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名前の印鑑を押さなければならない書類って多いですよね?
でもハンコってなんで押さないといけないのでしょうか?
あんなの誰でも買えるので、何を確認しようとしているのでしょうか?

A 回答 (5件)

No.3さんの回答のように、日本の文化だからです。


なぜ、はんこを押す文化になっていたかというと、明治の文明開化以前の庶民は、字を書ける人が少なかったからです。江戸時代以前に字を書けるのは、身分の上の人や商人くらいですから。
江戸や明治の時代になると、一般庶民でも銀行や商売などので取引する機会が増えてきて、契約文書にサインをする必要がでてきました。でも、一般庶民は、自分の名前をきちんと書けるかける人が少なかったので、自分の名前をはんこに作ってもらい、サインをする代わりにはんこを押して認めてもらうようになりました。
今時、特別なことが無い限り、自分の名前がかけない人は、いないのですが、はんこを押す文化が、現在も続いているわけです。
今更、サインの文化にしようとしても、はんこに慣れているので、戸惑うのではないでしょうか。とは言っても、世界の基本は、はんこではなくサインですので。

手彫りのはんこなら、同じもの判は存在しないと言われてきましたが、今のコピー技術だと簡単に作れてしまいますけどね。
また、はんこの材質として、一番良いとされるのは象牙ですが、象牙確保のために、アフリカの像の密漁が増えたとも聞いています。今は、厳重に像の安全は守られています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり文化なのですね。
しかし、ハンコを押さなければならない書類を作ったひとは、
意味なんかないけどハンコを押す欄をつくろう!と思ってハンコを押す欄のある書類を作成しているのでしょうか?

仕事で作成する書類というものは、一項目ごとにその意味があるものだと思います。
意味なんかないけど文化だもんねと思って書類を作っているのなら、
ハンコをわざわざ押さなければならない側としては良い迷惑です。

お礼日時:2009/04/19 16:52

>微妙に違うということはあるかもしれませんが、朱肉のにじみや押したときのブレなどを考えると、そのような微妙な違いなど判別できないと思います。



#1欄にいただいた上記お礼を拝見しました。いいえ、結構違うものですよ。すかして重ねると違いがわかるんです。一昔前まで、銀行の通帳の印などはそうやって確認していましたし、通帳に印を反映させないようになってからも、金融機関に提出した書類のハンコを間違えたという理由で、書類が戻ってきたことが何度かあります。もちろん、三文判です。

つまり、素人の私は無責任に印を見比べて「あ、これだな」と思い込みで間違った印を使ってしまった。その点においては質問者さんのご指摘通りです。しかし、プロは責任と技術をもって確認し、違いを見抜いたわけです。そして見抜かれた私が、再確認してみると、確かに微妙に違うとわかる。その程度には違うんです。ちなみに、押した時に、あまりにもぶれたりかすれたりした場合、その押印は無効です。

確かに、自分の名前でもない印鑑を、なぜだかたくさん持っていて悪用している人は、意外にも世の中に少なくないようですし、完全コピーが容易になったというご指摘もありましたが、やはり印鑑を押すことで、「一応、見たってことですよね」という確認になりますよね。それで相手が「いや、身に覚えがありません」と言えば、もう少し面倒をかけて確認し合い、誰かの不正がバレたりするわけです。つまり、三文板の押印は、もっとも簡単な確認の手段なのです。

例えば、自転車に自分の名前を書いておくのと、名前を書いたうえで自転車に付属の鍵を掛け、さらにチェーンキーで柱にくくりつけることとの違いくらいはあると思いますよ。それでも自転車を盗もうと思えばできますが、手間がかかりますよね。

余談ですが、押印ではダメで、サインを求められることも近年では激増しましたよね。クレジットカードでの支払い、FEDEX社が運搬する海外からの荷物の受け取りなどがそうです。でも、いつぞやも民間企業の経理に、自分の氏名住所のゴム印だけを押した請求書を送ったら、押印がないという理由で返送されてきました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>「一応、見たってことですよね」という確認になりますよね。

たしかにそういう効果はありますね。
それと、見る人がみればわかるとのことですが、
責任と技術を持って、そろそろ印鑑やめませんか?という動きになって欲しいな~と個人的に思います。

なぜなら最新の技術をもってして作った現行紙幣でさえ、コピーされるのに、印鑑って何なの?って感じがどうしても否めません。

ご回答まことにありがとうございました。

お礼日時:2009/05/07 20:26

文化だからです



今でこそハンコは大量生産もされていますし、どんなに複雑な印影となる手彫りの印鑑であっても簡単にコピーできてしまうので既にハンコによる個人承認の証は完全に形骸化しています

それでもまだハンコが使われているということは二千年来の日本の文化だからでしょう

でもセキュリティという面ではハンコよりも他の手段が重視されていますね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
文化だからという回答にすっきりしました。
じゃあ仕方ないですね。

でも、普通仕事で作成する書類というものは、
一項目ごとに意味があります。
意味の無い項目(ここではハンコを押す欄)を、作るというのは、プロの仕事じゃないと思います。

なぜ100円ショップで買ってきたようなハンコを押す欄が必要なのか?そんなハンコを押すと押さないでどう違うのか?がよくわかりません。

意味なんてない、文化だからなんとなくハンコを押す欄をつくったってことなんでしょうか?

お礼日時:2009/04/19 16:49

 「実印」や「銀行印」とかは、全く同じ印影が存在しない手彫りのハンコを普通は使いますよ。


 (実印だとフルネームの物を使う人も多いです。)

 これらのハンコは実印であれば役所に、銀行印であれば銀行にちゃんと登録されていて、ちゃんと同じハンコかどうか照合します。

 ちなみに私はこの事を知らずに、過去に車の購入で実印が必要になり普通のハンコで登録に行ったら、役所で登録を拒否されました…。

 実印を押す時はその書類と一緒に、役所が発行する印鑑証明書を添付しますからそれなりに手間がかかります。
 (つまり赤の他人が勝手に書類を作成するのが難しく成る)

 手間がかかるだけに、本当に必要な契約か改めて考える時間も出来る訳ですし…。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
実印に関してはおっしゃるとおりだと思います。
しかし今回私が質問したかったことは、言葉足らずだったのですが、
実印以外のハンコについてなのです。

つい最近、町役場から、定額給付金の申請書類みたいなのが届いたのですが、名前の横にハンコを押すようになっていました。
このように、ハンコを押す書類って結構目にするかと思います。

そのハンコ、押してどうするの?
押さなかったらどうなのよ!?っていうのが疑問なのです。

お礼日時:2009/04/19 16:43

ハンコでなくてサインで済むものもたくさんあります。

逆に、どうしてもハンコでなければならない書類に使うハンコは、必ずしも「誰でも買える」わけではありません。つまり、同じ「鈴木」というハンコはたくさん売られていても、まったく同じ字体や形の鈴木印は、そうはないのです。まあ、確かにハンコのみでは大したものは確認できないかもしれませんが、だったら何を使って確認すればいいのか、という問題もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
たしかに大量生産されていても、微妙に違うということはあるかもしれませんが、朱肉のにじみや押したときのブレなどを考えると、
そのような微妙な違いなど判別できないと思います。

お礼日時:2009/04/19 16:39

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