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真空容器内に電流を流すことと、容器内の温度を熱電対で測定をすることの二つを同時に行いたいと考えています。クロメル・アルメルの端子が複数ついている熱電対用のフランジはありますが、熱電対用の端子と、電流端子が両方ついているフランジの既製品はあまりないような気がします。スペースの問題上フランジは一つにしたいと思っています。

そこで質問なのですが、クロメル・アルメルの熱電対用フランジの端子のうち2つを電流用端子として使用することは何か問題がありますか?ちなみに電流は6~10A程度の大電流を流す予定です。

A 回答 (2件)

銅 


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%85
導電率 59.6 10^6/m Ω

クロメルB
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD% …
抵抗 108×10^-8Ωm

アルメル
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/00135/ …
体積抵抗率 33〔μΩcm〕,


導電率やら抵抗率やらの単位変換はご自分でバンバンして下さい
許容電流は電線の発熱量で決まります
要するに許容温度以下で収まるなら6Aでも10Aでも 

ただ10Aも流すと恐らく、ヒータ線となるでしょう
(それなりに太くて、耐熱電線なら)
http://www.kyouden.co.jp/sub14/hosyou-sentei.htm
http://www.fukuden.co.jp/products.html
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この回答へのお礼

お礼が非常に遅くなってすみませんでした。
許容電流について考えてみたところやはり厳しいようなのでフランジを二つ使うことにしました。
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/23 20:14

ヒータ線と熱電対が一緒になったフードスルーがあります(

http://www.vic-int.co.jp/hv_ft/ft.htm)が、熱電対の信号は微弱(μV)なので、大電流が流れるラインが近くにあると干渉して温度表示が不安定(または不正確)になる恐れがあります。

貫通線がφ1mm、長さ 5cm の場合の抵抗は、銅なら0.001Ω、クロメルなら0.06Ω、アルメルは0.02Ω程度になります。これに10Aの電流を流したときの発熱量は、銅で0.1W、クロメルで6W、アルメルで2Wとなるので、熱電対端子はかなり熱くなるはずです。このような小さい抵抗値はテスターで正確に測定できませんし、貫通線両端の接続端子の接触抵抗がこれより大きければそちらの発熱のほうが大きくなるので、真空装置に取り付ける前に、実際の構成で電流を流してみて(先にヒータをつけずに短絡する)どれくらい発熱するか、干渉がないか(温度表示は正確か)実験されたほうがいいです。
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