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上弦の月 下弦の月とは半月の状態の月のことだけをいいますか?よくわからないのでよろしくお願いします

A 回答 (8件)

半月の状態の月だけでないとすると,他に何が含まれると思われたのでしょうか? ご質問の真意がよく分からないので,よろしかったら補足をお願いします。



とりあえず,上弦・下弦の説明をしておきます。
月は約29.5日を周期として満ち欠けを繰り返しています。
地球から見えなくなる新月のときをスタートとして,だんだん形が膨らんでいき,やがて真ん丸の満月になります。
満月を過ぎるとだんだん欠けていき,新月に戻ります。

ふくらんでいく途中で,ちょうど半分だけ見えた状態,つまり半月になるときがあります。これが上弦です。
欠けていく途中でも,半月になるときがあります。こちらが下弦です。

ここまでが回答。以下はおまけです。

既出の回答で「上弦」「下弦」という言葉の由来が説明されています。同様の説明が多くの本に見られます。
つまり,半月の直線部分を,弓にぴんと張った弦(つる)になぞらえて,それが上にくれば上弦,下にくれば下弦。
しかし,なぜ西の空にある月だけが基準なのでしょうか? 考えてみると不思議です。
たとえば月がいちばん空高くのぼるのは,真南に来たときですが,このとき上弦では直線が左側にきます。
また,東の空に上ったばかりのときは,上弦の付きの直線部分は下側になります。

実際,ある理科系のメーリングリストでも,このことが議論になっていました(参考URL1番めは発端の投稿記事)。
参考URL2番めのサイトでは,「上弦」の「上」は,上旬・中旬・下旬などという場合の上下と同じく,時間的な先・後を示している,としています。
「上半期」なんていうときの「上」も同じですね。

私もおそらく,もともとの「上弦」「下弦」という言葉の由来はそちらであろうと考えています。
それに,昔の暦は太陰暦といって,月の満ち欠けを基準にしていましたので,上弦は旧暦の8日頃で上旬,下弦は同じく23日頃で下旬にきます。
弦というのは本来「半月の直線部分」のことではなく,半月そのものを指していたそうです(弦月という言い方もあります)ので,「上旬にくる弦月」で「上弦」というほうが自然なように思われます。
「西の空を見て,直線部分が上にきているほうが上弦」という説明は,もともとはおそらく,上弦の月の形を覚えさせるために生まれた一種の暗記法だったのではないでしょうか(←全くの憶測ですが)。
それがいつのまにか,話が逆転して,上弦という言葉の語源であるかのようにうけとめられるようになったのかな,と思っています。

参考URL:http://rika.org/archive/9710/0323.html,http://ww …
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この回答へのお礼

質問の仕方が悪かったにもかかわらず、とても丁寧な回答ありがとうございます。とてもよく理解できました。ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/25 10:00

#1


>月の光っている部分の形を、弓に例えて弦を張るとすると、弦が上になる形を上弦の月と言います。

実際のところ、肉眼で見えるような月は、太陽が低い場合ですので、
上弦の月も下弦の月も「弦が上」にみえます。
上弦の月は西にむかって「弧」があり、月の進行方向(地球の自転ですが)の後側に「弦」がある。下弦の月は、東に向かって「弧」があり、月の進行方向の前側に「弦」がある。

※「三日月」は「旧暦3日の月」だから、たとえ「満ちつつある月」を「上弦」だとしても、「下弦」になることはありえませんね。
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この回答へのお礼

なるほど!さらに新しい知識が増えた!ありがとうございます。

お礼日時:2003/02/11 21:50

カレンダーの中には新月・上弦・満月・下弦の日のところに,それぞれマークが付いているものがあります。


今月(2003年1月)ですと,3日が新月,10日が上弦,18日が満月,25日が下弦になっています。
もしNo.6の説が本当だと,新月と満月以外の全ての日に,上弦や下弦のマークが付いていなければいけないことになります。

英語だと,いろいろ便利な言い方があります。
新月から満月まではwaxing moon(直訳すると「満ちつつある月」),満月から新月まではwaning moon(欠けつつある月)といいます。
さらに,上弦から下弦まで(つまり月の半分以上が光っている)をgibbous moon(ふくれている月),下弦から上弦まで(半分以上欠けている)はcrescent moonといいます。
crescentは本来は三日月形の意味ですが,gibbousと対にして使う時はこのように広い意味で使います。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。私も、半月の状態のことを上弦、下弦の月というと思っていたのですが、だんだん満ちていく月のことを上弦の月、下弦の月はその逆だ、という話を聞いたので、疑問に思ったのです。なぞが、解けました。自信を持ってその話を聞いた人に説明したいと思います。

お礼日時:2003/01/25 09:49

満月以外、つまり三日月でも半月でも上弦、下弦というと思うんですが。

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この回答へのお礼

ん?三日月でもいうのですか?

お礼日時:2003/01/25 09:55

上弦と下弦の意味について


上弦の月は午後の明るい空にも出ているが、目立たない。夕方南の空から夜中にかけて弦を上に向けたことから、そう呼ぶ。
下弦の月は弦を上にして出てくるが、夜中すぎであまり観察されない。午前中から正午にかけて弦を下にしている。

『教養のための天文学講義』丸善 より抜粋。
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この回答へのお礼

イメージが分かりやすい!なるほど!ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/25 09:56

見た目でみるのが一番だと思いますので参考URLをご覧ください。



参考URL:http://www.wink.ac/~astro/data1/moon01.html,http …
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この回答へのお礼

大きな写真にびっっくり!早々の回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/25 09:57

そうです。


上弦の月は満月前の半月です。夜西の空に沈みますが、そのとき弓の形からいうと、弦が上に向きながら沈むので上弦の月と呼びました。
正確にいうと黄経が太陽から90度のときです。

下弦の月は満月過ぎの欠けていったときの、半月です。
黄経270度の月をいいます。
日中西の空に沈むとき弦が下側を向きながら沈むので、下弦の月といいました。
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この回答へのお礼

早々の回答ありがとうございます。おかげさまで一つ疑問がとけました。

お礼日時:2003/01/25 10:04

これは、月を弓に見立てた言い方です。



月の光っている部分の形を、弓に例えて弦を張るとすると、弦が上になる形を上弦の月と言います。

下弦の月はこの反対の形です。
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この回答へのお礼

早々の回答ありがとうございます。弓を見立てていたのは初めて知りました。

お礼日時:2003/01/25 10:05

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