遅刻の「言い訳」選手権

モルタルを作る際のセメントと砂の配合についてなんですが、
一般的に1対2から1対3といわれてますがこれらはどういう違いが出てくるのでしょうか?
もし1対1とかにするとどうなりますでしょうか?

A 回答 (7件)

no2で回答したものです。



ご質問の主旨がイマイチ解りませんが、
砂・セメントの調合比率と強度の関係を知りたいのでしょうか?

まず最初に、調合比率ですが、概ねセメント1に対して砂2~最大4ぐらいです。
この調合比率は 強度では無く用途で調合割り合いを変更するケースがほとんどです。

では次に、強度ですが、残念ながら1:2の場合は○○Nとか1:3の場合いには○○N と決まっている訳ではありません。 おそらく大学の研究室で実験しないと解らないと思います。

ちなみに、国土交通省が建築工事改修基準書という本を出していますが残念ですが その本にも強度は記載されていません。

では、どの様な基準があるか? となりますが、普通コンクリートの場合(コンクリートミキサー車で運んで来るものです) スランプ率15~18が一般コンクリート強度と表されています。
 しかし、普通コンクリート強度は、中に入れる鉄筋の太さ、数量などで強度が変わって来ますので、それ自体では強度の計算も確認もできないのが実際です。

ゆきつくところ、実際 砂セメントの調合比率・添加する水の量でどれだけの強度となるのかを知っている人は居ないということですし、調合比率で A+B=C みたいな計算式は成り立たないということです。

例えば、厚さ15センチのモルタルの板でも、ごく普通のサラリーマンでもハンマーで割ることが出来ます。

ですので、砂・セメント・水の調合比率で強度を計算することは不可能です。 どうしても知りたければ、大学の研究室に依頼して実験をしてもらう以外にないと思います。

最後に、最初に調合比率は用途でほほ決まると書きましたが、これも左官屋さんの経験値で変わります。
例えば、壁とかを塗る場合には、1:2 ぐらい
土間などを打つ時は(駐車場など)1:3 ぐらい
捨てコン とか、敷石などを固定するときなどは 1:4ぐらい
が一般的です。
『ぐらい』としか書けないのは、その時の施工条件、気温、湿度、施工部位、目的、砂質などで毎回変わるからです。そしてそれらを決めるのは左官屋さんの経験値と腕です。

いずれにしましても、大工にしても、塗装にしても左官にしてもそうですが、職人は今の時代でも 大工10年 左官7年 塗装3年 ぐらいの修行は最低して来ないと一人前と認められません。
つまりは、『こうすればこうなる』などという簡単な公式はありませんので それだけ経験して、実際に勉強してやっと一人前になるぐらいの難しさがあるということです。
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この回答へのお礼

質問文が分かりにくかったみたいで申し訳ありません。
知りたいと思っているのは配合の違いによるモルタルの性質の違いなのです。
もちろんその時の条件で左右されるのはよくわかりますのでおおまかな一般論で十分勉強になります。

>例えば、壁とかを塗る場合には、1:2 ぐらい
>土間などを打つ時は(駐車場など)1:3 ぐらい
>捨てコン とか、敷石などを固定するときなどは 1:4ぐらい

これはモルタルの性質が違うから用途も違うのだと思いますが、具体的に性質がどう違うからなのでしょうか?

質問ばかりですみません、再度の回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/24 17:21

No.3です。


セメントと砂の配合率は強度には関係ないという事で基本的な理解は宜しいでしょう。
正しくは、水も配合に加わりますのでその場合は強度が関係します。

セメントと砂の比率が少ない時と多い時の違いは、結論から言うと細骨材が多い程強度は低くなると言えるでしょう。
例えば1:2の配合で一般的なコンシステンシー・ワーカビリティーを得るのにW/C=40%程度とします。
一方1:3の場合同じW/Cでコンシステンシー・ワーカビリティーを得る事は出来ません。
結果としてW/C=50%程度となるでしょう。
故に、各々のW/Cの違いで強度が左右される事になります。

強度的なものは1:2でW/C=40%の場合、24N/mm2程度は期待できるでしょう。
1:3の場合は24N/mm2を確保する事が難しい場合があると思われます。

モルタルは強度ではなく配合比で仕様が指定されています。
概ねの強度が想定できる程度と考えるべきでしょう。
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この回答へのお礼

細骨材が多い程強度は低くなるということは1:2より1:1の方がより強度は高くなると考えて宜しいでしょうか?
W/Cというのは水の加える割合ですよね・・?

>モルタルは強度ではなく配合比で仕様が指定

強度が出せる配合を知りたいと思っているわけではなく配合による特性の違いでの用途別みたいなのが知りたいと思いましたので・・・
配合比での仕様とはどのような物でしょうか?

質問ばかりですみません、再度の回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/24 19:10

現場での作業は施工性と仕上がりで決めます。


強度は、作業の中での適用範囲では一定の必要強度
が出ていると理解してOKです。
強度が事が出ていましたが、モルタルとセメントの比率は
作業の中での適用範囲では強度に影響するほど変化させてない
と考えたら良いと思います。
それより水セメント比のファクターが重要である事が
もし理解できないのであれば一般的調合で行うのがよいでしょう。
モルタル塗りは4~3回重ねることがしばしばです。
塗るたびに強度を下げていくのが職人技と聴いたことがあります。
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この回答へのお礼

>モルタル塗りは4~3回重ねることがしばしばです。
>塗るたびに強度を下げていくのが職人技と聴いたことがあります。

そうなんですか、これはいい事聞きました。かなり奥が深い世界の様ですね。
バカの一つ覚えで1:3にせず色々変えて臨機応変にやってもいいようですね。

質問してよかったと思います、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/24 18:57

ANO.1です。


>例えば1対5とかにするとどういう弊害が考えられるでしょうか?
  あのね、モルタルにしてもコンクリートにしても配合については結論が出てることです。
 数学で言えばは公式が出ていることになぜ?。 といっているようなものですよ。
 1:3がベストとなっている施工工種についてはその比率にしてやればいいのです。
 後は自分で試行錯誤しなさい。
  ちなみ1:5にしたらまあ部分的に砂だけになったり固まらずにモルタルにならないでしょうね。 余計なことは考えないでね、研究室じゃないんだから。 決まったことはそれでおしまい!。
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この回答へのお礼

1:3がベストなんですか?1:2から1:3となっていたのでこの割合ではこう、この割合ではこういう特性があるという情報が知りたいと思い質問させて頂いた次第です。

>余計なことは考えないでね、研究室じゃないんだから

私にとっては余計な事ではありませんよ。試行錯誤する時間も予算も無いから質問したのです。
言ってる意味わかります?
 
再度の回答?ありがとうございます。

お礼日時:2008/12/23 17:37

モルタル練工1m3当たり標準歩掛は、次の様になります。


モルタル混合比1:3 セメント:530kg 砂:1.05m3 
モルタル混合比1:2 セメント:720kg 砂:0.95m3 
モルタル混合比1:1 セメント:1,100kg 砂:0.75m3

さらに水が加わる事になります。
強度は水量に依存します。
通常W/Cは55%前後でしょう。
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この回答へのお礼

強度は水量に依存するという事はセメントと砂の配合率は強度には関係ないという事でしょうか?

セメントと砂の比率が少ない時と多い時の違いがわかればと思いまして・・・

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/23 15:31

水が引いた後の乾いた田んぼのように、パキパキに『ひび割れ』が出来ます。



砂は骨材(こつざい)と云って硬さ(強度)を出します。 セメントは砂と砂をくっつけるための接着剤です。 

砂はもともと石が細かくなったものですが、それだけではパラパラしているだけで加工することは難しいです、そこでセメントという接着剤で固めいろんな形に成形し使うことが出来ます。 コストパフォーマンスに優れたもう100年以上も前から使われている建築用材料です。

さらに強度を求める場合には、バラス(砕石)を足してコンクリートを作ります、これは、砂と、砕石とをセメントで固めますので、かなりの強度がでます。
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この回答へのお礼

>水が引いた後の乾いた田んぼのように、パキパキに『ひび割れ』が出来ます。

というのは1対1のときですよね?
例えば1対5とかにするとどういう弊害が考えられるでしょうか?
結局ベストの配合は何対何になるのでしょうか?
質問ばかりですみません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/23 15:26

 セメントの量が多くなりますのでモルタルとしては強度は下がります。

 モルタルとかコンクリートの強度はセメントと砂などの骨材の配合率で変わります。
 実際やってみるとよろしい。 厚さ30mm程度の枠体を作ってセメントだけ、セメント:砂=1:1、セメント:砂=1:3の3ツサンプルを作ってハンマーでたたいて破壊の度合いを見ればよろしい。
 
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この回答へのお礼

セメントの量が増えると強度が下がると考えて宜しいでしょうか?
例えばセメント:砂=1:3よりも1:5位にした方が強度的にも経済的にもよろしいということでしょうか?

実験はちょっと余裕がないのでできません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 20:30

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