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冬によく山に登る方が遭難して、寒さで凍死するってことありますよね。
映画やドラマでは、「寝るな、ねるんじゃない!」と頬を叩いたりしていますが、寒さで眠くなるのでしょうか?
本当にそんな感じなのでしょうか?痛くはないのでしょうか?
普段生活している中で、凍死って考えられますか?
体験された方、知っている方教えてください。

A 回答 (5件)

こんにちは。

No1さんの書かれた要素はたぶんにありますので、それに追加ということで書きます。m(__)m

寒いと体温を保つために無理やり熱を発生します。筋肉の震えなどはこうして熱を作るために動かす必要のない筋肉を無理やり、少しでも多く熱になるように動かしているのです。
ですからこの状態が続くと体力が非常に消耗し糖分を消費します。
すると脳の機能を維持する為に必要な糖分を確保する必要がありこれが確保できないと即死にますので、震えをとめて糖分を確保します。
この段階にまでなると、体温はどんどん低下してゆき、それとあわせて、脳自身も今すぐ必要のない機能を停止します。それゆえに眠くなります。
脳が部分的に停止しているので、痛みなどの感覚も非常に鈍くなり、この段階ではほとんど無感覚になります。意識ももうろうとしている状態です。
この状態で寝てしまうと睡眠中は体温を下げる機能があるので、さらに体温が低下して死にいたります。
しかし、ここまでの段階を急速に通りすぎてしまうと、糖分も酸素もあまり消費されてない状態で身体中の脳まで含めた細胞が冷却されて活動が非常に鈍くなり、一見死んだような状態であるにもかかわらず、温めると生き返る事があります。
よくテレビで氷の湖に落ちて奇跡的に・・・とかいってるケースですね。
雪山遭難では、これらの段階に時間がかかるのでほとんどそういうケースはないですが、まれになだれに埋まったような場合に起こる事があります。
また、こういう原因で、体温が非常に下がってる人には普通の脳死判定ができません。
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この回答へのお礼

返答ありがとうございました。
映画を見ててふと・・・思いました。
人間はよくできているんですね・・・(^^ゞ

お礼日時:2002/12/23 18:29

 #4や3の方も言われている通り、「凍死」と言うのは、凍って死ぬわけではありません。

「凍傷」は凍りますが、凍死は低体温症による死亡ということでしょう。夏山でも良く「凍死」はあります。
 極端なところでは、真夏に平地の住居で、つけっぱなしの扇風機の真ん前で寝込んで凍死した事故が有ったと記憶しています。
 ここからは想像ですが、「寝るな、ねるんじゃない!」の状況ではもう手遅れなんじゃないでしょうか?。眠くなるというより、意識が薄れていくということでしょう。
 やはり登山家の手記(死を覚悟した…そのまま「凍死した」)で読んだ記憶がありますが、痛くはないようですね。しびれて、感覚がなくなるようです。
 痛いのは、凍傷から醒めた(?)時ですね。手足が、解凍に失敗した冷凍肉みたいになっているわけですから…。肉体の一部が死体になっているのです。
 あと、個人差もあって、吹雪の中で寝ても翌朝起きれる人もいるようですが、大抵死ぬようです。
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冬のスポーツをされた方なら、凍傷には至らなくても手足の感覚がなくなった経験がある方は多いと思います。



確かに痛くもないし感覚もないのですが、疲労のために意識が朦朧として眠った時には自分で起きれない以上凍死するでしょう。

南国のクアラルンプールに遊びに行っていたとき、郊外に軽井沢のように涼しい場所があるというので調べたことがありますが

冷え込む明け方など酔っ払って暑いからと言って外で寝たりすると凍死する方がるというのです。。。

外気温は10℃近くまで下がるそうですが、これは明らかに眠ってしまうことの方に原因があるのではないでしょうか?

確かに字面は[凍死]ですが11月の気温で酒を飲んで寝込んでしまえば肺炎くらい起こしかねないし[眠気]が原因のようです。

[凍死]=「寒さでこごえ死ぬこと」と辞書にはありますが、凍りついて死ぬことではなさそうです。


答えになっていないかも知れませんが、お許しを。。。
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この回答へのお礼

返答ありがとうございました。
酔っ払って寝て死んだことは、聞いたことがあるような気がします。
くだらない質問に答えて下さり感謝します。

お礼日時:2002/12/23 18:40

凍死・遭難の経験はありませんが・・・。

(あったら幽霊の回答ですね)(^^

人間の行動にはエネルギーを必要としますし、体温維持にもエネルギーを使います。
エネルギー源は食べ物や体に蓄えた脂肪などですね。

活動(起きていれば)していれば、エネルギーが消費され体温も維持されます。
(激しい運動などでは逆に発汗で体温を冷やすようになりますが)

寝てしまうと、活動休止=エネルギー消費は最低となり、場合によっては体温維持不能=凍死となると思います。

ですから、凍死は普段の生活の中でも十分考えられます。
以前、睡眠薬で眠らせて屋外放置された被害者が死んだのも凍死ではなかったでしょうか。
この場合、薬の影響で、寒さを感じて活動して発熱=体温維持の行動が抑えられたためと推測します。


通常の登山においても、山小屋等の食事を除いては平地での食事のように十分な食料は食べません。
状況によっては、その僅かな食料も食べずに行動する時も有ります。

遭難とういう状況を考えますと、疲労度は最大ですが、エネルギー補給はなされていないと思います。

眠くなるのは疲労や睡眠不足から、寝ると死ぬのは、体温維持のエネルギーが補給されていないため、活動を停止(睡眠)すると、そのまま凍死へつながるからかと思います。
(冬山の場合、寒くて十分寝れない時も有ります)

十分なエネルギー補給がなされていれば、雪の中で寝てしまっても寒さで目が覚めると思います。(昔の登山家の加藤文太郎がそのような事を本で書いていたと記憶しています)

私も寒さで目が覚めたことは何回も有ります。

昔、夏の南アルプスのあるテント場でのことですが、混雑していても一張り分場所が空いていて、横に花が添えてありました。
私は別の場所を見つけてテントを張りましたが、後で話を聞くと、その場所のテントの中で登山者が死んで発見されたとのこと、死因は凍死。
疲れもあり、テントを張って一段落で横になってそのまま寝てしまった=凍死と想像されます。

感覚は、痛さや寒さを感じるうちは、大丈夫です。
それを過ぎると感覚が麻痺すると思います。
登山で少々無理して歩いた時など、空腹のはずなのに食欲が出ません。
(私の場合だけかもしれませんが)


専門の医学的な知識はありませんが、登山からの経験で。
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この回答へのお礼

大変参考!?になりました。
睡眠薬を飲まされて・・・凍死・・・怖いですね。
でも、痛みがなく死ぬんだから殺され方にしては、まだいい方法かも・・・(されたくないけど)
どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/12/23 18:33

結構面白い質問ですね(^^


私の聞いた話ではあまり寒くなると体の血液が心臓の方に集まると言うことです。ですから、凍傷などはそれが原因で起きるようです。
>痛くはないのでしょうか?
これは眠くならなくても血の巡りが悪くなるので結構痛いですよ。特に足、手などが。(経験者)
>寒さで眠くなるのでしょうか?
私は経験有りませんが人間の防衛本能として先ほど書いたように極度に寒くなると血液が心臓に集まるので私の見解としては眠くなるのでは意識が無くなるが正解じゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

返答ありがとうございました。
映画をみててふと・・・思いました。

お礼日時:2002/12/23 18:27

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