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日本語の大きな壁にぶち当たってしまいました。たくさん文法書を買ってきてなんとか納得いく答えを探しているのですが全く見つかりません。そういう訳で、本当に困り果てています。どうぞ、皆さんの力を貸してください。
頭の中がごちゃごちゃしているので、どううまく自分の問題にしていることを、皆さんにうまく伝えれるかちょっと自信ありませんが、どうぞよろしくお願いします!
では、本題に入ります。

例) 1、田中さんは京都に行きたいと言っていました。
   2、田中さんは京都に行きたいと言いました。

日本人としてこの違いはわかるのですが、文法としてはこの違いはどう説明できるでしょうか。1の~と言っていました。は、アスペクトで、2はテンスですよね。
でもなんで、実際、1の文章でアスペクトを使う必要があるんでしょうか。。アスペクトは動作とか物事の状態が継続しているときに使うものだと理解していますが、この場合はどうなんでしょうか。
後、もう一つ。
例) 田中さんは京都に行きたいと言っています。
この文章もアスペクトを使っていると思いますが、文章1の~と言っていました。と状況的にどう使い分けていると思いますか?
   

A 回答 (3件)

アスペクトのことを一度忘れると、


1は「動詞(不定形)+て+いた」、2は「動詞(タ形)」ですね(いわゆる連用形は名詞同等の概念形であり、時制を持たないので不定形とします)。
すると機械的には、1は【「言う」かつそういう状態で「いた」】ということだし、2は【「言った」】ということです。つまり、1は田中さんが「言った」(もっと言えば「言いつつ存在していた」)ことを【状態・状況】として把握しており、2は田中さんが「言った」という【行為そのこと】をただ述べただけです。話し手の事実の把握の仕方が違うと言えるでしょう。
この把握の仕方から、継続などのアスペクト的意味が「結果として」生じるものであって、「ている」=アスペクトというものではないと思います。
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この回答へのお礼

どういう訳か、早々質問に答えて頂いたのにお礼を書くまでこんなに日にちが経ってしまって本当に申し訳ないです。。参考になりました。日本語って 本当に深いと実感しています。。ありがとうございました。 またよろしくお願いします。

お礼日時:2008/11/06 03:20

田中さんは京都に行きたいと言っていました。


→テンス<過去>とアスペクト<継続相>

田中さんは京都に行きたいと言いました。
→テンス<過去>とアスペクト<完成相>

田中さんは京都に行きたいと言っています。
→テンス<非過去>とアスペクト<継続相>

このように表されているのでテンスとアスペクトが一体となり時間表現が作られています。
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この回答へのお礼

日本語って本当に深いなーと実感しています。。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/11/06 03:23

1、田中さんは京都に行きたいと言っていました。


 2、田中さんは京都に行きたいと言いました。

田中さんが「京都へ行きたい」と言ったことを、単に他人に伝える場合、1・2で意味は同じことも多いと思います。

しかし、
 「田中さんは京都に行きたいと(生前よく)言っていたものです。」
などの意味で1の言い方をすることがあります。

田中さんは京都に行きたいと言っています
(今まさにそう言っているか、そう言ったばかりなどの意味)

テンスとかアスペクトの意味がわかりませんので悪しからず。
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この回答へのお礼

一緒に考えて下さって本当にありがとうございます。参考になります!

お礼日時:2008/11/06 03:27

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