No.4ベストアンサー
- 回答日時:
ご回答#2の「お礼」にある質問事項についてです。
1.forget allはファゲッドールにはならないと言うことですか?
⇒ いいえ、ファゲッドールになります。
米音では、語と語の間では前後の語の強勢に関係なく、/t/ が先行の語の語末にあるときはたたき音(tap)が現れます。
2.orderはオーラーになりますか?
⇒ はい、なります。
一般的に米音ではorder の /r/ は 母音性を帯びるので、spiderなどと同様に /d/ は「たたき音(tap)になるのが自然です。
研究社の『新英和大辞典』(第6版)を見ると、米音の発音記号 /d/ にたたき音化の符号がついています。
なお、ご質問のたたき音(tap)は、
・語中に現れるのは確かに米音における現象ですが、
・forget all のように語間に現れる /t/ のたたき音は、米音においてだけでなく、カジュアルな発話では英音においても現れます。
(このことを私は ”Oxford Advanced Learner's Dictionary” (7th ed.) の最終ページR119ではじめて文字の上で確認できました。)
No.3
- 回答日時:
for all : リエゾンで r が発音されます。
forget all : 文脈により細かい強弱の差はあるかもしれませんが -get と all はどちらも強く読まれる部分ですから t は変音し得ます。t+a をひとつながりにすることはありません。
one takes : 子音の後ろでは変音しません。
order : d は変音しません。
because all : よほど慎重に発音しなければ連音します。
t の変音は米音に見られるもので英音では起きません。リエゾンやアンシェヌマンもフランス語のように「必ず行う場合」があるわけではなく、行った方が言いやすいときに自然に起きるものです。あまり意識しすぎることはないでしょう。
No.2
- 回答日時:
t の変音に関することでしたか。
t が母音に挟まれるとき、ラ行のように聞こえる、または有声化する。
NT が NN のようになる(twenty → *twenny と聞こえる)
このように考えられていますが、
「T+母音」がアクセントをもち、ここの間で切り離せないと意識されるときは変音しない。
という規則があります。言葉にすると難しそうですが、Tが変音するということはあまり重要ではないから発音が緩くなるというだけのことです。
(アクセントを大文字で表記)
get UP
get it ON
at ALL
BEAUty
WAter
CIty
二語以上の場合はアクセントのある語は t で始まっていません。一語の場合は t+母音のところにアクセントがありません。
ここで注目するのは二語以上の場合で、強調すると意識されるのは up, on, all であり、いくら t が直前にあるといってもそれは「弱い語のしっぽ」のようなもので、そんなものを強い語の一部のように取り込もうと意識は働かないのです。
a tall man
これが「ア・ロール・マン」となることはありません。tall が一語で強く言うべきだという意識があるからです。
return / pretend
これらも変音しません。re-turn / pre-tend のように切れると意識されるからです。あえて ret-urn / pret-end と切る理由がありません。
まとめると「t+母音がひとつながりであると意識されかつ t+母音にアクセントがあるときは変音しない」ということです。 t+母音にアクセントがあるという言い方は言語学的ではありません。アクセントは母音にあるものです。しかし感覚的には t を含めてアクセントをもつと考えた方が分かりやすいでしょう。
以上お分かりのようにリエゾン、第一・第二アクセントということは関係ありません。その本の用語の使い方は通常とは違うのです。
ホントに役に立つことばかりありがとうございます
>>>t+母音がひとつながりであると意識されかつ t+母音にアクセントがあるときは変音しない
の解釈の仕方が難しいです(焦、すみません・・・
あとご迷惑でなければ発音関することでお答えをいただきたいのですが・・・
for all because all ファロール コーゾール
と発音して通じますか
あと、one takesはワンデイクス forget allはファゲッドールにはならないと言うことですか?
あとorderはオーラーになりますか?
No.1
- 回答日時:
<第一アクセント>
長い語では二つのアクセントをもつものがあります。
im-pro-prie-ty
ex-pec-ta-tion
この例ではどちらも第3音節に第一アクセント、第1音節に第二アクセントがあります。第一、第二というのは強さの順です。アクセントが一カ所だけでは弱い母音が多すぎてバランスが取れない場合もう一カ所アクセントを置きバランスをとります。
このようなとき一番強いところを特に「第一アクセント」と言います。
短い語でアクセントが一カ所しかないときは第一アクセントとは言いません。
return, pretend, hotel はそれぞれ一カ所しかアクセントがないので第一も第二もありません。これらに共通するのは第2音節にアクセントがあるということだけです。
<リエゾン liaison>
リエゾンとはフランス語の用語で「単独では発音されない語末の子音字が、母音で始まる語が続くと発音される」ことです。
les enfants
les は定冠詞ですが単独では「レ」と発音され s は読みません。次に母音で始まる語が続くと s が読まれ次の語と続けて「レザンファン」となります。
英語でこういうことが起きるのは語末の r です。
center of センタ・オヴ→センタロヴ
catcher in キャッチャ・イン→キャッチャリン
an apple が「アナップル」と発音されるような現象もリエゾンということがありますが元々発音される子音字が次の語のはじめの母音とつながってしまうのは「アンシェヌマン enchainement」という別の現象です。
以上が普通使われる用語の説明ですが、これでは質問内容とかみあいません。return, pretend, hotel は子音で始まっていて、また語末の子音も発音されます。つまりリエゾンする側でもされる側でもないのです。
どうやら用語の使い方が違うようです。
想像するにリエゾンではなくアンシェヌマンのことを言っているのではないでしょうか。
an apple はアンシェヌマンの結果 a napple のように発音されます。このとき冠詞の an はアクセントをもちません。しかし an を強調して発音するときは「アン・アップル」(間にかすかに n が残るかもしれません)であり「ア・ナップル」ということはありません。
return Andy なら「リターン・(n)アンディ」であり「リター・ナンディ」とはなりません。
しかし return a book というとき普通アクセントがあるのは ur と oo のところですが a は n とつながって「リターナブック」と発音されます。a にアクセントがないので間に呑み込まれるのです。
つまり「弱+強」の後に「強い母音」が来るとアンシェヌマンは起こりにくいのですが弱い母音がくるときはその限りではありません。
以上が推測ですがいかがでしょうか。本の内容を補足していただけるともっと分かると思います。
丁寧なご回答ありがとうございます
get up ゲラップ
beautiful ビューリフォ
try to トライダ
tが母音に挟まれればdやらりるれろに近い発音になると書いてあって
一語でもなる
beautifulやgettingなどはられるれろになるけど
return, pretend, hotel はならないと書いてあって
その理由が一語で第一アクセントがあるものはリエゾンされないと書いてありました
returnはリラーンにはならないと言うことだと私は思ったんですが・・・
すみません少々説明が下手ですが説明をお願いいたします
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 日本語 日本語の「-3の規則」 1 2022/05/12 13:14
- 日本語 日本語のアクセントについて 2 2022/05/13 13:54
- 英語 英語について 4 2022/07/21 15:23
- 英語 英語の発音の教育について 5 2022/08/05 17:12
- 日本語 日本語のアクセント 1 2022/05/12 13:26
- 日本語 関西弁と共通の語彙を持つ西日本方言について 3 2023/08/03 17:05
- 日本語 こちら問題で間違いがあれば教えていただきたいです。 ・がっこう モーラの数:4 アクセント核:こう 1 2023/05/18 22:17
- その他(生活家電) 機械から出る音声。アクセントがおかしいのと普通の違いは? 1 2023/05/10 20:59
- 英語 英語の勉強法です。高3です。 今長文を2日に1題ずつ文構造から和訳など完全に内容と構造を掴むまで取り 2 2022/07/25 07:38
- 日本語 「-3の規則」 1 2022/05/19 12:55
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
日本人の"evidence"のアクセン...
-
comparable のアクセント
-
Advice のアクセントの位置
-
ダニエルのスペル
-
英語の音節構造がわかる人はい...
-
スペイン語の音節分けについて...
-
接尾辞とアクセント
-
比較級と最上級
-
-ate でおわっていたら、どうし...
-
形容詞の比較級の不規則変化
-
Piccadilly の発音のことで
-
フランス語の大文字にもアクセ...
-
アクセントの公式の覚え方
-
英語の発音で、第一アクセント...
-
Internet のアクセント
-
television のアクセント
-
外国人の名前のアクセントにつ...
-
英語のアクセント記号の読み方...
-
photograph photography
-
英語のアクセントについての質...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
日本人の"evidence"のアクセン...
-
フランス語の大文字にもアクセ...
-
Advice のアクセントの位置
-
e の発音
-
ダニエルのスペル
-
英語の第1アクセントの位置がほ...
-
発音記号「’」の読み方
-
Internet のアクセント
-
employee
-
英語です
-
violin のアクセントの位置
-
英語の音節(syllable)の分け...
-
英語のアクセント問題の解き方...
-
これってアクセントが二つある...
-
スペイン語の音節分けについて...
-
「橋・端・箸」、「柿・垣・牡...
-
advertisementのアクセント
-
resumeの特殊文字(e)の出し方
-
英語のアクセントについての質...
-
television のアクセント
おすすめ情報