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群動詞の (1)“動詞+副詞”と(2)“動詞+前置詞”について教えてください。
たとえば、
(1) I turned on the computer,but soon turned it off.
(2) I called on him.
(1)の場合、代名詞をはさむ が、(2)の場合はそのままの語順であるということを
学びました。
副詞と前置詞の見分け方ってどうするのですか?
よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

この問題は、「代名詞をはさむ」「はさまない」で理解しようとすると混乱してしまいます。



「動詞+副詞」の副詞は、もともとは前置詞であった、というところから説明していきたいと思います。

下の訳文を見てください。
(1)He got on the train.
(2)He took off his shirt.

(1)は「動詞+前置詞」、(2)は「動詞+副詞」の例です。
よって、
He got the train on. とは言えませんが、
He took his shirt off.と言い換えることはできます。

*ルール:副詞は動かせる

ではなぜ、このような違いが生まれたのでしょうか。
最初に申し上げた、「・・・副詞は、もともと前置詞だった」という点を思い出してください。

(1)の場合、onの目的語(注:前置詞の目的語という表現は認容されています。詳しくは文法書を見てください)は、the trainそのものです。電車という乗り物の上に乗っかっている、ということです。
これに対し(2)の場合、offの目的語はhis shirtではありません。
あえて無骨な表現に言い換えれば、
He took his shirt off his body.(自分の体からシャツを取り去った)
ということになるのです。

このhis bodyという、当たり前すぎてバカバカしいoffの目的語が省略された形がHe took his shirt offであり、それがHe took off his shirtに変化したというのが真相です。
つまり「はさめるか、はさめないか」ではなく、「元々はさむことを予定していない形」(=動詞+前置詞)と、「はさんだ形がオリジナル」(=動詞+副詞)との違いなのです。

rittoeさんの挙げておられる例で言えば、
(1)は「コンピュータをひねってオンの状態にした」
(2)は「彼をめがけてやってきた」(下記リーダーズ抜粋参照)
ということだと思います。

*リーダーズより抜粋
on
prep.
2a [動作の方向・対象] …に向かって, …をめがけて, …に, …へ; <いやな時期・悪天候などが>…に近づいて[接近して].
・hit sb on the head 人の頭を打つ.
・march on London ロンドンに向けて進む.

これは、アルクから出ていた「英単語ネットワーク前置詞編」という本から学んだことに一部改変を加えたものです。
英単語ネットワークはとても良い本です。絶版になってしまって残念に思っていたのですが、今アマゾンをのぞいたらユーズドストアで売りに出されているようですね(参考URL)。通常の書店で手にとることはできませんが、古本屋等で見かけたらパラパラ目を通してみてください。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872342 …
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この回答へのお礼

chizutamaさん ありがとうございました。

…ということは、やっぱりそれぞれの熟語についている、前置詞か副詞かっていうことは、ぱっと見ただけでは区別できないのですよね。

だから、chizutamaさんは、私に、「英単語ネットワーク前置詞編」のことをおしえてくださったのですよね。これは、ぜひ読んでみようと思います。今回のことだけではなく、闇雲に熟語を覚えるのではなくて,前置詞の意味を理解することで熟語の数が増えそうな気がします。  どうもでした!!

お礼日時:2003/01/23 18:53

アメリカに35年ほど住んでいる者です。



私なりに説明しますね。 (文法無しにです)

まず、2)から行きましょう。 これは、I calledとon himがくっついた物なのですね。 あれっ、call onで熟語じゃなかったの? といっているのではないのかな。 違うんですね。 (辞書に怒られそう!) on him にcallしたんですね。 callという単語が日本語にはない意味を含んでいて、難しくしているんですが、わけて考える物なんですね。 だからこそ、callの持っているさまざまな意味と、onのもっているフィーリングとが組み合わさると、辞書を見ても分かると思いますが、いろいろな意味(日本語としての)が作り上げられているんですね。 つまり、onはhimと一緒になっているということなんですね。

だからcallとonを代名詞では分けることが出来ないという事なんですね。 もち論、他の単語を使って分けるということもできるわけです。 I called yesterday on him.と

1)ですが、全くその逆なんですね。 これはturn onとturn offと言うあたかもそれ自体が動詞であるようなものなんですね。だから、熟語として、意味が一つか二つしかないんですね。 そして、代名詞を使って分けることができるんですね。

それと同時に、その中を他の単語を入れると複雑にしてしまう文章が出来上がってしまうので、避けるわけ訳です。 つまり、I turned it off yesterdayとは言うけど、I turned it yesterday offとは言わないんですね。 つまり、turn+代名詞+offかturn off 名詞、という形になるわけです。 ということで、onとoffはturnと一緒になったものなんですね。

かえって、難しくしてしまったかな?

これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

…ということは、やっぱり、1つづつ熟語を覚えて、それぞれが、前置詞なのか、副詞なのかどちらかと覚えていかないといけないということが、皆さんの回答から理解できました。

英語に楽チンの王道はないと改めて思いました。

どうもです。

お礼日時:2003/01/23 18:39

日本語と同じで副詞は動詞を修飾して、前置詞は...助詞みたいなものです。


辞書を引けば必ず載ってます。

文の構造が分からないときは、その動詞を辞書で引いてみるといいですよ。
動+前 とか 動+副 とか載ってるはずです。

英語の文法に対する理解力はどれだけ辞書を引いて細かく読むことが大事だと思います。面倒くさいと思うかもしれませんが、頑張ってください。
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この回答へのお礼

>文の構造が分からないときは、その動詞を辞書で引いてみるといいですよ。
 動+前 とか 動+副 とか載ってるはずです。

やっぱり、都合のよい、見分け方って無いのですね。
できれば手を抜いて…と思いがちですが、こつこつがんばります!!
ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/23 17:48

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