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 昔から思っているのですが、アメリカの「グリーンベレー式 戦場格闘術」というような本を読むと、「ナイフ術」というものが非常に重要な技術として位置づけられていますよね。まあ、当然でしょう。
 ところが、日本の武術の中に、「小太刀術」はあります。「手裏剣術」もあります。しかし「小太刀」あるいは「脇差し」にしろ、ナイフというには長すぎますよね。手裏剣は、今度は小さすぎてナイフとは言えません。
 日本の武術の中に、ナイフ術というものはないのでしょうか? さしずめ、「短刀術」とか「懐剣術」とか呼ばれるようなものは。 素手で敵を制する柔術というものはありますが、止めをさすべきナイフの使い方が技術体系の中に無いようです。
 戦場でナイフは使わないのかと言えば、そんなことはないはずで、戦場では武士は皆、右腰に、「右手差し(めてざし)」という首刈り用の短刀を差していたはずです。敵を組み伏せ、最後は右手差しで首を刈ったはずです。
 江戸時代にだって、短刀(匕首)は、いざ命のやりとりの実戦という場合には、おおいに使われていたはずでしょう。
 それなのに、日本武術の中に、なぜナイフ術(短刀術)がないのでしょうか??

A 回答 (10件)

短刀術、懐剣術はありますよ?ない流派は、小太刀・柔・手裏剣の応用で十分だからでしょう。

手裏剣の裏技は格闘術ですし。あと、止めにナイフを使う必要はありません。素手で十分です。

書いておいてなんですが、もう、確認はなさっておられないんですよね。
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はじめまして。

今後とも宜しくお願い致します。
鐵 心と申します。現在、一刀正伝無刀流・大東流合気柔術を修行しております。
日本武術の中に、なぜナイフ術(短刀術)がないのでしょうか?
とのお尋ねですが、日本武術、特に古流の武術(古武道といわれているもの)は、すべて剣術が基本になっています。まず太刀を覚え、太刀が使えるようになったら小太刀に移り修行します。太刀筋、間合い、斬る部位等を徹底的に身に付けます。武器は長い物から短い物へ、行き着くところは、素手と言う事になります。ある程度剣術の修行をしていくと、その武器により自ずと使い方が分かります(この武器はどの様に使えば効果的か。どの間合いが必要なのか。等)。柔術の中に素手で捌く「得物捕り(武器に対する技)」がありますが、これも剣術が出来ないと全く使えません。すべて剣術が基本なのです。柔術は素手の状況ですので究極の術と言えるでしょう。
結果的には、短刀術がある必要はないということになります。古流の武術は自分の命を守るために、自分の命を懸けて受け継がれてきた技ですので、抜けている技はありません。
ご質問に対する適切な回答となったかどうかわかりませんが、ご参考にして頂ければ幸いです。さらに疑問等がございましたら遠慮なくご連絡下さい。
では、失礼を致します。
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>戦場でナイフは使わないのかと言えば、そんなことはないはずで、戦場では武士は皆、右腰に、「右手差し(めてざし)」という首刈り用の短刀を差していたはずです。

敵を組み伏せ、最後は右手差しで首を刈ったはずです。

との事ですので、これは古流剣術に当たるのでは?
鎧を着用して模擬刀を使い、戦場と同じ格好で行う武道は現在でも行われており、大会もあります。 首を刈る短刀もその中で使用方法を教えられているのではないでしょうか。

戦場以外の話をすると、脇差しとは一尺から二尺の打刀の総称なので、短いものは、グリーンベレーが使うようなナイフと大差ないと思います。
で、短刀は一尺以下の打ち方なの総称ですが、こんなものを使って斬り合いをするのは侍以外の人達であると思います。侍以外が実戦で戦うための武術など存在しようはずがありません。
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私は日本武術はほとんど学んだ事はありませんが、


重要文化財 国吉の短刀は刃長23cmですがこれくらいも
ナイフとしてありえない事ですか?
nyannyanさんの言ってるナイフとはちょっとちがうかな?
nyannyanさんはどの位の長さのナイフを想定しているので
しょうか?
手裏剣って[金票]ですよね?[金票]自体も切る事は
できるのでは?ま、[金票]は投が主ですが。
色々日本武術を調べて分かった事なのですが戦場にあった
武士達は太刀・刀もなるべく長いものを好まれた様です。
理由は折れた刀の代わりだそうですが・・・。

ちなみに縄[金票]は私の得意なものの一つです。
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アメリカで護身術を教えている者です。



ここでは、ナイフとどのように使うかということは大切な事なんですね。 つまり、小さなナイフの有効性というものを認識しているという事でもあります。

そして、ストリートファイターはナイフを使うことに対し、かなりの訓練もしています。 私たちは、拳銃に対しての護身術よりも、ナイフに対しての護身術のほうが、かなりの技術が必要としています。

しかし、ナイフの使い方にしても、特別に何流とか言う物はなく、単に、使い方として教えているわけです。

刀を使用している場合、短刀での攻撃/短刀はあくまでも、使い方であり、技ではないという認識があると思います。 つまり、密着している場合とか、止めとか、かなり限られた場合に短刀は使われたと思います。

つまり、短刀の使い方はあくまでも付随的なものだったと思います、

もう少しつめると、ここアメリカで私としては、(ある伝統居合道をしているからというわけではないですが)刀が使えるとしたら、ある程度刀(真剣)を使える技術を持っていれば、どんなナイフの使い手でも、刀に対して立ち向かう事は無理だと信じます。

殺す為の剣術が流行っている時に、短刀術では、無理があると考えられた事とおもいます。 だからこそ、使える短刀術という物が成り立たなかったのだと思います。

これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
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女性用武道の中にあったかと思うのですが.表に出ることがあまりないので(なぎなたを使う場合が多い).子細は不明です。

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こんばんは。

そういう短いものは、日本では「刀」とは認識されなかったのではないでしょうか?
寸鉄術、手の内術、手裏剣術等に特化していったと思います。
手裏剣術でも棒手裏剣を短刀の様に使う技や形がありますよ。
もしかしたら十手術なんかもそのはしくれかもしれませんね。
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はじめまして、私は剣道2段を持っています。


刀(偽刀)を使った稽古もします。

短刀がないわけではありません。
サバイバルで使うナイフとは違いますが
普通の刀の半分の長さのものを2刀使って剣術をします。
剣にも種類はあって、使う人はいます。
これは基準になる左手で長い刀を持って短い刀を右手で持ってやります。
地方によって差があるようですが。
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島津流古武術というのはありますが。


◎短刀術
紫閃(しせん) 基本斬り
背刀(せがたな) 背面から短刀を繰り出し、相手の意表をつく

参考URL:http://zoom-in.hp.infoseek.co.jp/himitu/himitu6. …
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いえ、あるらしいです。

短刀術は独立の流派というよりも、さまざまな流派の中に含まれるらしいです。と↓のサイトに書いてありました。

参考URL:http://haojing.hp.infoseek.co.jp/bugei18.htm
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