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最近、シフト操作が重くなってきたのでアウターごとケーブルを交換しました。
そこで疑問に思ったのですが、ブレーキワイヤーとシフトケーブルの違いって何なのでしょうか?
太さやアウターの形状が違う(ブレーキ用のアウターは螺旋状でシフト用のは唯、線が同円周上にならんでいる…)のは理解してますが、この理由は何なのでしょうか?
また、ブレーキ用のインナーにシフト用のアウターまたはその逆というのは可能でしょうか?
更にケーブルにおけるシマノ製品のグレードによる違いというのはどの程度あるのでしょうか?

質問事項が複数に渡り申し訳ありませんが、宜しくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (1件)

インナーケーブルはブレーキ用とシフト用で太さが違います。

ブレーキの方が太いです。太さが異なるのと、シフト、ブレーキそれぞれで、末端のタイコ(レバーに引っかける金属部分)の形状が異なるため、シフトワイヤーをブレーキ用に使用することはできません。その逆もできません。

シフト用アウターケーブルの内部に直線的に埋め込まれているワイヤーですが、シフトの操作によってアウターケーブルには両端から中央に向けての力(アウターケーブルを縮めようとする力)がかかります。直線的に円周上に埋め込む事で、伸び縮みに耐えられる構造になっています。仮にアウターが縮んで短くなってしまうと、インナーケーブルが相対的に長くなりインナーワイヤーのテンションが変化し、変速操作がうまくいかなくなります。長期的にはアウターは縮み、インナーは伸びますから、ワイヤーのテンションの調整が必要になりますがこれが発生しにくいようにしているわけです。

ブレーキに関しては螺旋状にワイヤーが埋め込まれています。これはブレーキをかけたときに適度にアウターが伸び縮みできるようにするためです。これがないと急激なカックンブレーキになってホイールがロックしやすく、全体的にコントロールしにくくなってしまいます。いわば車のABSのようなものでしょうか。あと、らせん状にした方が柔軟性が出て、ハンドルを切った際の取り回しがしやすいというメリットもあります。ブレーキであれば、インナーワイヤーのテンションが多少変化しても、ブレーキの引きしろに影響するだけですからシフトのようにすぐにトラブルになるという状況にはなりません。

ワイヤーのグレードは、価格の安いものはスチール製、高いものはステンレスです。スチールは錆が発生しやすく、ステンレスは対候性が高いのが特徴です。またさらに上級のグレードにはステンレスワイヤーにテフロン加工を施して、アウターケーブル内での滑りを良くしたものも存在します。
また重量の軽減と柔軟性の向上、長期使用による伸びを抑えるために、繊維で作られたインナーワイヤーも存在します。こちらは1本で数千円もします。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございました。
特にアウターの形状の違いが気になっていましたが、丁寧な説明をして頂いた為に疑問が解決しました。

お礼日時:2009/02/05 23:58

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