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100本のくじにあたりが10本、はずれが90本あるときに10本くじを引いたときに少なくとも1本当たる確率は理論上100%になるはずですよね・・・? 違いますか?

変な質問ですが、最近非常に疑問に思っていて、やさしく解説してくれるかた、リンクを教えてくれる方お待ちしております。

A 回答 (5件)

質問者さんが言われているのは、


1本くじを引いたとき、それがあたりである確率は 10/100 = 1/10
だから、10本のくじをひけば、1/10 × 10 = 1
なので、理論上100%ということかな?が、これは間違いです。
くじを引くたびに、まえのくじがあたりだったかはずれだったかで、あたりが出る確率が変化するので、期待値を求めるにしても×10とはならないのです。また、かりにあたりの確率が 1/10 で変化しなかったとしても、×10で求められるのは期待値であって、確率ではありません。期待値というのは、「10本引いたらそのうち何本があたりだと期待できるか」ですから、かりにそれが1になったとしても、「必ずあたる」のではなくて、あくまでも「10本のうち1本あたりだと『期待』できる」という程度のことであり、「10本引く」という行為を何度も繰り返し行えば、(あたりは2本の場合も0本の場合もあるが)平均して1本のあたりがあるということです

10本引いて少なくとも1本あたりを引く確率というのは、計算を楽にするために、「10本引いて、全部はずれ」の確率を計算して1から引いて求めます。それによって、1本あたり、2本あたり・・・、10本全部あたりの確率の合計を求めることができる。

で、全部はずれる確率を計算すると、順に1本ずつ合計10本のくじをひく(一度引いたくじは戻さない)ことを考えると、
1本目がはずれの確率 90 / 100
2本目もはずれの確率 89 / 99
3本目もはずれの確率 88 / 98
・・・
10本目もはずれの確率 81 / 91
なので、10本連続してすべてはずれる確率は (90×89×・・・×81) / (100×99×・・・×91) ≒ 0.33
よって、少なくとも1本あたりを引く確率はおよそ 0.67 (67%)

同時に10本引く場合も確率は同じ。一本もあたりを引かない確率は、
90C10 / 100C10 ≒ 0.33  (1本ずつ引くときと結局同じ式になる)
よって、少なくとも1本あたりを引く確率はおよそ 0.67
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おそらく


「100本のくじにあたりが10本あり、その中から一本引いた時、1/10の確率で当たる」ということから、その試行を10回繰り返すので、
(1/10) × 10 = 1
ということで、100%と考えたのだと思いますが、
一回目に当たる確率
一回目を引いてから、二回目に当たる確率(一回目は当たっていても外れていてもよい)
一回目、二回目を引いてから、三回目に当たる確率
・・・

と考えていくと、それぞれ確率は違います。
それぞれを求めていってもよいのですが、それでは大変なので、
「余事象」、つまり、ここでは「100本のくじにあたりが10本あり、10回ひいたときに1本も当たらない確率」を求め、それを100%から引いて求めます。

「100本のくじにあたりが10本あり、10回ひいたときに1本も当たらない確率」は、
一回目はずれ・・・100本中90本がはずれなので、90/100 = 9/10
二回目はずれ・・・99本中89本がはずれなので、89/99
三回目はずれ・・・98本中88本がはずれなので、88/98 = 44/49
・・・
となっていきますが、結局これは、
(90P10)/(100P10)
ということになります。
つまり、
分母は、100~91までの積
分子は、90~81までの積
ということになり、この値が、
「100本のくじにあたりが10本あり、10回ひいたときに1本も当たらない確率」です。
これを計算すると、だいたい0.330476211
つまり、約33%です。

よって、「100本のくじにあたりが10本あり、10回ひいたときに少なくとも1本当たる確率」は、
100% - 33% = 67%
ということになり、
67%
が答えです。
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(少なくとも1本当たる確率)=1ー(全部はずれる確率)です。


従って、引く本数が90本以下なら絶対に100%にはなりえません。
引く本数が91~100本なら100%ですけど。

10本引いて全部はずれる確率は、(90/100)x(89/99)x(88/98)x・・・x(81/91)=約0.33

従って少なくとも1本当たるのは77%くらいです。
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んー。


一本ずつ引いていくのか(当たった時点で引くのはSTOP)、10本一度に引くのか(あるいは、一本ずつ引いていって当っても10本目まで引く)で違うのではないでしょうか?

前者なら
1本目で当たる
10/100
2本目で・・
90/100×10/99
3本目で・・
90/100×89/99×10/99



10本目で・・
90/100×89/99×・・・・×81/91×10/90
これを整理して
(10/100)+(90/100・10/99)+・・・・+(90/100・・・・10/90)
となりませんか?
すると、これはどう頑張っても1にはならない。
計算するのが面倒ですが、
1/10+1/33(89/98+88/97・・・・81/91)
なので、12%強に収まりませんか?

後者であれば、
1本当る、2本当る・・・10本当る
をそれぞれ、掛け合わせて、合計するんでしょうか。
それでも、分母と分子は、同じにはならない。

だから確率は1にはならない。

かなあ。
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>少なくとも1本当たる確率は理論上100%になるはずですよね・・・? 違いますか?


違います。普通に考えて、あたりが 10本しかないので、10回続けてスカを引くことも「十分」考えられますよね。
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