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こんにちは
消化器の問題を解いていてクリンダマイシンによる偽膜性大腸炎の症例がでてきたのですが、ちょっと疑問に思ったので教えてください

クリンダマイシンは嫌気性菌・グラム陽性菌に対して抗菌作用を持っていると薬理の教科書にはありますが、偽膜性大腸炎の病原であるクロストリジウムも偏性嫌気性のグラム陽性桿菌ですよね?
クロストリジウムがクリンダマイシンで殺されないのはなぜでしょう?

A 回答 (1件)

Clostridium difficileの事だと思いますが、ご存知のようにClostridium属とBacillus属は芽胞を形成します。

芽胞は薬剤等に対して非常に抵抗性が高い形態です。
薬剤投与により腸内細菌叢のバランスが崩れ、普段は少数派のdifficileが勢力を伸ばす、というのが通説です(ちょっとソースが見当たりません、すみません)。クリンダイマイシンと毒素産生の関係も気になるところですが・・・。
院内感染で問題になっているのも、芽胞形成細菌ですので環境中で生存しやすい、ということだと思います。
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この回答へのお礼

あ、芽胞ですか!
そうですよね、クロストリジウム属ですもんね。
知識がやっと誘起的につながりました笑

ありがとうございました

お礼日時:2008/11/21 11:54

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