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ある経済評論家が「日銀が国債買い入れをやめると、円高になる可能性がある」と言っていました。
なぜなのでしょうか?

A 回答 (5件)

日銀は、恒常的に国債を買い続けているわけではないので、


買い入れをやめる、と言う表現は当てはまりません。

日銀が国債を買うという事は、
金融機関を通して市場に円をより多く回すことになるので、経済が活性化します。
しかし、それが過剰になると円がだぶついて、円安やインフレ誘導になります。
逆に、国債を売りに出すという事は、円の回収となり、円高誘導になります。
日銀は、やたら札を刷って市場に出しているのではなく、
このようにして市場の円を調整しているのです。
国外投資家がこの動きを見て、売るか買うかの結果、円安円高の変化になります。
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この回答へのお礼

解決しました

>日銀が国債を買う・・・過剰になると円がだぶついて、円安やインフレ誘導になります。

”それまでの円安の流れが止まる” と言う意味で、円高の可能性が高まるのかも知れませんね。

良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/06/27 03:48

>>国債の利息は変わらないのに、国債の価格が上がるということは、単純に(利息/価格=利回り)が下がる



>国債の価格と、利息の関係は、逆の関係ではなかったですか?(例えば、価格が下がれば、利息は上がる)

https://www.daiwa.jp/seminar/study_products/bond …
この例では、
95万円で購入できるならば、年利回り4.21%
105万円で購入できるならば、年利回り1.90%
同じ国債の市場価格が、上がったり、下がったりすると、計算上、利回りが、下がったり、上がったりする。

年利回りが変わらない仕組みがあれば、国債購入額が大きければ、利息も大きい。
「価格」というのは、同じ量を売買するときの値段の高低をいうためのものです。

「利息」は、どうも、利回りを言う場合の他に、元本総額に対する総利息をいう場合もあるようなので、、、、
https://business-textbooks.com/interest-differen …
言葉の使い方は状況によっても違うので、あまり固定的に考えない方がいいですが、考え事をするときには、金利=利子・利息と元本との割合のことで期間と関連づけているもの、利息や利子は元本に対応する金額のことで期間との対応を無視していることも多いもの、と考えた方がいいように思います。
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この回答へのお礼

Thank you

>金利=利子・利息と元本との割合のことで期間と関連づけているもの、利息や利子は元本に対応する金額のことで期間との対応を無視していることも多いもの、と考えた方がいいように思います。

そういうことですね。

良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/04 04:46

詳しくないので、間違っているかもしれませんが、、、



① 日銀が国債を買い続けている現状というのは、日銀がある値段で国債を買うということです。国債は額面に応じて期間で決まった利息がつきます。 その国債を市中銀行から大量に買うというのは市中銀行では日銀に国債を売った方が、国債を持ち続けているよりも採算が良い、日銀は国債の市中価格よりも高値で国債を買っているということです。国債の利息は変わらないのに、国債の価格が上がるということは、単純に(利息/価格=利回り)が下がることになります。 つまり、日銀が国債を買い続けている現状というのは、国債の利回を意図的に下げ続けているということです。国債の発行量は多いですから、その国債の利回りが下がれば、すべての長期金利が下がります。 カネが欲しい、投資をしたいというヒトや機関にとってはありがたいことであって、長期金利下がれば投資などをする場合のハードルが下がり、経済活動が活発になる可能性がでます。 それが、日銀の国債継続大量買い入れのネライです。 https://www.boj.or.jp/announcements/education/os … 一方、金利(利回り)が下がるということは、金(カネ・金融資産)を持っているヒトや機関にとっては好ましくないので、もっと金利(利回り)がよいところに金(カネ・金融資産)を、もっと儲かることにシフトさせる必要をひしひしと感じます。 で、何かの事業に投資するかもしれませんが、手っ取り早いのは、金利(利回り)の高い国などに金(カネ・金融資産)を移すことです。 それで、円を売って、例えばドルを買って、外国の利回りの高い債権を買ったりします。 あるいは、日本で日銀が国債を買い続けるなら、日本の金利(利回り)が高くなる見込みは低く、多くの円資産がドルに換金される可能性が高いから、(円を売り・ドルを買う)傾向は続き、円安・ドル高になるだろうと先読みして、今のうちに(円を売り・ドルを買う)というヒトや機関も多くなります。 つまり、《日銀が国債を買い続けている現状というのは、円安状況を作っている》ということでもあります。 https://fx-megabank.com/finance-basic/boj-operat …

② やってみないとどうなるのかはわかりませんが、(それに日本経済は自力でやっていっているのではなく、海外から輸入し、海外に輸出し、投資したり、投資されたりしているので、他国の・世界の経済状態・景気動向で、日本経済は大きく揺れてしまいます)、日銀が国債の買い入れを減額したら、国債の価格を上げる購入者が減るのですから、《国債の価格は額面に近く下がる=利回りが元に戻る=現状よりも高金利になる》ことになり、市中の長期金利全体が上がってしまうこともあるでしょう。 外国の高利回りを求めて円を売りドルを買う動きも減るかもしれません。 そうなれば、為替の円安誘導政策は結果として後ろ盾を失い、少しは円高になる可能性もでるのかもしれません。

③ しかし、日本の製造業の国際競争力はもはやなくなっています。 労働コストは高く、しかも労働力も不足し、他国からなんとかてこ入れをしないとならなくなっています。 農林漁業でも国際競争力はなくなっています。 特許、新技術開発でも、中国などが頑張ってくると、日本は稼ぐというより、支出が稼ぎを上回るのを止められません。 地下資源もないです。 過去に経済力が旺盛だった時代にしこたま稼いだカネはあるようですが、そのカネの多くが円で溜まっているらしいです。 そのカネを使えば、輸入は可能ですが、輸出が減って、輸入が増えるのでは、為替は(円安方向に突き進む)方にしかいかないかもしれません。 政府や日銀が円安誘導を止めても、トランプさんが日本の円安誘導を批難しなくなっても、②のような政策をとったにしても、円高になるとは限らないように、私は思います。 
もしも、アメリカがトランプさんの脅しを続けて世界の貿易状態を大きく変更してしまったら、中国だけでなく、アメリカも、ヨーロッパも、中近東も、アジア諸国も、中南米やオーストラリアも、経済はだいぶ大きなダメージを受けます。世界的大不況を起こす可能性は高いです。 輸入と輸出の状況が、相手国の経済状態に大きく影響されるのは当然です。 世界的大不況の中で、日本の輸入や輸出が順調でいられるわけがないです。 日本円を大量にため込んでいても、それを使って輸入しようとしたら、思い切り円安になってしまうのではないかと、私は思います。 
②のような政策をとったとして、円高を起こすことができたとしても、その効果は一時的なものに終わって、結局は、円安になりそうな気がします。
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この回答へのお礼

どう思う?

>国債の利息は変わらないのに、国債の価格が上がるということは・・・

国債の価格と、利息の関係は、逆の関係ではなかったですか?(例えば、価格が下がれば、利息は上がる)

>日本で日銀が国債を買い続けるなら、日本の金利(利回り)が高くなる見込みは低く、・・・資産・・・円安・ドル高になるだろうと先読みして、今のうちに(円を売り・ドルを買う)というヒトや機関も多くなります。 つまり、《日銀が国債を買い続けている現状というのは、円安状況を作っている》ということでもあります。

なるほど。
そういうことですね。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/06/30 03:53

国債買い入れをやめれば、現金が増えませんから、


需要供給の関係によって、供給が減る結果
円高傾向になります。
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この回答へのお礼

解決しました

そういうことなのですね。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/06/30 03:25

日銀が国債を買い入れる対価として、金融市場には現金が増えます。


金融市場は、その現金をそのまま置いておくような事はしませんから、その現金の一部は外国に投資されます。
投資する段階で、多くは円から米ドルに変えますが、それは円安要因です。
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この回答へのお礼

Thank you

そうなのですね。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/06/27 03:39

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