ.
メタノールと分析ターゲットがカラムでちゃんとわかれるならいいけど,今回はそうではないってことでしょう.
移動相から見て逆相分離のつもりなんでしょうけど,#1 の指摘通り,ターゲット自体,カラムに保持されてないと見るべきでしょう.つまり,試料調製をアセトニトリルや溶離液にしたところで,そもそもの分離条件も不適当ってことです.グラジエントも,このターゲットについては今の状態では意味がありません.

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。UV波長は350nmで行ってます。カラムは回答者様のおっしゃる通り逆相です。#1様の補足にも書いたとおりですが、標準サンプルがアセトニトリルに溶けないのです。やはりメタノールを使うことがよくないようですね。他の分離条件や何かよい解決法があれば教えて下さい。
よろしくお願いします。

補足日時:2008/05/11 19:51
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ソルベントピークと同じ位置に出るということは、


ほとんど保持されず、カラム中を素通りということになります。

サンプルを移動相に溶解しインジェクトしたらどうなりますか?
移動相に溶解したらほとんどソルベントピークが出ないはずですので、
それでもその位置にサンプルのピークが出るのなら、
分析条件を考えた方がいいと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。あの後、標準サンプルをアセトニトリルで溶解しようとしたのですが、溶解されませんでした。なので、やはり他の分離条件を考えた方がいいのでしょうか?メタノール以外に溶けそうな溶媒といえばどんなのがありますか?THFでしょうか?
宜しくお願いします

補足日時:2008/05/11 19:47
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