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選挙権を18歳までに引き下げると言うのが一部で話題になっていますが、
選挙権を18歳まで引き下げることによって生じるメリット・デメリットを教えてください。

A 回答 (6件)

メリットは国際標準になるくらいですかね。

他にメリットは思い付きません。それよりもデメリットだらけだと思います。

デメリットとしては制度改正による社会的コストの増大が挙げられます。ただ、公職選挙法が改正されるとすれば、それは社会がコスト増を受け入れたということですから、全体としては構わないのかなという気もします。

私が懸念しているのは、現代の場合、20歳だろうが18歳だろうが、生活能力がなく、世間知らずで極めて幼いということです。選挙権を与えることによって国民としての自覚も生まれるだろうという期待を持つ人もいますが、全く逆で、国民としての自覚がある人に選挙権を与えるべきです。

そういう意味で、私は、ある程度社会経験もある「30歳以上」でいい、とさえ思っています。

実際には「投票年齢の引き上げ」など、どの政党も主張していませんし、そんなことをすればマスコミの反発は必至でしょう。でも、冷静に考えて、私はこれも選択肢の一つだと思っています。

ちなみに、平均寿命(平成19年)は男79.19歳、女85.99歳です。これだけ高齢化している現在、20歳前後に限らず、すべての年代で総じて精神的に昔より幼くなっているのではないでしょうか。

戦後の昭和22年の平均寿命は男50.06歳、女53.96歳でした。「人生50年時代」の20歳や18歳と「人生80年時代」の20歳や18歳とでは、やはり前者の方が総じて大人だと思います。

単純な換算ですが、このころの20歳は現在の31歳程度(男30.04歳、女31.87歳)、現在の20歳はこのころの13歳程度(男13.32歳、女12.55歳)の計算になります。実際、現代の20歳前後の「幼なさ」はまさにこれくらいの年齢に匹敵するな、という気がしなくもありません。そういう意味でも、現在では投票権は「30歳以上」がいいと思っています。

もちろん、「若年者でも意識の高い人はいるし、逆に年長者でも意識の低い人はいる」というよくある反論は承知しています。でも、いつも思うのですが、それは完全にミクロの話であって、個別に見るとそりゃいろんな人がいますので、年齢で一律に区切ることができないのは当然です。しかし、政策というのはマクロで見ますので、ある一定の年齢でバッサリ区別せざるを得ないのです。マクロで見ると、日本人は明らかに幼児化しています。

あと、全く逆ですが、選挙権は赤ちゃんも含めた「0歳以上」でもいいと思っています。なにしろ国会議員は「全国民の代表者」なのですから(憲法第43条第1項)。この場合は、子供は何も分かりませんので、親権者が子供の分も投票する、ということになると思います。そして、18歳や20歳に限らず、親が「こいつはもう一人前」と思った段階で、本人に選挙権を返せばよいのです。

もっとも、親が死んだり、あるいはずっと一人前扱いしてもらえない場合もありますので、30歳程度になれば、自動的に本人に選挙権が返ってくるような配慮は必要でしょう。このへんの例外規定もあくまでミクロの話であって、大切なのはマクロの話です。ミクロとマクロをごちゃまぜにしてはいけません。

少子化時代でもありますし、同じ大人でも、懸命に子育てに励んでいる人たちの意見が反映されやすくなるかもしれません。

話が少しそれてしまいますが、「成人」になると選挙権に限らず、結婚、飲酒、喫煙、契約などを自分の責任において行い、親の責任はもうなくなります。

この「成人」を現在のような年齢で自動的に決めるのではなく、先ほどのゼロ歳児選挙権のように親が主体的に決める方法は、案外日本社会の幼児化を戻す妙案ではないかと思っています。

なぜならば、親が子供を一人前扱いをするということは、親が社会に向けて自分の責任を放棄する宣言でもあるわけですから、宣言すること自体に責任があります。子供がいろんな意味で社会に不適応の場合、社会から「なんであいつの親は、あんなヤツを成人にしたのだ」という非難があるでしょう。そういう意味で、子育てに対し現在よりも慎重になると思います。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
このように見ると、やはり年齢の引き下げには問題がありそうですね。

お礼日時:2008/08/13 19:36

メリットですが、若者に向けた政策、若者に政治家の目がいく、ということではないでしょうか?



知っての通り、日本の社会は高齢化社会です。超高齢化と言っても良いでしょう。
現在、日本人の平均年齢は0歳児まで全て含めて40歳代、有権者に限れば、50歳を超えます。世代的に言っても、もっとも人口の多い世代は、50代後半~60代前半の「団塊の世代」です。
選挙を勝つ為には、「多数の支持を得る」ことが何よりも重要になります。そうすると、どうしても、人数の多い高齢者に政治家の目がいきがちです。
例えば、派遣社員などの問題が出ていますが、この問題のいったんは高齢者優遇制度です。90年代の不況の時代、労働組合や左翼政党などは、既存の正社員を「リストラするな」と保護させました。そのため、企業は新規採用を控え、若者世代が正社員になれずに、フリーター化するしかなくなった、というものがあります。これは、高齢者世代の人数が多く、そちらの支持を得ることの方が、若者世代の支持を得ることよりも政党や政治家にとって得だったからです(自民党なども、派遣業などの法整備をすることで、賃金を安くさせることができ、財界などの支持を得ることができました)
また、そういう問題が顕在化してきた昨今に置いても、「若者のやる気のなさが駄目なのだ。鍛え直す施設を作ればよい」などと言う老人の問題を問わない妄想が政策に反映されて税金が無駄遣いされています。

18歳に下げる、ということは、僅かとは言え、有権者の世代を変えることができます。そうすれば、これまでと比べれば、政治家の側が若者に目を向けるようになると思います。その部分はメリットと言えるのではないでしょうか。
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メリットは、欧米基準の民主主義になることですね。

(制度的には)
また、少子化とはいえ年齢が引き下がる分、分母が増えるのでより民意を反映できることですね。

デメリットとしては、衆愚政治化しやすいこと。
年齢が下がったからといって、必ずしも選挙意識や権利・義務の意識の向上にはつながらないことです。

課題としては、他の20歳以上が基準となっていて、さらに健康に影響を及ぼす酒やタバコなどとの整合性をどうとるかという事でしょうか。

まぁ、根幹となる「教育(大人への社会教育も含む)」をしっかりして民主主義とは何かや情報リテラシー能力の向上を図らなければ、いくら年齢を下げようがあげようが無意味だと思いますけどね。
そういった議論はすっかり抜け落ちてますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
年齢が下がっても選挙意識・義務の向上にはつながらないのは確かだと思います。

お礼日時:2008/08/13 19:41

最近に限らず、社会の悪いことは大人のせい、大人がこんな風にしたという責任逃れが横行してますから、その大人に早くしてあげるのは良いことだと思いますよ。



幼いかどうかは理由にならないでしょう。今の大人が選んだから、こんなに良い政治が行われているんだ、という自信でもあれば別ですけどね。

18歳なら、政治の仕組みや目的は習ったんだから問題ないでしょ。

デメリットを強いて言えば、投票率が下がることかな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大人のせいにする責任逃れが横行しているので、その大人にさせるわけですか。
確かに一理あると思います。

お礼日時:2008/08/13 19:39

利点はありますが欠点はどうなんでしょうかねェ



選挙権と同時に成人としての義務や責任も発生します
親その他の後見人の保護下に置かれないので国民としての自覚も生まれるでしょう
誰にも束縛されない代わりに行動に責任を持つようになるでしょう
そういう風な期待をしていますが60歳にもなって小学生並みの行動しかとれない人が結構います
腹が立ったから殺したΣ( ̄□ ̄;)
なんだか情けないですエ~ン。・゜・(ノД`)
日本総幼稚化、ええんかいな?(・・*)。。oO
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
成人としての自覚を持つという意味では、良いかもしれませんね。

お礼日時:2008/08/13 19:32

メリットは、18歳19歳の勤労者の意見が政治に反映されることでしょう。


デメリットは、かりに、ですが、
酒税、たばこ税が議論の中心になったとき、未成年者には候補を選びにくいでしょう。一緒に年齢を引き下げないとね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、酒、たばこに関しては未成年者にはきついものがありますね・・・

お礼日時:2008/08/13 19:31

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