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大学受験の評論文について質問があります。


僕は現在高校2年生で
受験に現代文が必要なので数ヶ月前から勉強しています。

よく現代文の参考書で良書といわれる
「現代文と格闘する」、「現代文読解力の開発講座」
(両書とも要約演習を中心とした参考書です)
をやっているのですが、
どうも筆者の主張というものが上手くつかめません。

強調表現、主観表現、「確かに~だが」のようなお決まりの構文に
注目したり、文のテーマ、キーワードを考えたりして
主張を掴んでいくのが基本的な解法らしいのですが
その解法を使っても(使いこなせてないかもしれませんが)
主張を掴みそこねることがあり、
要約を作っても無駄になってしまうことが多々あるんです。

ほぼ確実に主張を掴めるようにするのは
どのような勉強をしたらよいのでしょうか?



参考までに自分の読み方について説明しておきます。

自分は文の内容自体は理解できているようです。
(問題解説の読みと自分の読みが一致していることから)

しかし何が重要で、どこに力点を置いてるのかとなると
よくわからなくなり
何が主張かを考えるときには
二つくらいの候補ができてそのどちらかを
テクニックを使うか勘で選ぶというような感じになっています。
何故か勘で選ぶとテクニックを使ったときより
主張を掴み損ねることが少ないです。
(勘を使った場合すごく不安になりますが。)




長文になってしまいましたが
現代文の得意な方
知恵をお貸しください。

A 回答 (3件)

ものを書く人は、何かを伝えることを目的に文章を書いています。



物事の時代背景や、体験じた事例、伝聞した事例、自説と同じ立場を取るもの、自説と反対の立場を取るものなどなど、様々なものを取上げて文章を展開します。

文章を展開する中で、真に自分が相手に伝えたいこと、きちんと理解して欲しいこと、強調したいことなどを述べるときには、そのことを読者に解ってもらいたくて、次のような言葉を使うことが多いと思います。

「要するに」
「結局は」
「換言すれば」
「すなわち」
「私の言いたいところは」
「結局は」
「つまるところが」などなど、ある意味で結論付けるような言葉が使われることが多いのです。

このような言葉で始まる文章の中に書かれていることは、筆者として重要な論点、強調したいポイントが書いてあるのです。
つまり、このような言葉を使用しているということは、筆者が読者に対して「ここは大切なところですから、きちんと理解してくださいね」「ごたごた書きましたが、ここからの箇所が私の主張です」というメッセージが込められていると思ったほうがよいのです。

このような言葉で始まる文節の中に、筆者の主張が込められていることが多いのではないでしょうか。それらの文節の要点をまとめて見比べると、言い方こそ違っていても、同様の主張が書かれていると思います。
その主張こそ、筆者が最も伝えたいものであるといえます。

多くの文章を読んで、ものを書く人というのが、どのような手法で自分の言いたいことに読者を導いて行っているのかを読み取る訓練をしてみてください。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅れてしまい申し訳ありません。

貴重なご意見どうもありがとうございました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/08/17 10:38

こちらをやってみてください



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この回答へのお礼

お礼が大変遅れてしまい申し訳ありません。

本屋で探して立ち読みして買うか決めようと思います。
御解答どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/17 10:40

現代文で身につけたことはは受験と関係なく一生役立つスキルです。


本当ならば「受験前に慌てて勉強する必要のないような教育をしてくれ」と学校側に文句をつけたいところなのですが、それは将来の話として現在の課題を見据えてみましょう。

まず矛盾しているのは「文の内容は理解できている」のに「主張が理解できない」ということです。言うまでもなく(小説ならともかく評論において)内容の軸に来るのは筆者の主張なのですから、これを理解できていないという時点で「自分は全然内容を理解できていない」ということを認めましょう。つまりテクニックで問題を解きやすくするとかいう以前のレベルにいるということを自覚してください。
現代文といえば出口さんというのが受験生の定番のようでして、自分も先日ちょろっと立ち読みしてみたのですが「何を当たり前のことをややこしく言っているんだ」といった印象を受けました。結局テクニックなんて言ったところで言葉は生き物なんですから「100%の正解」は求むるべくもありません。試験問題なのであいまいさは極力排除されているはずですが、それでもやはりテクニックに頼るよりも「勘で推測もできるが時間の節約のためにテクニックを用いる」というあり方が正しいでしょう。勉強の仕方としてはひたすら問題に取り組むのですが、最初はテクニックなどを無視して勘(という言い方は少し問題だと思いますが、要するに内容を理解できて正しい解答を選べるか)ですべてを判断した上で、その後テクニックをどのように当てはめていくべきかをじっくりじっくり検討すればいいでしょう。来年度まではほかの勉強の合間にひたすらそれを繰り返して基礎読解力を得るべきだと思います。なおこれは英語の読解問題にも通ずるので「国語に時間をかけすぎ!」というほどのことでもないと思いますよ。
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この回答へのお礼

返信が遅くなってしまいすいません。

ご意見参考にさせてもらいます。

御解答どうも有難うございました。

お礼日時:2008/06/29 20:20

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