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ある曲を聴いて譜面に起こすとします。その時に、まず小節を区切るためには拍子をつかまなければならないと思いますが、私は時々4拍子と8拍子の区別がつきません。はっきり分かる時もあるのですが、分からない時は本当に分かりません。確実に区別が付くようになるには、どういうことに心がければいいのでしょうか?

例えば、8拍子でもゆっくりした調子の曲だったら、4拍子でも譜面が書けるように感じてしまいます。また逆に、4拍子でも調子の速い曲だと、8拍子で譜面が書けるように感じてしまうのですが・・・

アドバイスをお願い致します。

A 回答 (3件)

主に採譜されている曲がどんなジャンルかにもよりますが、4か8か迷うようなときは4拍子で構わないと思います。

むしろ8拍子は非常にまれな場合です。
2の乗数(2、4、8…)の周期でリズムが感じられる場合「イチ・ニ、イチ・ニ」と行進曲のような感じなら2拍子ですがそれ以上長いのは4拍子までにするのが普通です。あえて「イチ・ニイ・サン・シイ・ゴオ・ロク・シチ・ハチ」とすることはありません。1小節が長くなりすぎます。
アクセントは偶数拍につく場合と奇数拍につく場合があります。また各拍の「ウラ」について「ンタッ・ンタッ・ンタッ・ンタッ」のようなこともありますがこれも4拍子とするのが普通です。

8拍子はどちらかと言えば「混合拍子」で「3+3+2」「3+2+3」など

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(いずれも8分の8。分かりやすくするために8分の3+3+2などと書くこともある)

リズム形、メロディともどうしてもこのように区切っているとしか聞こえないときです。ポピュラー音楽はこのような場合でさえ4分の4で書くことが多くあります。

ある事典でロック(ンロール)が8分の8拍子であるという記述を見たことがあります。よく知られているように8ビートはロックをはじめとするポピュラー音楽では広く使われていますが、事典の執筆者がロックに詳しくなく「ビート=拍子」と単純に解釈したためと思われます。(そもそもロックは楽譜から始める音楽ではありませんが)8拍子で書かれた楽譜は見たことがありません。16ビートや12ビートも4分の4で書かれます(12ビートは3連符を多用。まれに8分の12で書かれることもある)。

ポピュラー音楽はクラシックの理論では説明できない部分が多々あり、楽譜上の拍子もその一つです。ということは書き方が必ずしも「こうするべき」と決められないとも言えますが、人に分かりやすく書くという目的を考えれば一般的な方法にならうのは必要なことです。

多くの楽譜を音を聞きながら「読んで」ください。そうする中で徐々に分かってきます。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答を有難うございます。

ジャンルは主にポップミュージックです。私も8ビートだの16ビートだのというのと、拍子を混同して混乱していました。ある人が「この曲は8拍子」「この曲は4拍子」という風に教えてくれたのですが、その区別が私には必ずしもはっきりつかなかったのです。楽譜で確認したら、いずれの曲も4分の4で書かれていましたので、なおさら分からなくなってしまいました。たぶんその人がいいたかったことは、「8ビート」という意味だったんでしょうね・・・ いろんな楽譜を見て勉強してみます。

お礼日時:2008/09/11 08:49

 あくまでも参考意見として聞いてください。


 拍子というのは、かっちりと決まったものではなく、何となくそう聴こえるから、というファジーなものだと思います。ですから、同じ曲でもアレンジや、演奏スタイルを変えると拍子も違って聴こえます。4拍子が3拍子になるようなことは基本的にないと思いますが、4拍子と8拍子となるとどちらにもなりえます。
 私の場合、採譜するときまず、その曲の旋律の基本構成音が8分音符か4分音符かを見ます。主に8分音符の場合は8拍子であり、4分音符なら、4拍子となりますが、少々難しいのは、見た目には、たいがい8分音符と4分音符は混在していて、見分けにくいです。リズムだけで判断するのではなく、コード進行とスケールからみて、判断しなければならないことになってきます。
 あとは、ビート感で判断します。つまり、手拍子を打つとしたらどこで打ちたくなるか、裏拍子がどこにくるかで判断するということです。曲を聴いたとき、1小節が「1と、2と、3と、4と、」(と=アクセント)だったら8拍子で、「1と、2と、」だったら4拍子となるわけです。文章で表現するのが、難しいので、分かり辛いかもしれませんが、要するに、一番強く聴こえるアクセントはどこかで判断するわけです。
 ということで、どうでしょう。
質問の意図にそぐわない内容でしたらお許しください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答有難うございます。

拍子というのは厳密なものなのだと思い込んでしまっていましたが、実際にはかなりあいまいなものなのですね・・・ たしかに3拍子は4拍子とは明らかに違いますが、2拍子、4拍子、8拍子は倍数ですから、記譜の仕方で調整できてしまう部分もあり、悩みの種でした。

ビート感で判断できる時はいいのですが、あいまいなビート感の場合にどう区別を付けるかで行き詰っていました。でも、迷ったらどちらでもいいやと、これからは考えるようにしてみます。

お礼日時:2008/09/11 08:45

ふつうは動機が2小節なので、それで区別をつけるか、音源のアクセントを聴き取ると良いのかもしれません。



ところで8拍子の曲って、そんなにあるんでしょうか?私の覚えている限りでは4分の8と8分の8が1曲ずつある程度なので、迷ったら4分の4で良いのではないかと思いますけど。音楽的にはアクセントなど微妙に違うと思いますが、実際に演奏してもそう変わるとも思えません。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます。

取りあえず4分の4で書いておく、といったアバウトな感じでいいのですね。安心しました。

お礼日時:2008/09/11 08:41

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