【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

何故、鬱病や統合失調症などは心の病気ではなく脳の病気と言うのに精神障害者なのでしょうか?
よく精神疾患患者が統合失調症や鬱病は心の病気じゃない!
心の持ちようによって治るもんじゃない!
そういう人増えてますよね?
でも、障害者枠では精神障害者なんですよね?
もし本当に脳の病気ならば身体障害者、内部障害者となりませんか?
公平な回答をお待ちしています。

A 回答 (3件)

障害があるのは脳でも、症状が出るのは「精神」だからじゃないでしょうか。



例えば脳卒中を起こして半身麻痺を起こした場合、きっかけも原因も脳の血管が破れたりキレたりして脳の細胞が死んでしまうことですが、症状そのものは「麻痺」として出るから病名としては「半身麻痺」になり「脳の障害」ではありませんよね?
それと同じことだと思います。

実際には「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」における精神障害の定義だの識者の意見だのいろいろと絡んでくるんだと思いますが、あくまで判りやすくいうならこういうことだと思います。
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この回答へのお礼

>例えば脳卒中を起こして
とてもわかりやすい回答ありがとうございます。
確かにそうですね。
例えば職場のストレスによる過食→鬱病→過食による糖尿病→足の切断→身体障害者
でる部位によってですか。
確かに精神病んでも身体が直結し歩けなくなるなどの身体の不具合はないですからね。
やる気の無さはあるでしょうが。

>「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」における精神障害の定義だの識者の意見だのいろいろと絡んでくるんだと思いますが、

一度読んでみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/30 23:14

脳だけの障害なのかということが、現時点では解明し切れていないからということもあると思います。



うつ病の場合にも脳自体の欠陥とされるものと、精神的なストレスに起因されるものに分類することが可能です。
また統合失調症の場合でも、脳が原因のものもあれば、環境要因によるものもあるとされており、現時点では特定しきれていません。

また特定失調症の環境要因によるとされるものにおいて、環境要因に問題があるとするものの多くは成長期によるものです。
この成長期の環境要因により、脳が正しく成長し切れなかったのか、それとも脳自体は正しく成長したのかもまだわかりません。
また仮に正しく成長できなかったとして、体の他の部位同様にそれ自体にそもそも障害が無いのであれば、極めて正常値から程遠い場合のみを障害と認定すべきか、基本的に認定すべきかと言う問題も発生してきます。

統合失調に比べ欝の場合は、精神的な要素が原因となっている割合が多いとされておりますので、脳についてより詳細にわかるようになり、肉体疾患によるもののみ、つまり脳の疾患によるもののみを障害と認定する方向に進めば、欝症状による障害者認定は大幅に減るものと考えられます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>現時点では解明し切れていないからということもあると思います。
そうなんですか、多くの精神障害者が脳の病気だというのでてっきりそうなのかと思ってました。
心が弱いと脳の病気では自己主張も違いますからね。

>つまり脳の疾患によるもののみを障害と認定する方向に進めば、欝症状による障害者認定は大幅に減るものと考えられます。
精神障害者がこの10年で大幅に増加しています。
心が弱いのか環境や時代のせいで脳が発達しないのかわかりませんが、脳の病気なら身体障害者にして、心のせいなら精神障害者に分ければいいと思っています。
しかし心と脳は切り離せないのでしょうがないのかもしれません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/30 23:19

場面や発言者の立場によって「心」や「精神」「脳」という言葉の定義にかなり大きなズレがあるからでしょう。



心でも精神でも人格でも感情でも態度でも性格でも、明確な定義を持ってこれらの言葉を使い分ける事ができるひとはほとんどいないでしょう。
各々が、少しずつまたは大きな意味のズレを持たせ、しかもそれにあまり自覚が無いままこれらの言葉を使い意味を語ろうとしているのです。
研究者はこれらの言葉を使い分けるかもしれませんがそれがその意味通り他者に伝わるわけでもありません。

また、多くのひとは自分の心の動きの全てを自身が感知できていると感じているようですが、自覚できる感情以外の様々な働きが脳の中では行われています。
その感知できない部分についてなんと呼ぶべきかのコンセンサスは現状取れていません。
ある人は「気合」と言い別の人は「潜在意識」と言いまたある人は「そんなものはない」と言うのです。

医者でも患者でも第三者でもこのような状況です。
ある患者(医者でも構いません)が「統合失調症や鬱病は心の病気じゃない」と言ったとしてもそれがその立場による代表的な意見と言うわけではありません。


昔から人間は脳の中で行われる様々な化学変化(精神の働き)については身体の他の部位の機能とは違うものだと特別視してきましたよね。今も研究室以外の社会ではそのように扱われています。
また、脳はたしかに体の一部ですが、ここに現われた障害は他の部位と違って目視する事が難しいので「精神障害」という言い方をするのでしょう。

もし、この社会に脳と言うのは手指や肝臓や大腿骨と同じ身体の機能の一部に過ぎない、という共通概念が行き渡ればその時には「精神障害」という言葉は無くなるのかも知れません。もしかしたら、脳の障害をあらわすための言葉として残るかもしれませんが、現状のような価値判断を含む特別の意味としては使われなくなるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「統合失調症や鬱病は心の病気じゃない」と言ったとしてもそれがその立場による代表的な意見と言うわけではありません。

そうなんですか?
てっきり、現在の医学として統合失調症や鬱病は心ではなく脳だと声高らかにいう人がいるのでそういった認識なのだと思ってました。

>昔から人間は脳の中で行われる様々な化学変化(精神の働き)については身体の他の部位の機能とは違うものだと特別視してきましたよね。今も研究室以外の社会ではそのように扱われています。

はいそうですね。
特別というか、身体ではないという認識ですね。
なので差別もありますし、

>また、脳はたしかに体の一部ですが、ここに現われた障害は他の部位と違って目視する事が難しいので「精神障害」という言い方をするのでしょう。

そうですか。
脳が壊れている、病気なら精神障害よりも内部障害のほうが正しいような気がしまして。


>共通概念が行き渡ればその時には「精神障害」という言葉は無くなるのかも知れません。
個人的には脳の病気なのか心の病気かは線引きが必要に思っています。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/30 23:10

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