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こんにちは。
昭和初期に『浮世絵師伝』という人名事典が
出ているようなのですが,それの
 ○著者,出版社などについての詳しい情報
 ○何人くらいの絵師を扱ったものか
を教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

引用ですが・・・



>>井上和雄『浮世絵師伝』は昭和六年に渡辺版画店の発行。大正の震災によって頓挫しかかったもののようだが、著者と版元の渡辺庄三郎の努力によって完成したものである。著者は大阪で浮世絵専門雑誌『此花』(宮本外骨主幹)の編集、東京へ呼ばれて月刊誌『浮世絵』の編集、渡辺庄三郎の浮世絵研究会の編集と、当時流行の浮世絵愛好社会の中心にいた。その浮世絵雑誌編集者としての背景と人脈を持っていたからこそ、そして渡辺庄三郎との出合いがあって『浮世絵師伝』が陽の目を見たといえよう。浮世絵師は五十音配列にされ、名の見出しの下に生年、没年、画の系列と作画期がコンパクトに示され、次に伝記記事を続ける。これにはどうしても記事の長短は生じる。この体裁は著者の『慶長以来書賈集覧』(大正5年刊)発行の経験が生きているだろう。さすがに浮世絵の本であるから巻頭に71点の図版を掲げている。これは読者にとっても親切であったろう。
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