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稚拙な質問かもしれませんがよろしくお願いします。

一般的な株式の投資信託は、株価の値上がりを期待して
運用をしているのかと思うのですが、
債券ものの投資信託は、クーポン・利回りを期待して債券に投資して運用しているのでしょうか?
それとも、金利の動向を予測して、
債券価格の値上がりを期待して運用しているのでしょうか?
また、償還まで持つ場合が多いのですか?

ファンドによって違うとは思いますが。
債券のファンドのイメージをつかみたくご質問させて頂きました。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

株式で運用する投資信託は、値上がり益(キャピタルゲイン)と配当収入(インカムゲイン)を主たる収益源としています。


債券で運用する投資信託も同様で、値上がり益(キャピタルゲイン)とクーポン収入(インカムゲイン)を主たる収益源としています。
債券で運用する投資信託で何故値上がり益(キャピタルゲイン)を期待できるかというと、通常、債券で運用する投資信託はデュレーションを決めています。例えばMMFやMRFは6ヶ月~1年、長期債で運用するものは8~10年、など。
すなわち組入銘柄を調整してデュレーションを一定に保つよう運用されます。そこで単に新発債を買って償還まで保有するのではなく定期的に銘柄の入れ替えが行われます。そのときにキャピタルゲインを得られる可能性があります。また、金利変動によって債券価格は変動しますが、デュレーションの長い物ほど変動が大きくなります。金利の動向などを見ながらデュレーションを調整する投資信託もあります。
もう一つは債券の信用(信用格付け)の調節です。信用度の高い債券で運用する投資信託(ソブリンや高格付けなどの名前が入っているもの)や信用度が低い債券で運用する投資信託(ハイリターンなどの名前が入っている)があります。組み入れている個々の債券の信用(格付け)は変更されますから、投資信託の格付けの平均を一定範囲に保つために銘柄の入れ替えを行います。

これらの状況は、運用報告書で報告されますから観察することが出来ます。見るポイントは、組入銘柄、デュレーション、平均格付け、損益計算書(売買益)などです。

また、外国債券で運用するものは為替リスクがあります。

ついでですが、「株式投資信託」という呼び方ですが、一般的に「株式で運用する投資信託」という意味と、投資信託協会が定義した「株式を組み込むことの出来る投資信託」の両方の意味で使われています。後者の例としては、日本を含む先進国のソブリン債券で運用される「グローバルソブリンオープン」は、「追加型株式投資信託」に分類されています。

参考URL:http://money.quick.co.jp/fund/gaisaipr/index.html
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この回答へのお礼

非常に詳しく、ご丁寧に御回答を頂きありがとうございます。

債券のファンドもかなり運用方針によって違いがでそうですね。

キャピタルゲインを得られる時は金利が下がる局面、するとインカムゲインが減っていく方向なのですよね。
インカムゲインが増える局面では、キャピタルロスが出るのですよね。
それに為替の動向もあるし。

あまりに金利の低い日本国債を買うより、直接外債を買うべきかと思いました。しかし直接購入だと分散しきれない、管理の手間を考え
外債投信を検討しようかと思いましたしたが・・・。

よくわからなくなってきました。

リンクのサイトや、もう一度御回答をご精読させて頂き
勉強していります。ありがとう御座いました。

お礼日時:2008/05/27 01:02

>一般的な株式の投資信託は、株価の値上がりを期待して


運用をしているのかと思うのですが、
>債券ものの投資信託は、クーポン・利回りを期待して債券に投資して運用しているのでしょうか?
それとも、金利の動向を予測して、
債券価格の値上がりを期待して運用しているのでしょうか?
また、償還まで持つ場合が多いのですか?

株式投信だから値上り狙いと決め付けてはいけません。分類上はグロソブだって株式投資信託です。個々の投資信託の運用方針は、目論見書に記載されています。

参考URL:http://www.skkc.jp/bond/level2/bond2_05.html
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
リンク参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/05/24 13:55

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