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基礎的なことについて質問をさせてください。

リスクバランスを取るために分散投資をするときの、外国債券のメリットは何ですか?
日本株、外国株、国内債券、に分散させるのはなんとなくわかるのですが、外国債券に投資する理由がイメージできません。

発展途上国などの債券を持っていても、高リスクですし、これは分散投資上のリスク軽減には当てはまらないですよね?
先進国の外国株に、ある程度の投資している場合に、その国や関係国の債券を、投資している外国株に見合うだけの外国債券を持てば、日本株のリスク軽減のために日本国債券を持つと同じような、メリットがあるという理解でいいのでしょうか?

つまり、たとえば米国株を持っていたら、そのリスクに見合うだけの米国債券を買えばリスクバランスがとれる、という意味で、分散投資には外国債券が必要だと考えればいいのでしょうか?

逆に言えば、あまり外国株を持たないのなら、外国債券も必要ないですか? 
それと関連して質問なのですが、日本国株も国内債券も外国株もリターンがなく、外国債券のみリターンがある、という状況がありえるのでしょうか?

素人ですので、質問がおかしかったら、すみません。
分散投資に詳しい方がいたら、ぜひ教えてください。

A 回答 (1件)

基本的には「日本株を持つから国内債券」「米国株を持つから米国債券」という考え方が違います。



バランスを取ってリスクを軽減させるためには、連動しないものに分散投資することが目的です。「米国株を買うから、欧州債券も買う」といったようにあまり連動しないものを組み合わせるのが分散投資の基本的な考え方です。(米国株&米国債券だと共にドルの影響を直接受ける)

>あまり外国株を持たないのなら、外国債券も必要ないですか?

逆です。「外国株を持たないから外国債券も持たない」なんてしたら日本株と国内債券だけで運用するのでしょうか?そうだとするとまったくリスクを分散できません。リスクのバランスを取るどころか、きわめて偏ったポートフォリオですし、日本円の影響をモロに受けます。


>日本国株も国内債券も外国株もリターンがなく、外国債券のみリターンがある、という状況がありえるのでしょうか?

ありえます。世界中の株式は低迷(世界同時株安)。そして日本国内金利は現状のように低いままで低迷。為替相場はまあ狭いレンジで動いている。そして、金利を下げられない日本を除いた世界の国々が株安対策の為に金利引下げを実施すると・・・外国債券投信の基準価額は上がります。


いずれにしても分散投資というのは、なるべく同じ値動きをしないものに分散することですので、A国株にはA国債券などと対応するものではありません。(中国株式投資は聞いても中国債券投資は聞きません。特にインド株はあっても、インドは証券取引の整備が遅れているのでインドの債券なんてほとんど聞きません)

最近だと日本国内債券を除いた日本株、先進国株、新興国株、先進国債券、新興国債券なんて分散の組み合わせも人気です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

ryuken_decさんの回答を読んではじめて、為替変動のリスクについて思い当たりました。それまでは、経済学の教科書的に、株式と債券の反比例的な関係についてのみ考えていたので、上のような質問になっていました。
それに、株式とちがい、債券にはそれほどのリターンがないという認識があって、そのために、外国債券のメリットがよくわからなかったのです。為替変動のリスクを軽減する役割があると考えると納得できます。

また、外国債券のみリターンがある条件を教えてくださって、ありがとうございました。勉強になりました。

とてもわかりやすい回答ありがとうございました!

それから、まだ少しわからないのですが、上のように考えると、外国債券がリスク軽減に役立つためには、外貨建てであるほうが良いということでしょうか?

もし時間がある方がいたら、外国債券のメリットは主に為替変動のリスク軽減にあるのかどうか、というあたりのことについても、教えていただけたらうれしいです。

お礼日時:2008/05/31 00:57

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