電子書籍の厳選無料作品が豊富!

金融に関してあんまり知識のない者です。
ニュースでリーマンブラザーズ証券の破綻が出ていますが、
2008年に上場以来、初の赤字だったリーマンブラザーズが
なぜ破綻するのかよくわかりません。今まで長年にわたって稼いできたお金は残っていなかったのでしょうか?

A 回答 (4件)

今までの利益の蓄積は、上級社員の高額な報酬や、株主への配当による還元で放出し、残りの儲け分は新たな投資(元金の何十倍も借入)します。

今回サブプライム問題でその投資が裏目に出て、昨日まで莫大な価値のあった商品が瞬く間に価値を失い現在も進行中のため、損失がどれ位になるか見当がつかないために破綻しました。元金の何十倍も投資しているため、一度裏目に出ると元金の何十倍も損をします。すなわち資産を食いつぶした上に借金まるけの会社に、どの金融機関も金を貸さないので、資金繰りができなくなりマーケットから退場させられました。
    • good
    • 0

No.2の方の回答通りです。

 今年6月10日、イギリス銀行協会のグリーン会長が「(リーマンのような投資銀行の)レバレッジ(テコ)金融モデルは破綻した。今後は(預金集めの)伝統的銀行経営に戻らざるを得ない」と宣言しました。 「レバレッジ金融」というのが、テコの原理と同じく、少ない手持ち資金で莫大な金額を動かす、いわゆる信用取引です。 リーマンが破綻し、メリルリンチがバンカメに買収される事態は、まさにグリーン会長の宣言が当たっていたことを示しています。 米国の金融システムは、預金集めの伝統的システムが10兆ドル、レバレッジを使った投資銀行的な「影の銀行システム」も10兆ドルの、合わせて20兆ドルあまりです。 このうちレバレッジ金融の方が、急速に崩壊しており、預金集めの金融機関であるバンカメがレバレッジ金融のメリルリンチを救済する事態になっているわけです。 日本の場合はレバレッジ金融がそれほど発達しておらず、リーマンのように巨額の負債を抱えて破たんする金融機関は出てこないでしょうが、これだけアメリカの金融機関がガタガタになってくると、日本の金融機関への影響も今後どれだけ大きくなるか測り知れません。
    • good
    • 0

私も専門外ですが、おそらく資本金やら手持ち資金とは桁違いのお金を動かしていたからだと思います。



株でも、信用取引と言って、100万円の現金を預ければそれを担保に300万円分の取引ができますよね?

リーマンブラザーズ始め、金融機関は大なり小なりそうした現金や資産を元手に信用取引をしていて、最も極端な金融機関は、確か手持ち資金の何千倍かの取引を常に行っていると聞いています。

何千倍もの取引だと、全取引が1%でも値下がりすれば即破産という恐ろしい状態ですが、ここ20年間のコンピューターの発達によって相場がどう動いても損失がでないような取引手法が「金融工学」と称されて色々と編み出され、手持ち資金の数千倍の取引を抱えるという状態を維持しています。

但し、その手法も、およそ過去のデータを元に、法則を編み出した個人の想定範囲でしか通用しない法則ですので(それでも確率的にはほぼ100%に近いのでしょうが)、人知を超えた事態に陥って損が出れば、一瞬にしてゲームオーバーになります。

2006年11月の売上収入が年間176億ドルということなので、約2兆円ですね。今回の負債総額は64兆円だということですので、これだけの差があってはどうしようもないと思います。

それにしても、64兆円と言えば、日本の年間国家予算を上回る規模ですよね。実感が沸きませんが、凄い規模ですね。
    • good
    • 0

サブプライムの影響です



サブプライムの発信元であるシティとリーマンはあまり知られてませんが同グループのような間柄です シティの兆単位の損失はリーマンにもそのまま飛び火します 
今回の経営危機でメリルリンチやバンクオブアメリカが救済を断念したため一気に破綻しました これらも同じ系列内の会社です

他にもモルガンスタンレーやゴールドマンもみんな
同系列の会社であり おそらくこれからそちらにも飛び火する可能性があります 
ちなみに堀江ライブドアもリーマンから多額の出資を受けた会社であり
堀江本人やライブドア自身にも何かしら影響があるかもしれません

シティの長はデービットロックフェラーですがすべてこの人の系列の会社です 最近来日したのはこの件で大分救済を申し出にきてたようです
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!