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ヒトの染色体数は23対ですが、類人猿は24対。植物ははるかに多いようです。当然少ない生物もいます。
どのような場合に染色体数は変化するのですか。突然変異とは無関係と思いますが、何か関係がありますか。

A 回答 (3件)

適応的意義ではなく、仕組みを知りたいのですよね。


染色体数が変わる仕組みをいくつか紹介します。
・減数分裂をさぼって倍の染色体数をもった配偶子(精子や卵)をつくる。
・減数分裂のときに一部の染色体が片方の配偶子に入る。
・染色体が動原体の部分で分断され2本に分かれる。
少なくとも陸上植物では、それほど珍しい現象ではありません。
倍数性、異数性、非減数性配偶子などをキーワードに調べるといいでしょう。
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 ヒトの染色体数が類人猿より1対少ないのは、ヒトの第2染色体が類人猿の2つの染色体が「合体」して生じたものであるということは判明しています。



 他にも本来1対(2本)であるべき染色体が3本になってしまったりといった"イレギュラーな"ことは起きていますから(第21染色体が3本になってしまうとダウン症候群になる)、染色体の合体のようなことも、イレギュラーに起きても不思議はないのでは。

 染色体って、そもそも長大なゲノムをコンパクトに折り畳んでいる以上の生物学的な意義は薄いのでは。染色体数が異なる動物同士でも交配が可能なこともありますし(馬とロバとか)。

 例えるなら、多くの布団をいくつかの布団袋に入れて空気を抜いて圧縮して収納しているとすれば、ある毛布の1枚を今までとは違う布団袋に入れてしまったり、今まで2つの布団袋に入れていた布団をまとめて1つの布団袋に入れてみたり、あるいは逆に1つの袋に入れていた布団を分けて2つの袋に入れても、布団そのものの数が増えたり減ったりしなければ、結局はその布団で寝ることができる人数は変わらないわけで。

 「ゲノムが語る23の物語」(マット・リドレー;紀伊國屋書店)にはその手の話も少し触れられています。
 ともあれ、私は染色体の数の増減は偶発的、と理解しています。
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この回答へのお礼

染色体数が異なっても交配可能なのですか。2列が違った数で、遺伝子組み換えや減数分裂はどうなるのでしょうか、興味と疑問が尽きません。他にも疑問がわいてきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/24 13:03

色々な説はあるみたいですが…



“謎”というのが今の科学の答えです
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この回答へのお礼

本を読んでも触れられていないので不思議に思ってましたが、そうですか。いろいろな説というのはどんなものがあるのか興味あります。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/01/23 23:30

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