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僕は中3で2008年度第2回1次試験の英検1級に合格しました。
その後、面接があったのですが、不合格Aで落ちてしまいました。
もう1回二次試験をうけるつもりなのですが、今回は確実にうかりたいので、どうすれば、合格できるのですが?
あと、面接の時のスピーチは立ってから言うのですか?

A 回答 (3件)

こんにちは。

お疲れ様でした。

Yoloniさんが受験されたのと同じ今回2008年第二回において、英検一級に合格した者です。

第一回が終了した夏?辺りから急に思い立って準備し、一次、二次とも生まれて初めて受験して一発合格しました。何の事柄でも、「どんなものなんだろう?」と急に思い立って行動するのが僕のいつもの(ワン)パターンです。

ネイティブ・ジャパニーズで200%独学です。といっても、普段英語を使う環境にいることが大きいですけどね。

(1)
不合格Aというのはどういう意味でしょう? 次点ということ? いずれにせよ、12%?15%しか通らない一次にパスしたのなら、かなりの上級者だとお察ししますが、面接・スピーチについてはどんな勉強をされましたか?

僕はTOEICを後にも先にも一回だけ受けた時にも「TOEIC用の勉強」をし(得点は950点以上)、そしてやはり今回も「英検一級用の勉強」はしました。僕が買ったのは旺文社の一級教本と予想問題集でした。「スピーキング」という章もあるので、それをパラパラと読みましたよ。それっぽいことが書いてありますから、有効な基礎知識蓄積法ですね。

(2)
聞く人によって、合格まで何度でも受けるという受験者の方もいるようですし、何も準備しなかったが何となく受かったという方もいるようです。でも自分は「同じ試験は二度と受けたくない」という人間なので、初回の二次試験で不合格だったら、正直なところ、また受けたのかは分かりません。なので一発で合格できるように、思い付く可能な勉強はしておきましたよ。

ところがどっこい、二次試験スピーキングこそ試験進行の段取りが掴めなかったので、とりあえず教本と共にいろいろなサイトを見たりしましたね。「時間を計りながらスピーチを丸暗記する」というサイトもありましたが、僕はその必要はないと思います。「「ライティング作文」が口頭で言えるようなれば理想的」ということなのでしょうが、何のトピックが出るか分からないし、そもそも暗記は得意でないし。第一、アドリブでないと面白くないですよね。

やはり重要なのは、やはりスピーチトピック20本内外を抽出して、全てのネタに対して「自分の意見を持っておく」ということでしょうね。僕もスピーチネタだけ書き出して、それぞれに自分の考えを二、三挙げておきました。二分間分である必要はありません。それっぽいトピックを見た時に、それら「自分の考え」がパッと頭メモリから出てくるようにするということですね。

どこかで読みましたが、過去出題ネタそのものが再度二次試験で出題されるということはないそうです。まあ世の中は刻々と変わっていますから、それもそうでしょうね。いずれにせよ、「潰しが利く自分の得意ネタ」、すなわち「応用」できるトピックがどれか一つはあるようです。僕はとにかく政治・経済、金融ネタが大好きで、これらなら、どんなアングルから何を聞かれてもアドリブをする自信はありました。やはり当日のトピックカード?にもそれっぽいのが一つありました(後のトピックはチラッと見た程度です)。

(3)
二次試験に先駆けてもう一つやったのは、米人ネイティブの知人二人にお願いし、スカイプでチラッと過去問を出してみたことです。、、、とにかく彼らの「即興スピーチ」の上手さにはホントに驚かされました。初めて聞いたトピックでも、もう当たり前のようにスラスラとリアルタイムで話ができるんですよね。僕だったら、例え日本語でもそこまではできないレベルです。「でっち上げの美学」です、これって。なるほど小学校?の時分からそういう教育を受けているんだなとつくづく思いました。この時、自分を含めて日本人に欠けているのは、この「即興スピーチの技能」なんだなってハッキリ分かりました。

ここでもお見かけする英文法家の方が崇拝するところの「日本流ハードコア英文法」が教えられている日本の中・高校では、彼らが作ったのだろう「~副詞、~的用法」だの高尚な品詞呼称だけが詰め込まれている状況ですから、ほんの少したりとも「即興スピーチ技能」が養成されるワケがありません。受験英語ができても実社会では特段役に立たないですから、ネイティブさえ知らない意味不明の品詞を何百知っていても全く「トリビアの泉」の世界なんだなぁと改めて思い知らされましたね。

でも英検一級の二次試験では、米人ネイティブと日本人面接官の二人を前にして、ある程度の「即興スピーチ」ができないとなりません。それはご存知の通りです。では、どうしたら良いのか?、、、そこで披露すべきは、上述の通り「相手を話に引き込むだけの話の内容自体の魅力」がカギではないかなと感じた次第です。採点基準にある「質問に対する応答と会話を継続する能力」という点です。つまり「このネタが出題されたらこの話をしよう、これだったらこの例を話して、こっちの方に展開してやろう」という「枠組み」を持って臨むということですよね。そのためには、上述(2)のようなトレーニングが要るのではないかという話です。

(4)
で、試験当日。政治ネタを選んだ僕の場合、フタを開けてみたら、スピーチ時間も二分では足らず、質疑応答の部も意見交換で興が嵩じ、面接全体で規定時間 10分を軽く過ぎてしまいました。それでも時間超過を許してくれたのは、「面白い、面白い、あなたの話をもっと聞きたい」としきりに言っていたのも、ストップウォッチが終了時間を告げた瞬間に「え? もう時間なの?」と最初に言ったのも米人ネイティブ面接官自身だったからです。

お世辞でも、流暢でお手本的な「美しいスピーチ」でなかったのは、僕自身が一番よく分かっています。それでも一発合格となったのは他でもない、「上手いこと相手を自分の話に引きずり込むことができた」からだと分析します。それだけ面接官お二人が楽しんでくれたということでしょうね。

僕自身もとても楽しかったです、正直言って。熱くなって政治に関する持論を熱弁していましたね。それだけに逆に「多少トピックから外れてしまった?から、まあ落とされても仕方ないかな」とは覚悟していましたが、結果は、配点が高い(30点)二次試験のセクション1「与えられたトピックについて主要な点とその根拠をまとめ、首尾一貫したメッセージを組み立てる能力」と、セクション2「質問に対する応答と会話を継続する能力」にそれぞれ満点くれました。

つまり「どんなに流暢なスピーチができるか?」ということよりも、「特定のポイントについて、英語でコミュニケーションを持続できる能力があるか?」という試験なのですよね、英検一級二次試験のスピーチというのは。

、、、英検一級だのTOEICスコアだのがどうだこうだではなく、やはり一般米人ネイティブが持っている驚くべき「即興スピーチ技能」が備わって、初めて「英語がそこそこできるESL」と言えるんだろうなと考え、今後とも精進いたす所存です。

(5)
へぇ、二次試験面接で立ってスピーチする人がいるのですか? 初めて聞きましたが?   面接官も困っちゃうでしょうね、それは(笑)


、、、以上、直接ご質問への回答にはなっていないかも知れませんが、「根底の考え方」という点で参考にして頂ければ幸甚です。Yoloniさんはまだまだお若いんですから、大丈夫ですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。僕はアメリカに居たからかわからないけど、とにかく恥ずかしがりやで、もごもごとスピーチをしてしまいました。それですごく会場が緊張感にあふれていた感じで僕も緊張してしまって、何度もかんでしまいました。でも、やっぱり色々なことを知ってないといけないのですね。僕が唯一話せることができるのがコンピューター関連ですが、あまりそういのが今回出てこなかったであまりよいスピーチができませんでした。あと5点たりなかったから、次はもう少し態度とかを気をつければ、受かるかな?

お礼日時:2008/11/29 22:08

duosonic です。


補足拝読しました。

1.
前信でちょっと触れましたが、米人というのはとにかく自由自在に「即興スピーチ」ができます。今回ネイティブ米人二人に一級スピーチの過去問を出してみて、本当に驚ろかされました。それはもう、我々がいきなりトピックを渡されて、一分間考えて日本語でスピーチしろと言われてもできないくらいのハイレベルでです。小学生くらいの時から、こういう「自己主張・プレゼン」に主眼を置いた教育をされているという話なんでしょうね。小学校低学年でも、何か趣味やら発見などをクラスの前で発表する「Show and Tell」なんていう時間があるようですからね。

そういう意味では、米国に居たというYoloniさんもそういった機会があったものだとお察ししたのですが、まあ英検一級の二次試験で密室にてネイティブ含めた二人の試験官を前にすると、緊張するのはしますよね。分かります。

2.
もう一つ、Yoloniさんの補足を拝読し、ハッとしたことがあります。「全ての事柄に対して自分の意見を持っておけ」と言われても、中学・高校生では限界があって当然だろうということです。親御さんの下で生活している時には、政治・経済、環境問題、その他時事問題に興味を持ち、自分の意見を形成しておけと言われてもできるワケないですよね。僕自身もそうでしたからね。

ところが、自分で働いて納税するようになると、どんなにニッポンの政治家・公僕どもがフザけた連中だか、痛いほど身に染みてよく分かるようになるものです。すると(言葉は悪いですが)「そりゃおかしいだろう。何で俺の税金でお前らの私腹を肥やさないとならないんだよ?」と思えるものなんですよね。そこで自ずと「ここがおかしい、こうあるべきだ」という確固たる「自分の意見」が形成されるんです。英検一級二次スピーチでは、これが聞きたいという話なんですよね。

質疑応答の中で、僕が試験官をまっすぐに見据えて言ったことがあります。「政治家や公僕どもは、納税者に雇われているんです。納税者が彼らを食わしてやっているんです。ところが公僕はそれを知らないんです。その事実に本当に僕は怒りを禁じえません」と。これには試験官二人とも、「なるほど! それはその通りだ!」という表情で頷(うなず)いたのがハッキリ分かりましたよ。これが僕が前信で申し上げた「会話の相手を自分の話の中に引きずり込む」ということなんですよね。

3.
英検一級二次試験スピーチが時事問題を扱っているというのは素晴らしいことで、僕も絶対的にそうあるべきだと思います。何故なら、世の中は刻々と変わっているもので、今世の中で起こっていることをある程度知っていて、「ここがおかしい、こうあるべきだ」という意見を形成していない限り、「自分の意見の主張する」という技能を幼少時代から叩き込まれている欧米人と対等に渡り合えるワケがありませんから。単純な道理ですよね。同調してもらないとしても、せめて相手を頷かせるだけの「自分の意見」がないと「お話にならない」ですからね。

しかし、まだまだ生きてきたのが十数年では、二次スピーチで欲されるトピックについて知っていることはもとより、それについて話すとなるとかなり難しいということはあるのかも知れませんね。結構十代から一級に挑戦する人も少なくないということは知っていましたが、以上のハンデがあるということには僕も気が付きませんでした。反対に言うと、「亀の甲より年の功」じゃないですけど、これはもう人生経験そのものなのかなと思います。

4.
コンピューター関連なら話ができるそうですが、「インターネットは有害か?」なんていうトピックも過去にあったような気がします。でもまあ、似たようなのがトピックの一つとして運良く出題されるのを待っていたのでは、何度受けることになるのか分かったものではありませんよね。

なので、「自分の意見」を持てるような事柄は何であるか?をよく考えて、レパートリーを広げる様にして下さい。実際にスピーチの対策をどう講じるかというのは、それからだと考えます。

でも「自分の意見を持っておく」ということは、決して「受験英語 = 試験用のみ」というムダなことではなく、必ず後にYoloniさんご自身の人生に資しますから。受かれば何でも良いというのではなくて、次回は是非満点を取るようなつもりで臨んで欲しいです。


長々とすみませんでした、ご参考までに。
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それはすごいですね。


大人だってなかなか受からない、というか挑戦する人自体が少ないですからね。
私も1級に挑戦するほど英語力が無いのでまだ受けたことすらありませんが、資格カテゴリに1級の勉強について話題があるので、ご参考まで。

※2004年に問題が改定されたので、それ以前の体験談だと試験内容が違うようです。
二次試験については分かりませんが、一次試験の内容は違うとのこと。

http://oshiete.goo.ne.jp/search_goo/result/?PT=& …

旺文社の「教本」とか二次面接対策本を買うと、流れが書いてあると思いますよ。

今見つけたのですが(なんだ、私も準1級の前に見ておけばよかったな)、英検の公式サイトに「英検バーチャル二次試験」というページがありました。
座ったままスピーチしていますよ。
 ↓
http://www.eiken.or.jp/eikentimes/virtual/index. …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2008/11/29 22:09

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