
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
#1です。> 青銅も黄銅もどちらも上水道に使用して問題ないと思いますが、
> 塩素に侵されやすいとかがあるんでしょうか?
一般的な話をすると、青銅の方が黄銅よりも耐食性は良いと考えられ、
脱亜鉛耐食は液温度、溶存酸素濃度、塩素イオン、炭酸ガス、遊離炭
素によるので塩素に侵されやすいと言うのは間違い無いですが、現実
問題として一般に販売されているバルブの耐食を考慮しなければなら
無いのはプラントや薬品を扱うなどの特殊用途になると思います。
ご存知でしょうが黄銅と言っても、C2100等の丹銅、C2600の70/30黄銅、
C2801の60/40黄銅をはじめ、ネーバル黄銅、アドミラリティ黄銅、アル
ミニウム黄銅などがあり、亜鉛の量によって強度と耐食性のバーター関
係になります。
耐食(主に脱亜鉛)を防止するためにはAs,Sb,Sn等の添加物を加えると
有効であってこれらの合金が規格化されています。
バルブの大手のkitzではKメタルと言っていますが、特殊用途でない限
り(水道水や海水に含まれる程度の各種イオン程度では)問題は無いと
考えられます。
もちろん青銅は脱亜鉛型の耐食はおこらず、Snの被膜生成により耐食性
もCuよりも良くなります。
特殊用途としては薬品の耐性、機械的強度によって珪素青銅やアルミニ
ウム青銅もありますが、このあたりりなると汎用品では無くなってくる
と思います。
腐食が心配な場合は、使用する雰囲気をバルブメーカーに伝え事前に
耐食試験を行う等してみてください。
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