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認知心理学の勉強をしています。
ボトム・アップ処理とトップ・ダウン処理をできるだけわかりやすく、教えてください。具体例を挙げて教えてくださると、嬉しいです。

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A 回答 (2件)

たとえば人の顔を見る時に



ボトムアップ処理:目や口といったパーツを組み合わせた結果,1つの顔を見る,というタイプ
トップダウン処理:最初に顔の全体の雰囲気があって,そのあとにどういう眼をしている,とか,口の形がどうか,という細かい部分に注意を向けていく,というタイプ

ボトム・アップは,一つ一つのパーツを組み合わせて全体を構成するような情報処理で,トップ・ダウンはまず全体がなんであるか,あるいは事前に人間が持っている知識・経験をもとに情報処理を行っていきます。

別の例でいえば,一つ一つの部品があって,それを組み合わせて全体を作っていると考える(レゴなどで車や飛行機などを作るような感じ)のがボトム・アップ処理で,丸太から仏像などを彫刻等で掘り出す感じの処理がトップダウン処理です。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございました。よくわかりました。

お礼日時:2008/07/18 23:36

ボトムアップ処理


=データ駆動型処理
=刺激の物理的性質や時間的・空間的布置に依存する情報処理
=知識や期待といった認知主体側の要因の影響を受けにくい情報処理
ですね。
例としては「幾何学的錯視」なんてどうでしょう。
ミュラー=リヤー錯視だとか,ポンゾ錯視だとか,
ポッゲンドルフ錯視だとか,フレーザー錯視だとかいった錯視の効果は
それが錯視図形だと知っていても消えることがありませんから。

一方,
トップダウン処理
=概念駆動型処理
=認知主体側の知識や期待といった要因に依存する情報処理
です。
例としてわかりやすいのは「かくし絵」でしょうか。
初めて目にするときにはどこに何が描かれているのか皆目見当がつかないのに,
ひとたび正解を知ったら二度目からは簡単に見つけることができ,
見失うことはないのが普通です。
このトップダウン処理を説明するための概念装置が
schema(英:スキーマ,仏:シェマ)です。
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    • 11
この回答へのお礼

ミューラーリヤーや、隠し絵の例はとてもよくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/18 23:40

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Q用語の意味を教えてください。

先行オーガナイザー効果という言葉の意味を知りたいのですが、どなたかご存知ありませんか。

質問すべきカテゴリーもよくわかっていません。
心理学でよかったのでしょうか?

Aベストアンサー

オースベル(Ausubel,D.P.)の有意味学習の理論における
「先行オーガナイザー(advance organizers)」のことでしょうか?
教育心理学の教科書や心理学事典には
「先行オルグ」の名で紹介されていることも多いと思います。

学習すべき材料の核心となるような新しい概念(これが先行オーガナイザー)をあらかじめ学習させておくと
その後の学習の体制化が促進される現象のことです。

たとえば日本国憲法について学習する前に,
そもそも憲法というのは国家存立の基本的条件を定めた根本法で
他の法令の正当性の基準となる国の最高法規であるというようなことを教えておくと
その後の個別の条文の学習が促進されるということです。

Q認知心理学で言うスクリプトとは?

認知心理学でスクリプトという言葉は
どういった意味で使われているのでしょうか?

ネットで検索すると心理学とは関係ないものが
出てきてしまって困っています・・・

どなたか詳しい方がいたら教えて下さい!!
お願いします

Aベストアンサー

ご質問は、慶応大学通信教育課程の試験設問のことでしょうか。どうやら昨年期末、同課程の「心理学(2)」の試験に認知心理学の「スキーマ」や「スクリプト」の設問があったようです。
ニフティ慶友会のHPに載っていたものを転写します。
ハンドルネームTakaya君の答え:
スキーマ
人はある事柄を記憶するときに、それを何かに関連づけて記憶しようとするが、その関係づけをもとめるときの既得の知識構造のこと
たとえば、「買い物をする」というのは、店にでかける、品物をさがす、どれを買うかきめる、お金をはらうという一般的な構造をもつから、ひとつのスキーマである。一般的に何かを買うということはなく、買い物はどこかで何かを買うという行為のはずである。つまりスキーマは知識のかたまりである。
スクリプト
前もって一括された因果関係の系列、と説明される。簡単にいえば、「××のときには××するものだ」というハウツー知識です。

われわれは世界でのさまざまな経験をスキーマやスクリプトの形に統合して長期記憶にたくわえ、また、今現在の認知や行動を、既得のそのようなスキーマやスクリプトをガイドに実行している可能性がひじょうに高い。つまり、過去の経験を知識として統合してたくわえつつ、現行の認知をそれによって枠づけるというように、スキーマやスクリプトは二重の機能をもっている。

なお、同設問は「認知心理学を知る」(市川伸一・伊東裕司編、ブレーン出版)から出題されているようです。
スクリプトについても、この本のp.73~詳しく説明されています。

参考URL:http://nifkei.cside.com/

ご質問は、慶応大学通信教育課程の試験設問のことでしょうか。どうやら昨年期末、同課程の「心理学(2)」の試験に認知心理学の「スキーマ」や「スクリプト」の設問があったようです。
ニフティ慶友会のHPに載っていたものを転写します。
ハンドルネームTakaya君の答え:
スキーマ
人はある事柄を記憶するときに、それを何かに関連づけて記憶しようとするが、その関係づけをもとめるときの既得の知識構造のこと
たとえば、「買い物をする」というのは、店にでかける、品物をさがす、どれを買うかきめる、お金を...続きを読む

Qパンデモニアムモデル

パンデモニアムモデルってなんだか知っている人いませんか?教えてください。お願いします。

Aベストアンサー

心理学カテゴリということは知覚情報処理のパターン認識のモデルでしょうか。

ものごとを認知する課程をそれぞれ役割を持ったデーモン(悪魔)が処理をしていく……
という比喩モデルです。

パンデモニウムとは伏魔殿、悪魔の巣窟のことですね。
何故デーモンなのかというのは正直よくわかりません。
欧米人はわけのわからないことは悪魔がやっているという比喩を好むことは確かです。

詳しくはセルフリッジのパンデモニウムモデルで調べてみてください。

Q感覚様相(感覚モダリティ)について

感覚様相(感覚モダリティ)を調べたところ、「感覚の種類とそれに即した体験内容」と書いてあったのですが、説明文が理解できません。簡単に言うとどういうことなのでしょうか?
どなたか、わかりやすく説明していただけるとありがたいです。

Aベストアンサー

#1です。
3行目を修正させてください。

△ 現在では皮膚感覚をさらに触覚,圧覚,痛覚,温覚,冷覚に分類しますし,
○ 現在では皮膚感覚をさらに触覚・圧覚,痛覚,温覚・冷覚に分類しますし,

「触覚・圧覚」は「触圧覚」,「機械(受容)感覚」とも呼ばれ,
「触覚」,「圧覚」,「振動覚」に下位分類することがあります。
「くすぐったさ」をこれに加えることもあります。
機械受容器には多様なものがありますが,
応答特性の違いによって4種類に分かれることがわかっています。

「温覚・冷覚」は「温冷覚」,「温度(感)覚」とも呼ばれ,
「温覚」,「冷覚」に下位分類されます。
応答特性の異なる温受容器,冷受容器の2種類が確認されています。

ついでながら「痒み」について。
以前は「痛覚」の一種とする説が有力でしたが,
近年,化学的刺激に応答して特異的に痒みの感覚を生じる経路の存在が明らかになってきました。
「痒み感覚」という独立した感覚としての扱いがふさわしいようです。

もうひとつ。
感覚受容器の種類に応じて感覚様相を細分化することについては議論があります。
これは皮膚感覚だけの話ではなく,たとえば視覚についても細かく見てみると,
光の波長に対して応答特性の異なる4~5種類の光受容細胞(桿体と3~4種類の錐体)が
網膜上に異なる分布で存在することがわかっています。
だからといって感覚様相を4ないし5種類に細分化することに妥当性があるだろうかということです。
これは受容器や伝達経路の相違という生理学的基準を優先するか,
感覚経験の非連続性という心理学的基準を優先するかの問題とも言えます。

#1です。
3行目を修正させてください。

△ 現在では皮膚感覚をさらに触覚,圧覚,痛覚,温覚,冷覚に分類しますし,
○ 現在では皮膚感覚をさらに触覚・圧覚,痛覚,温覚・冷覚に分類しますし,

「触覚・圧覚」は「触圧覚」,「機械(受容)感覚」とも呼ばれ,
「触覚」,「圧覚」,「振動覚」に下位分類することがあります。
「くすぐったさ」をこれに加えることもあります。
機械受容器には多様なものがありますが,
応答特性の違いによって4種類に分かれることがわかっています。

「温覚・冷...続きを読む

Qシャクターの情動二要因理論

シャクターの情動二要因理論について、簡単な解説をお願いします。
私たちの普段の生活の中で例をあげると、どのようなものでしょうか?

Aベストアンサー

一般に情動に関する理論は三つほどあげられますが、情動二要因理論はその一つです。
シャクターによる情動二要因理論は、情動の形成というものを二つの要因、すなわち身体反応とその原因を類推する事によって説明しようとしたものです。
この理論において重要なのは、身体反応そのものにあるわけではなく、その原因を身体反応から類推する事によって情動が決定されるという点にあります。(身体反応から自動的に情動が引き出されるとするジェームス・ラング説とはここが大きく異なる点です)

この理論では、同じ若しくはほぼ同様の類似した身体反応を経験したにもかかわらず、そのとき感じた情動が異なるという事について説明が付きます。
分かりやすい例で行くと・・・
遊園地に男女ペアで行き、お化け屋敷に入ったとします。
このとき、お化け屋敷の雰囲気による恐怖感から来る緊張によって起こる身体反応(発汗量の増加、心拍数の増加)をこの男女ペアは好きな人と一緒にいる事による緊張による身体反応であると誤認しやすくなると言います。(所謂つり橋効果の一種)

ちょっと文章にまとまりがないですが…大体こんなところでしょうか。
先にも言いましたが、身体反応の原因を類推する際、置かれている環境や状況をどのように認知しているかの違いや、生理的変化に関して与えられた情報の違いから、類似した身体反応からまったく別の情動が引き起こされうる点が重要だと理解すればいいのではないかと思います。

一般に情動に関する理論は三つほどあげられますが、情動二要因理論はその一つです。
シャクターによる情動二要因理論は、情動の形成というものを二つの要因、すなわち身体反応とその原因を類推する事によって説明しようとしたものです。
この理論において重要なのは、身体反応そのものにあるわけではなく、その原因を身体反応から類推する事によって情動が決定されるという点にあります。(身体反応から自動的に情動が引き出されるとするジェームス・ラング説とはここが大きく異なる点です)

この理論では、同...続きを読む

Q日常生活での条件付けの例を教えてください。

日常生活における条件付けの例にはどんなものがありりますか。

食事時になるとおなかがすく,夜になると眠くなる。嫌な人の顔をみると胃が痛くなる・・・
自分でもいくつか考えたのですが,どうも違っているようにも思います。

なお条件付けには古典的と,オペラントの二つがあるようですが,
可能ならその例がどちらなのかも教えてください

Aベストアンサー

こんにちは。
何れが条件反射かと言いますならば、産まれたときはなかったけれど、生後の体験や訓練によって無意識に発生してしまうものは全て条件反射です。こうなりますと範囲がたいへん広くなってしまうのですが、ここで言及されるのは「条件刺激」と「条件反応」の組み合わせであり、少なくとも意識して行う行動は除外されます。そして、古典的条件とオペラント条件は、たいへん大雑把ですが、これによって発生する反応が「生理反応(無条件反射)」か「自発行動」かによって見比べることができます。
条件反射発見の基となりましたパブロフの犬は、本来、目の前の餌や臭いに対して唾液が分泌されるという生理反応が、「聴覚という刺激」に条件付けされたものです。これに対しまして、オペラントとは特定の条件刺激に対し、無意識のうちに何らかの「自発行動が誘発されること」を言います。

では、「お腹が空く」とか「眠くなる」というのは生理反応ではなく「生理状態」です。加えて、果たして時間というのは条件刺激として扱えるものなのでしょうか。
我々には体内時間というものがあります。ですが、そのときお腹が空いていなければご飯を食べたいという欲求は発生しません。これは本能行動の原則です。
ところが、毎日同じ時間にご飯を食べますと、その満足感や幸福感が学習され、時間になるとご飯を食べたくなるという自発行動が条件付けされます。さっきお菓子を食べたばかりなのに時間になるときっちりご飯を食べたくなる。この場合はオペラント条件付けの可能性があります。はっきり言って太りますよね。因みに、「ストレス性過食」もオペラントに分類されます。

次に、嫌悪感を感じて胃が痛くなるというのは生得的な無条件反射です。ですが、産まれたときに好き嫌いは決まっていませんから、好きなひとに近付き、嫌いなひとを遠ざけるというのは自発行動でありオペラントです。そこでこの結果、嫌いなひとと会った瞬間に思わず胃が痛くなるならば生理反応ですから、これは古典的条件付けと言えるかも知れません。

この説明では歯がゆく、納得もゆかないと思いますが、我々の日常生活において条件反射といいますのは意識行動の中に埋もれてしまい、純粋なそれを搾り出すというのは中々困難です。ですが、ただオペラントは癖や習慣などにおいて頻繁に存在します。
古典的条件付けによって不必要な生理反応が発生するよりは、過去の体験に基づいて状況に応じた自発行動が選択されることの方が生後環境に適応するためには我々動物にとって遥かに役に立ちます。そして、オペラントは如何なる刺激に対しても比較的かんたん形成されるだけではなく、飽きてしまえば終わり、慣れてしまえばそれまでといったレベルで何処にでもあります。但しそのため、これが度を越しますと「ギャンブル依存症」や「アルコール依存症」などといった深刻な事態に進展することも果たして稀ではありません。

では、日常生活で条件反射の例というならば、まず「無意識行動を前提」とし、「条件刺激(原因)」と「条件反応(結果)」の特定できるものを色々と探してみてはどうでしょうか。
例えば、梅干やレモンを見ると口がすっぱくなるというのは代表的な古典的条件反応です。ならば、恋愛……。異性に興味を持つのは本能行動です。ですが、他には目もくれず、特定の異性ばかりが無性に気になるというのは無意識な自発行動であり、これはオペラント条件付けによるものです。ですから、恋は盲目と言われるんですね。

こんにちは。
何れが条件反射かと言いますならば、産まれたときはなかったけれど、生後の体験や訓練によって無意識に発生してしまうものは全て条件反射です。こうなりますと範囲がたいへん広くなってしまうのですが、ここで言及されるのは「条件刺激」と「条件反応」の組み合わせであり、少なくとも意識して行う行動は除外されます。そして、古典的条件とオペラント条件は、たいへん大雑把ですが、これによって発生する反応が「生理反応(無条件反射)」か「自発行動」かによって見比べることができます。
条件反...続きを読む

Q心理学における構成主義と機能主義について

文章の乱れなどありましたら申し訳ありません。

今回は心理学における構成主義と機能主義について
教えていただきたく投稿しました。

ネットでも調べたんですが、難しくいまいち理解ができませんでした。

よければ、簡単に理解できるように教えていただけませんか?

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

まず、構成主義は、「万物を要素の集合から構成されるもの」として捉える考え方です。心理学史では特に19世紀後半から20世紀初頭に主流をなしたヴントやティチェナーらの考え方をさします。これは、ヴントの思想を受け継ぎ、発展させたティチェナーが自らの立場を構成主義とよんだことに由来します。

ヴントは心理学を意識を対象とする学問として位置づけ、内観という、自分の意識を自分で観察する方法によって、意識の「構成要素」を見つけ、それらの要素間の結合法則を見出すことを課題と考えたのです。さらにその上で、意識はこれらの心的要素の結合によって構成されるものと考えました。

つまり、当時、発展が見られた化学を一つのモデルとして、元素を発見し、その元素の結びつきで意識を説明しようというものです。

これに対して、心(意識)は、生物学的欲求を充足するために現れた有機体の、環境に対する適応の手段の一つの形態であると考え、そのような心的活動の目的ないし意識の効用を明らかにすることが心理学の第一課題であると主張する立場が、機能主義です。機能主義は、英語でいえば、functionalismですが、function、つまり働きとしての心を捉えようという考え方といってよいかも知れません。

機能主義は、こういう考え方ですから、要素を発見し、その結びつきで心(意識)を説明しようとする構成主義とは、対立したわけです。機能主義は、進化論と強く結びついたプラグマティズムの哲学が背景にあり,19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカを中心に発達したものです。

構成主義の方は、1930年代に入ると、この考え方は対象の意味や機能、主体の能動的側面をあまり考慮しない、一つの要素還元主義として、構成主義が研究手法として用いていた内観報告とともに、機能主義、行動主義、ゲシュタルト心理学等から批判され衰退していってしまったのです。

以上、まだややこしいかも知れませんが、参考までに。

まず、構成主義は、「万物を要素の集合から構成されるもの」として捉える考え方です。心理学史では特に19世紀後半から20世紀初頭に主流をなしたヴントやティチェナーらの考え方をさします。これは、ヴントの思想を受け継ぎ、発展させたティチェナーが自らの立場を構成主義とよんだことに由来します。

ヴントは心理学を意識を対象とする学問として位置づけ、内観という、自分の意識を自分で観察する方法によって、意識の「構成要素」を見つけ、それらの要素間の結合法則を見出すことを課題と考えたのです。さらに...続きを読む

Qフェヒナーの法則について簡単に教えてください。

学校でフェフィナーの法則を習ったのですが、
正直よくわかりませんでした。
心理学カテゴリの人たちならわかりやすく教えてくださるのではないかと思い書き込みました。
どなたか教えて下さい。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

#1です.

補足をします.

式をどのように導くのか,という追加のご質問ですが,まずは,ウェーバーの法則は,数学の公式というか,計算のように,式を展開していった結果,前回お示しした式が得られるということではありません.
フェヒナーの法則は,ウェーバーの法則を前提に,ある程度数学的に展開して得られています.

ウェーバーの法則は,概念的なものを式の形で現せば,前回の式になる,とご理解下さい.
つまり,ウェーバーの法則は,経験法則を式の形で表したものということなのです.
ただし,ウェーバーの法則中のk(定数)は,感覚の種類(モダリティ)に固有の値で,これは少し詳しい心理学の教科書や,感覚心理学,知覚心理学などの文献を調べていただくと,それぞれのモダリティでいくつになるかという一覧表があると思います(たとえば,東大出版会の心理学<改訂版>など).
また,ウェーバーの法則が成り立つ範囲も,どのような刺激の強さでも成り立つのではなことが分かっています.
ウェーバーの法則の意義は,精神物理学の発展のきっかけになったということです.
具体的にいえば,フェヒナーに大きく影響し,フェヒナーの法則は,ウェーバーの法則を前提として,成立しています.

これに対して,フェヒナーの法則は,刺激の物理量と,それに対応する感覚量との関係を数量的に表したものです.
まず,フェヒナーは,感覚量は直接測定できないと考え,弁別閾(丁度可知差異)を感覚の基本単位として,間接的に感覚量を尺度化しようとしたのです(フェヒナーの仮説).
つまり,強度の異なる2つの刺激があるときに,その2つの刺激の差を,いくつの弁別閾を積算することで等しくできるかということで間接的に尺度化しようとしたのです.

数学的には,ウェーバーの法則が,感覚の大きさの非常に微少な増分dEと,同じく微少な刺激増分dIとの間にも成立すると仮定すれば,
 dE=kdI/I(k:定数)
と表せます.この両辺を積分すると,
 E=SkdI/I=k logI+C(Sは,積分記号,C:積分定数)
となります(上に補足したように,Sは積分の記号と読んで下さい).
この式は,感覚の大きさEは,刺激強度の対数に比例することを意味することになります.
これがフェヒナーの法則です.
グラフ化したものは,上述の東大出版会の「心理学<改訂版>」など,詳しい教科書に掲載されています.

なお,上述のように,ウェーバー法則が,一定の刺激強度の範囲でしか成り立たないことが,今日では分かっていますので,したがって,フェヒナー法則も,同様であることが分かっています.

以上で,いかがでしょうか?

#1です.

補足をします.

式をどのように導くのか,という追加のご質問ですが,まずは,ウェーバーの法則は,数学の公式というか,計算のように,式を展開していった結果,前回お示しした式が得られるということではありません.
フェヒナーの法則は,ウェーバーの法則を前提に,ある程度数学的に展開して得られています.

ウェーバーの法則は,概念的なものを式の形で現せば,前回の式になる,とご理解下さい.
つまり,ウェーバーの法則は,経験法則を式の形で表したものということなのです.
ただ...続きを読む

QWord 文字を打つと直後の文字が消えていく

いつもお世話になっています。
Word2000を使っているものです。
ある文書を修正しているのですが,文章中に字を打ち込むと後ろの字が消えてしまいます。
分かりにくいですが,
「これを修正します。」
という文章の「これを」と「修正します。」の間に「これから」という単語を入れたときに,その場所にカーソルを合わせて「これから」と打つと,
「これをこれからす。」
となってしまいます。
他の文書では平気です。
何か解決する方法があれば教えて下さい。

Aベストアンサー

入力モードが「挿入」(普通の入力)から、「上書き」になってしまっているのだと思われます。
キーボードに[Insert]というキーがあると思いますので、1度押してみてください。

Q処理水準説の問題点について教えてください

はじめて質問をします。もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。よろしくお願いします。
心理学を勉強しているのですが、タイトルの件でわからなくて困っています。
処理水準説(Craik&Tulving,1975)についてですが、
処理水準説では、説明できない問題点があるようです。
方向付け課題の実験で、「『はい』という判断を行った項目のほうがよく記憶されていた。」というものです。

私の疑問は以下の2点です。
・実際に「はい」という判断を行った項目のほうがよく記憶されるのか?
・なぜ、「はい」という判断を行った項目のほうがよく記憶されるのか?何か、推論などがあるのか?

心理学を勉強し始めたばかりということもあり、いろいろ調べているのですが、わかりません。
疑問に思ったら、なかなか先に進めなくなってしまいました。
どうぞ、よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんばんは。

Craik, F.I.M., & Tulving, E. (1975). Depth of processing and the retention of words in episodic memory. Journal of Experimental Psychology: General, 104, 268-294.

では、Craik & Lockhart (1972) で提唱された、「人間の情報処理過程には浅い処理レベルから深い処理レベルに至る一連の処理の流れがあって、より深い水準で処理された記憶は強固となり忘却しにくい」とする、記憶の処理水準についての概念を、心理学実験を行って検討した論文になります。

「意味的処理のような深い処理のされた英単語のほうが再認しやすい」という実験の結果から、記憶の処理水準モデルを支持した有名な論文ではあるのですが、


その一方で、上記の論文では、

「Yesと答える条件とNoと答える条件で、反応の潜時(latency)、つまり答えるまでにかかった時間あまり差がなかったけれども、英単語を再認できた割合はYesと答える条件のほうが高かった。また、再生条件では差は減少した」

という結果が得られています。

一見、処理水準説には関連が無さそうな結果の話ですが、上記の論文では、記銘(符号化)・保持・想起(照合→再生/再認)という記憶の過程のなかで、「Yes/No条件での結果の違い」というのがどのような意味をもつのかについて、ちゃんと追加の実験と、それにもとづいた考察がなされています。

frogJさんの疑問の出所はわかりませんが、実験結果のグラフを見ればもっともの疑問であり、記憶システムを考えるうえで、わりと重要なポイントなのかもしれません。

・反応するまでの時間(潜時)で差があまり無かったということは,Yesの場合でもNoの場合でも、処理するまでにかかる時間は同じ??
・英単語の想起でも、再生の場合と再認の場合では差の生じ方が異なることから、記憶の、特に想起のシステムに何か関係しているのか?
・etc.

一般的な心理学の教科書では、処理水準モデルに合致する結果の話ばかりが注目されていて、後者の実験結果には触れていないものも多いですが、そういう場合にはぜひ、言葉の壁にも負けず、元のCraik & Tulving (1975)の論文や、それを解説している他のレビュー論文を読んでいただきたいものです。

こんばんは。

Craik, F.I.M., & Tulving, E. (1975). Depth of processing and the retention of words in episodic memory. Journal of Experimental Psychology: General, 104, 268-294.

では、Craik & Lockhart (1972) で提唱された、「人間の情報処理過程には浅い処理レベルから深い処理レベルに至る一連の処理の流れがあって、より深い水準で処理された記憶は強固となり忘却しにくい」とする、記憶の処理水準についての概念を、心理学実験を行って検討した論文になります。

「意味的処理のような深...続きを読む


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