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簡単な質問で申し訳ないのですが、ネットで探してみると二通りの意見があったので確認させてください。

「天使の城」を仏語に訳したいのですが。
「chateau」を先に持ってくるのか、「ange」を先に持ってくればいいのか混乱してしまいました。
ワインの銘柄を考えると前者があっているのでしょうか?
ご教示頂けるとありがたいです。

A 回答 (3件)

ストーリーや設定などの暗黙の了解がある場合を除いて、chateau de l'angeは使えないですね。


単数の定冠詞を天使につけると、「その天使」という意味にしかならないです。
名指しか指差しでわかる状況でないと、どの天使? と言われてしまいます。

城の名前のように見せたいならば、chateau d'ange で大丈夫です。
天使が住んでいるのか、天使に守られているのか、天使の雰囲気があるのか、とにかく曖昧な表現ではあります。

きわめて一般的に、悪魔の城と天使の城、などというように使うなら、
必然的に、複数形の天使になります。
chateau des anges
これはけっして天使を複数イメージするためではなく、「天使というもの」を形而上的にイメージするだけであり、必然的に複数扱いなのです。
複数の天使たちの城の場合は、chateau d'anges です。

たったひとりの天使をイメージするけれども、読む人や聞く人がどのような天使かわかっていないならば
chateau d'un ange とします。或る天使の城といった表現になります。

語順は以上のとおりですから、あとはシチュエーションやイメージに合わせて適切な表現を選ぶとよいですね。
chateauは呼び名や題名ならば無冠詞が可能で、
どの城?と言われずにわかってもらえるなら定冠詞leを、
どこのどんな城か天使以外の情報がないならば不定冠詞unをつけます。
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この回答へのお礼

いろいろなケースを踏まえてのご説明、とても参考になりました。
私の知りたかったケースは、まさしく特定の天使でタイトルに使いたいことから、最初に教えて頂いたものを使おうと思います。

仏語を習得するのも、日本語の意味を知ることが大事だということがよくわかりました。
どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/20 08:53

特定の一人であれば「(le) cha^teau de l'ange」でいいでしょう。

この場合は、また複数の特定の天使の場合でもそれによって城は限定されますから定冠詞があった方がいいと思います。
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この回答へのお礼

補足質問への回答ありがとうございます。
意味によって、冠詞が変わってくるのは英語と同じですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/11/20 08:48

少なくとも日本語や英語のような「AのB→AB」式の複合語の作り方はできません、というより作る習慣はありません。



CDプレーヤー:CD player:lecteur de disques compacts
コーヒー牛乳:milk coffee:cafe au lait

前置詞を挟んで後ろから修飾する形がよく行われます。このやりかたでは(アクセント記号は右に付けます)

(le) cha^teau des anges(ange は複数)

形容詞を使うと

(le) cha^teau ange´lique

また、

MP3プレーヤー:MP3 player:baladeur MP3
パスツール研究所:Pasteur Institute:Institut Pasteur

のように後ろの名詞が前の名詞を修飾する、つまり日本語や英語とは逆のパターンもありますが、あいにくこのパターンが可能であるかどうかの基準が分かりませんので(詳しい方の回答を待ちましょう)前置詞か形容詞が無難だと思います。

この回答への補足

早急、且つわかりやすいご回答ありがとうございます。

(le) cha^teau des anges(ange は複数)

ということですが、angeを特定したいときは、下記のようにしても間違いではないでしょうか?

(le) cha^teau de l'ange

補足日時:2008/11/19 21:17
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/20 08:46

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