

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>ocode_huyu
密閉が完全で,分析終了後に十分にキャリアガスを流していれば,
空気が混入することはないと思います。
ただ,分析終了後の空焼きが不十分な状態で,次回の分析前に
キャリアガスを流さない状態で空焼きを行った場合,
試料由来の酸素やその他のカラムを変質させる物質によって,
カラムを劣化させてしまう可能性はあります。
環境試料等の場合,試料にも空気(酸素)は含まれるわけで,
空気を分析すること自体は,よほど多量でなければ問題ないと思います。
キャリアガスが流れていれば,カラム内に留まる時間は空焼きと比べて
ずっと少ないはずです。
結局,カラム内部に酸素やその他の反応性の高い物質がいる状態で,
キャリアガスを流さないで昇温した場合,
高温の酸素と長時間接触するのが良くないということだと思います。

No.1
- 回答日時:
空焼きの目的は,カラム内部に吸着している不純物を排出することですから,
昇温させることで充填剤から脱着した不純物をキャリアガスによって流さなければなりません。
また,充填剤が高温空気によって酸化してしまうと,吸着能力が低下しますので,
空焼きは必ずキャリアガスを流しながら行います。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/04/05 17:34
回答ありがとうございます。
充填剤が高温空気によって酸化することがあるのですね。キャリアガスを流していない状態では、一般的なガスクロ装置では空気がカラム内に侵入するということでしょうか?
ちなみによく起動後の暖機運転で空気を分析することがあるのですが、それはよくないということでしょうか?
宜しくお願いします。
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