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「書かれている」という言い方には敬意が含まれているのでしょうか?
例えば、「新聞にそう書かれていた」といった場合はどうでしょうか? 「新聞にそう書いてあった」に比べた場合、前者は単なる丁寧語ということでしょうか? その場合は「社長が書かれたこと」も単なる丁寧語ということでしょうか? 「社長がお書きになったこと」「社長がお書きになられたこと」などではじめて敬意が加わるということでしょうか?
また、「書かれていた」と「書かれてあった」では、どういうふうに違ってくるのでしょう。

A 回答 (4件)

「書かれている」



とただあるなら、それは主語によって「れ」の意味は変わると解釈します。まずは「れる」を辞書で引いてみてください。「れる」には複数の意味がありますが、場合によって使い分けられるものであって、意味が重複するわけではありません。

「新聞に書かれている」

は主語が省略されています。受け身と取るならば、書かれるもの、つまり文章が主語となるべきです。

「新聞に(ある文章が)書かれている」

これならば受け身形ですね。単純な受動態です。

「社長が書かれる」

は主語が明示されています。社長というものが紙に書かれるわけじゃありませんよね?社長さんは筆を持って書く本人です。受動態の要素が全くありませんから「れる」は別の意味で使われていると分かります。そしてその用法から最も適当なのが尊敬表現だと判断されるわけです。

「書かれていた」
「書かれてあった」

これは「いる」を使うか「ある」を使うかというだけの違いです。現代口語として見れば、その部分に敬語要素はありません。「いる」と「ある」を辞書で調べてください。
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#3の方には悪いのですが、非常に誤解が多いので訂正しておきます。



「れる」は「自発」「受身」「可能」「尊敬」を表す助動詞です。

「伝聞」の意味はありません。

また「丁寧」と「尊敬」は異なります。「れる」には尊敬の意味で使われる場合があります。「尊敬」表現とは主語になる主体が上の立場にあることを明示するものです。「丁寧」表現とは上下関係に関係なく、語調を丁寧にするものです。「お」や「ご」のような接頭語や「ます」「です」のような叙述の敬辞がそれに当たります。


こういうことで疑問に思った場合はまず辞書を引いて調べましょう。
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#2の方と、ほぼ同じ意見です。



「丁寧語?」と迷った表現の、主語にあたるものを
さがしみてください。主語が省かれている場合は、
前の文脈から見当をつけることになります。

主語が「人」であれば、丁寧語である可能性が高いです。
「相手への尊敬の念」をあらわす表現ですから、
モノや事柄が、主語にくることはありえません。

このことをふまえると、
ご質問の例にある「新聞にそう書かれていた」は、
「なにが主語か?」によって、3とおりのとらえ方ができます。

【1】(事件・情報が)新聞にそう書かれていた
 →“伝聞”の意味

【2】(私・ある人の“コト”が)新聞にそう書かれていた
 →“受け身”の意味

【3】(ある人が)新聞にそう書かれていた
 →“丁寧語”の意味?


ただし、「書く」の丁寧語は、一般的には
「お書きになる」と表記したほうが適切かと思います。
“受け身”や“伝聞”と、誤解しにくいからです。

もしも“丁寧語”のつもりで【3】のような文章を書いたしたら、
いわゆる「悪文」の部類に入るのかもしれません。
文法的には間違っていなさそうですが、
読む人によって、判断が分かれるような書き方ですよね?

自分が書くときには、主語がハッキリと分かるように。
他人が書いた文章を読む場合には、主語をさがして
判断すれば良いのではないでしょうか?
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新聞に書かれていたと、書かれてあったでは、


書かれてあった、の方が「あった」を強調してるんではないですか?存在してたよーという。

書かれているは敬語じゃないと思うんですが。
お書きになった で敬語になるんじゃないですか?
雑誌に載ってた 雑誌に載せられてた
と一緒で、受け身(?)になって、「掲載されてた」のを強調してるだけじゃないかと。
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