プロが教えるわが家の防犯対策術!

医薬品分析の仕事をしているものですが、よくギルソンのピペットマン
で調製した試料を液クロで定量試験を実施します。しかし、精度が悪くピークにばらつきが発生します。同じピペットマンを使用して測定者を変え、試料を調製すると問題ないので明らかに自分のピペット操作が原因です。ピペット操作のこつの様なものがあればどなたか教えてくれませんか?よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

皆さんが言うように、


・チップをしっかり付ける
(カンカンと付けるのではなく、ねじって付けた方が良いと思います)
・ピストンの上下はゆっくり
・最後まで出し切る

それ以外に
1.ダイアルの合わせ方
 基本操作は、目的の量には上(多い量)から合わせます。
 目的の量にダイアルを合わせ、そこから半周程多い量側に回した後、目的の量に合わせます。
 多い量から少ない量にあわせる時は、直接目的の量に合わせて良いです。
 例)P-100で80μLになっている時
 ・50μLにしたい時:ダイアルを回して、直接50μLにする。
 ・100μLにしたい時:ダイアルを回し101μL位にする。その後、100μLにする。

2.チップ先端を液に浸す量(No.2の追記)
 ・P-200以下は液面から2~3mmつけて、ピペッティングします。
 ・P-1000は、液面から2~4mmつけて、ピペッティングします。
 ホール・メスピペットのように、一度余分に取って、
 大気圧で上から落としていくのと異なり、吸った量が目的に量になるので、
 液面に浸す量は、気を付ける必要があります。

3.プレリンス
 プレリンスの実施を薦めます。
 チップ付け、液を一度吸って吐き出した後、実際の秤量を行います。
 有機溶媒を行う時、数回行うことを薦めます(Air部分を平衡化する為)。

マニュアルを一度読むことを薦めます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
チップは吸い損じを無くすため、先端を深く入れていました。
ダイヤルの回し方も何気なく行っていたので次回から気をつけてみます。

お礼日時:2008/11/16 16:36

バイオ実験イラストレイテッド〈1〉,秀潤社に詳しく書いてあります。



正確な操作をするためには練習が必要です。
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最後に液を出した後、もう一段階下がる(押し出せる)ようになっていませんか?


ガラスのピペットを使ったときに最後に残る液を
押し出す機能です。
それを行っていますか?
また、液のとり方に問題があるかは、
水を秤量瓶に取り、精密な天秤で測ってください。
いつも同じ値が測れていますか?
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 卒研で入ってきた新4年生に、ピペットマン操作を最初に教えるときにいうことの


いくつかです。たくさんあるのですが、#1の方と重ならないようなことで、3つほど
あげておきます。
1)ピストンの上げ下げはゆっくり
2)すうときに、チップを液の中に入れすぎない(チップの外に付く液体を極力抑え
るため)
3)液を吸うときにもはき出すときにも、チップの中の液体の表面をしっかり目で追
いかけることこと
実は、こちらから言われるまでもなく最初から3ができる学生がごくたまにいます
(1や2は言われないとできませんが)。そういう学生はまず決まって実験がうまいです。
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「落ち着いて操作する」ことが基本かと思います。



 チップを奥まできちんといれる
 チップの先がきちんと液につかってから吸い上げる
 吸い上げ時にチップの先を容器の底に押しつけないように
 吸い上げ時にボタンを戻すときはゆっくりもどす
   (指を急に離したりすると十分に吸えなかったり
    チップの内部に液が散って吐き出せなくなる)
 吸い上げたときにチップの外側に液滴がついていないか確認する
 吐き出し時にもゆっくり押す(急に押すと液が散る)
 最後の一押しをちゃんとする(液をチップの先の所に残さない)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
 とても基本的なことですが、参考になりました。
この操作が出来なくて、あせればあせるほど精度が悪くなっていく様な
気はしていました。次回からは心を落ち着けて操作して行こうと思います。

お礼日時:2008/11/16 01:15

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