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北京語で発音する。広東語で発音する。日本語の音読みで発音する。
これは誰が決めてるのでしょうか?その区切りは何でしょうか?

上海のことを誰もジョウカイと読みません。
中学生以上ならほぼ間違いなく、考えもしないで"シャンハイ" とちゃんと現地の北京語の発音で読みます。それぐらい日本人にも染み付いています。
パソコンで漢字変換してもちゃんと表示されます。
香港のことを誰も「ケイコウ」あるいは「キョウコウ」とは読みません。ちゃんと現地の広東語の発音で"ホンコン"と発音します。(ちなみに、確か北京語ではシャンガンでしたよね。)
九龍もクーロンと現地の発音で読みます。

しかしニュースなどTVで報道される中国の地名.人名などの固有名詞のほとんどは日本語風の音読みで発音します。
たとえば、広州はグワンジョウと言わないで、コウシュウと日本語風の音読みで読みます。
毛沢東もマオ ツォートンと読まず、モウタクトウと読みます。
重慶もジュウケイと発音します。


シャンハイなど、ちゃんと現地の発音で読む。
毛沢東をモウタクトウと日本語の音読みで発音する。
これはは誰が決めてるのでしょうか?その境界線は何ですか?

ちなみに北京は我々日本人はペキンと発音します。
これは謎です。現地語の"ベジン"でもなく日本語の音読みの"ホッキョウ"もしくは"ホクケイ"などでもなく、広東語の発音です。

今「ホクケイ!!んなバカな。変な発音。」って思ったあなた!!
重慶、その他のほとんどの地名は日本語読みですよ!^_^;

誰が決めたのでしょうか。

A 回答 (5件)

まず勘違いしてはいけませんが、「ペキン」「シャンハイ」「ホンコン」と言う言葉は日本語です。


「大阪」と書いて「だいばん」と読むのが日本語として間違いなのと同じで、
「北京」と書いて「ほくけい」と読むことは、日本語として正しくありません。

誰が決めたかは知りませんが、中国は時代や地域ごとに漢字の読み方が異なっていますので
たいていその時日本に伝わった読み方が、そのまま日本語の名詞に変化したのだと言うのが通説です。
(北京をペキンと読むのは上海語などの影響が強いようです。)

とにかく漢字に関しては、その言葉が伝わってきた際の中国語読みがどうであったかが大きく影響しているようです。
余談ですが、これは何も中国語に限ったことではなく、日本語漢字の音読みが複数あるのとも関連しています。
例えば(これが例として正しいかどうかはわかりませんが)、「京」と言う漢字は、
ケースに応じて「きょう」とも読めば「けい」とも読みます。
このような複数の読み方をするのも、その漢字が中国から伝わってきた時期や場所によるが故のものであるそうです。
もろん全部が全部そうなのではなく、日本で読み方が枝分かれしたものや、
日本語に強引に当てた読み方が一般化した場合も多いようなので、一概には言えませんが。


少し話がそれましたが、一応現在のマスコミ報道の類では
「自国の発音を用いるか現地の発音を用いるかは、お互いに不公平がないように、その二国間内でそろえましょう」
という不文律があります。
日本語と韓国語はそれぞれ、現地(相手国)の発音を尊重して用いることを是としていますが
中国語のように、日本語で発音することが現実的に不可能なものについては、
それぞれ自国の読み方を持って対応をしているようです。
故に、「北京」はベイジンではなくペキン。「毛沢東」はマオ ツートン(←日本語では正確に書けない)ではなく
もうたくとう と読むようです。

なお、言葉というものは常に進化をしていくものです。
今現在、中国語読みが日本語の一般的な読み方として定着しつつある段階のものもあります。
例えば「広州」と「杭州」。
日本語で読むとどちらも「こうしゅう」となるため、あえて日本語でも「グワンジョウ」「ハンジョウ」と読むことを
推し進めているような動きもあると聞いています。
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コンセンサスや定着度でしょうね



北京

ペイジンと読みました?ホッキョウと読みました?
でも昔の名前ペキンです。
水餃子の別名にペキンラビオリというのも英語圏の一部に残っていますが、これもある限られた地域や世界での定着です。
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この問題について調べたことはないので、参考までに。



誰が決めた、というよりも、言語の伝播過程の産物だと思います。

日本で「国語」のお勉強をする際、上海はシャンハイと読むよう訓練されたので、日本人はそう読みますよね。

たとえば、有名な食べ物「ショーロンポー」は、日本では「上海話」の読み方を採用しています。普通語の「xiaolongbao」ではありません。
 上海の特産が日本に「伝来」した際に使われた呼称が、メディアなどを通じその読み方の作法が決まったのでしょう。

また、伝統的に、「東洋学者」は人物名は基本的に日本語読みします。
中国の学者「費孝通」をfeixiaotongと読まずに「ひこうつう」と読みます。しかし、別の分野の学問では、「フェイシャオトン」と読む習慣もあります。


中国の要素を解釈するための「知識」が、その外来語を読む際にも反映しているとかんがえられるのではないでしょうか。
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概ね戦前より前、日本と関わりの深い馴染みのある都市の名前は現地読みです。

北京・南京・上海・青島など。他にも満州関係では「チチハル」とか「パオトウ」とか「ハルビン」とか現地読みが非常に多いです。

一方、戦中・戦後から日本人に知られるようになった土地は日本語読みが多いようです。武昌・漢口・徐洲・廣洲・重慶など。
法律のように誰かが厳密に決めるものではなく、日本人に馴染んだ地名かどうかが現地読み・日本語読みの差になっていると思います。
香港の場合は宗主国のイギリスがHongkongと表記したので、馴染み云々は関係なく、その読み方を導入した形ではないでしょうか(マカオも同じ)。
なお、現在の学校で使っている地図帳を開くと「武漢(ウーハン)」「重慶(チョンチン)」「廣洲(コワンチョウ)」などのようにルビがふってあります。これからは日本語読みなんかで言うと歳がバレるかもしれませんね(笑)。
人名については、劉備元徳から胡錦濤まで一貫して日本語読みですね。もっとも、あちらも日本人の名前を中国語で読んでいますからおあいこです。
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この回答へのお礼

一番説得力ありました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/04 17:20

一言で言えば、慣習ですね。


古い時代に定着した発音はなかなか変えられないものです。

英語でもradio→ラジオやtomato→トマトなど昔からの発音が残っています。
今入ってくればレーディオやトメートとなることでしょう。
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