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地球の原油が底をつきかけていると聞いたことがあるのですが、これは本当ですか?

A 回答 (3件)

原油の底には二種類あって、可採埋蔵量と(理論)埋蔵量と言います。


一般的に後何年持つという割り算の分子は「可採埋蔵量」で、これは現在の原油価格で経済的に採算が取れる原油の量になります。
バーレル2ドル程度から始まった原油価格は100ドルを越えましたが、一旦20ドルになりかかった時に、自噴しない油田を水の注入で原油を押し出すと言った手法が開発され、「可採」埋蔵量が増えました。
また従来採掘出来なかった海底や、政治・経済的に無人になっていた陸地での新油田の発見も、原油価格の上昇によって可能になりました。
最近では原油価格の2004年頃の上昇で、カナダのアルバカーキにあったオイルサンドという原油を含んだ砂からの原油採取が可能になり、北米大陸の石油寿命が5年から45年に延びた例もあります。
広く化石燃料からの原油という事で考えれば、原油価格の上昇によりオイルシェル・オリノコ原油といった未開地の石油になり損なった「原油モドキ」が可採埋蔵量となるでしょうし、天然ガスやバイオ起源のGTL生成という手段で人工石油を造る事も出来ます。
従って原油は十分にあり、人類が棲めなくなるほどの二酸化炭素を作り出すだけの埋蔵量があると言えます。
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この回答へのお礼

安心しました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/14 17:48

採掘(採油)コストが安い原油なら枯渇の危機があるそうです。



採油コストが安いとは、中東の砂漠で取れる原油と、
深海の海底から取れる原油や南極の厚さ数千メートルの氷の下から取る原油、
はたしてどちらが安いか? それは中東の砂漠です、という事です。

資源探査技術の進歩により、今でも、油田はどんどん発見され、
理論上の採油可能な原油量は減らず、原油枯渇年は先送りされていきます。
先送りとは、三十年前にあと三十年で枯渇するとの当時の調査結果が出されても、
その後、油田が発見され、三十年経っても、また三十年で枯渇するという調査結果になります。
ただ、油田がどんどん発見されると言っても、その多くは採油するのは難しいものです。
深海とか、分厚い氷河とか、あるいは南沙諸島や尖閣の領有権問題で代表される様に、領土問題が
あったりして、中東などの昔から知られている従来の油田と比較して採油するのが困難で、
採油しても、従来のものに対して価格が高く付きます。
価格が安い従来の油田において、枯渇しかけている所があります。

原油そのものは枯渇しないが、生活に使用出来る安い原油は枯渇のリスクがあります。

以上の記述は、あくまでも私の知識の範囲です。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/14 17:44

本当です。


ですから、化石燃料以外の代替エネルギー(風力、波力、太陽光など)を模索しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/14 17:42

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