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5次方程式x^5-1=0の1でない解の1つをωとするとき、
1)α=ω+ω^-1とおくとき、α^2+αの値が求められません。
2)ωを極形式で表し、上の方程式の5つの根を複素数平面上に図示するということ、また1に隣接する根のx座標βの値を求めたいです。

詳しいかた教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

1)


x^5-1=(x-1)(x^4+x^3+x^2+x+1)
より, x^5-1=0 の1でない解ωは
x^4+x^3+x^2+x+1=0 の解なので
ω^4+ω^3+ω^2+ω+1=0 を満たし,
解ω≠0よりω^2(≠0)で割って
ω^2+ω+1+1/ω+1/ω^2=0 となり,
これを α=ω+1/ω で書き換えて
(α^2-2)+α+1=0
α^2+α=1・・・(*)

2)
極形式 → 1の5乗根ですのでご自分で.
|ω|=1に注意すると,1/ω=ωバー(複素共役)で
α=ω+1/ω=2×Re(ω)
なので 方程式(*)の大きい方の解が1に隣接する2根のx座標の2倍です.
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この回答へのお礼

oshiete_gooさん詳しい回答を本当にありがとうございます。自分で考えながら読み進めていきたいと思います。

お礼日時:2002/12/03 23:23

****■【問題】■*************************************************************


 5次方程式x^5-1=0の1でない解の1つをωとするとき、
1)α=ω+ω^-1とおくとき、α^2+αの値が求められません。
2)ωを極形式で表し、上の方程式の5つの根を複素数平面上に図示するということ、
 また1に隣接する根のx座標βの値を求めたいです。
******************************************************************************
解) 
(1)α^2+α
 =ω^2+2+(ω^-2)+ω+(ω^-1)
 =(ω^2+ω+1+(ω^-1)+(ω^-2))+1
 =((ω^2+ω+1+(ω^-1)+(ω^-2))/(ω^2))+1
 =((ω^4+ω^3+ω^2+ω+1)/(ω^2))+1
 =((ω^5-1)/(ω^2)(ω-1))+1
 =0+1=1

(2)x^5-1=0 の5つの解は
 cosθ+isinθです。(ただし、θ=0、2π/5、4π/5、6π/5、8π/5)

 よって、1=cos0+isin0 のとなりは
 θ=2π/5、8π/5のときで、

 x座標β=cos(2π/5)

となる。

                     ■[答え]■(1)1 (2)cos(2π/5)

--------------------------------------------------------------------------------
[付記]
(1)は、すでにほかの人がすばらしくかいてあるので、わざと素朴に書いたものです。
(2)極形式(x、y)=(rcosθ、rsinθ)において、r=1で、θは円の5等分角
答えはcos(2π/5)、cos(8π/5)になるが同じ値なので簡単なのを選ぶ。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。最後の付記にある(2)がとてもありがたかったです。これからも宜しくお願いします。

お礼日時:2002/12/03 23:24

大雑把に説明します。



1) α=ω+ω^(-1)とω^5=1から
 α^2 + α = ω^4 + ω^3 + ω^2 + ω + 1 + 1
 ここでω^4、ω^3、ω^2、ω、1はx^5-1=0の5つの解であり、その和は0。よってα^2+α = 1となります。

2) 一般に、(x^n)-1=0のn個の解を複素平面上に図示すると、原点を中心とする半径1の円の上に等間隔に配置されます。そして、n個の解のうちの1つは1です。ここまで書けばわかりますね?
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この回答へのお礼

gimmickさんいつも回答頂きありがとうございます。

お礼日時:2002/12/03 23:18

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