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統計力学の教科書に、
不等号の下に、波線(~)が一つついている記号がありますが、
これは一体どのような意味なのでしょうか???

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

「ほぼ等しいかそれ以上(以下)」という意味です。



「以上(以下)」という意味では、本来は不等号の下に水平線2本(例 A≧B)を書きますが、物理屋の世界ではこれを不等号の下に水平線1本で済ますことがよくあります。
同様に質問の意味では、本来は不等号の下に波線2本を書きますが、1本で済ますこともよくあります。

因みに「ほぼ等しい」という意味では波線2本で表しますが、これを1本で表すこともまたよくあります。
 例 A~B (A≒Bという意味)

多分、本来は2本で表すべきところを手書きの場合は1本に省略したものと思いますが、印刷の場合でも縮小したときのことなどを考えて踏襲しているものと私は解釈しています。
但し当然のことながら、等号を水平線1本で済ますことはありません。
マイナスと紛らわしいためでしょう。
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物理学では自然界の本質を理解するために何が一義的であり、何が二義的あるいは三儀的であるかにこだわる学問です。

したがって、数学や工学とは違って、量的に厳密に把握するよりも、その量の大きさの桁数を言い当てる所に本質的な理解の基準があります。例えば、水素原子の周りの電子の周期は10の-15乗秒程度であり、-14乗秒や-16乗秒の程度ではないとか、木星の公転周期は10年の桁数であって、100年の桁数や、1年や10日の桁数ではないことを理解することが本質となるわけです。

そこで、桁数が同じだと言うことを表す記号が~ということです。したがって、3を3X1として1桁数と言うか、0.3X10として10の桁数と言うかはもともと曖昧です。物理学者はその辺を臨機応変に自分の都合良いように理解して論理を展開します。

そのような曖昧な把握ではあっても、その桁数が、その数程度か、あるいはその数より大きいと言うことが判っている場合に~の上に不等号を書いて、それより大きいこともあり得るということを「強調したい」ときに、そのような、数学的には全く理解できない記号を使います。

物理学者と数学者の違いを象徴的に言うと、「数学者は自分で何を言っているのか分かりながら話している連中だが、物理学者は自分では何を行ってるのか分からないが、しかし何か心の奥深いところに確信があり、その確信を何とか相手に伝えたいと思いながら、言葉や数学を使って、捲し立てている連中である」ということになります。別の言い方をすると、この曖昧な記号を使ってその物理学者の持っているオーラを表現しようとしているのです。その点、数学者は正否のハッキリした論理を伝えているだけですから、意志伝達の過程でオーラは必要ないようですので、そのような曖昧な記号を使う必要もないようです。
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近似的不等号ではないかと。



参考:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1527497.html
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不定性が含まれる、といった意味です。


a≧bとあって、「=」が「~」になっている場合、「aはbより大きい場合が考えられる。また、aがbと等しくなる場合も考えられるが、その等しくなる値付近では不定性が生じている。または、等しくなる付近では、近似を使っている」といった解釈になります。
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