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映画「レッドクリフPart2」を見て思ったのですが、弓矢が敵兵にブスブス刺さって、圧倒的に倒してゆくのには感嘆しました。
 しかし、矢はあんなに簡単に、鎧を貫通してしまう物なのでしょうか。あの時代の鎧は、矢に対しては無防備だったのでしょうか。
 確かに十万本も公明にそろえさせたんだから、重要なのでしょうが、矢への対抗策は盾だけだったのか、疑問です。
 あんなに簡単に鎧を貫通したら、正直、先頭の兵士は死ぬの決定してますよ、酷いでしょ。

A 回答 (5件)

基本的には映画の演出です。


昔から雑兵の装備というのはたいしたことはなく
布製や木製といった軽装なので、弓や弩は
大きな効果がありましたが、
実際の戦闘で死亡する兵士というのは
参加した兵士の10%にも満たないのが普通です。
密集戦闘の時代の戦闘の目的は
相手を殺すことではなく、相手の士気を挫くことです。
遠くから曲射された矢というのは、
実際には投射された数に対する有効率という意味ではあまり効果はありませんが、
あなたのように、鎧も貫く、先頭にいたら死ぬとビビらせたら
攻撃は成功ということです。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
死者は10%位なんですか。映画では大将のところまで攻め入っていたので、ほとんど全滅のように描かれていました。
まあ、有り得ないんですけどw
しかし、効果抜群ですね、私なんかビビッて真っ先に逃げて、後ろからブスリとされるタイプですw

補足日時:2009/04/22 01:39
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>映画では弩というより、手持ちの連射できるクロスボウみたに描かれていました。


 書き方が悪かったのかもしれませんが、クロスボウの事を日本や中国では「弩」と言います。
 (より大きいものを床子弩[しょうしど]または床弩[しょうど]と言ったりします。)
   http://shin15.com/1-03.htm

 弩と言うのは、引き絞る時に弓の部分や専用の部分に足を引っ掛けて、背筋力をフルに使って引き絞ります。後の時代には、滑車や梃子の原理等で人間の力では引けない様な強力な弓を用いています。
 (成人男性の背筋力が180Kgを超える人はそんなに珍しく有りませんから、弩が160Kgは極端な数値ではありません。)
   http://www.jtta.or.jp/SportsScience/Q_A_book/kan …

 孔明の発明とされる元戎は、矢が18.4cmの10連発と小型の為、個人で使用する物だと言われています。

 なお、通常のロングボウは、威力こそ小さいものの熟練すれば、1分間に10発以上も連射できますから、映画とかに有る様な矢が雨の様に降り注ぐなんて事が実際に実現できたりします。
 (10万本だと少々矢の数が足りませんが…。1人頭20~30本位しか配布できないので…。)
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 弓の威力なのですが、日本の和弓ですらフライパン程度の金属の板を射抜きます。


   http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakur …

 極端すぎる例ですが、保元の乱の時に源為朝が放った矢は、伊藤忠直の体を貫通し、後方にいた伊藤忠清に突き刺さったとか…。

 まして、中国での主流(孔明が連弩を開発したなんて話も有ります)は弩に成りますから、威力は更に大きいです。
 和弓などのロングボウが引き絞るのに必要な力が45kg程度なのに対して、弩は後漢(レッドクリフの時代)で一般に使われた物で160kg程度有ります。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A9

 大型の弩(バリスタ等)に到っては、城砦の破壊や軍船の攻撃に使用されました。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA% …

 鉄砲が出現するまで、弓矢による殺傷が戦場での被害の大部分を占めたそうですから馬鹿には出来ません。
 (赤壁の戦いの場合だと、船上での戦いですから、それ程重い鎧は着れませんから効果は絶大です。)

この回答への補足

回答ありがとうございました。
矢の威力も侮れんと言うわけですね。
しかし、弩となると大きくて、なかなか連射が出来ないようですね。
巨大兵器は、大陸の合戦のイメージで、ロマンを感じます。
孔明の発明した元戎(げんじゅう)は現存していないそうですが、映画では弩というより、手持ちの連射できるクロスボウみたに描かれていました。

補足日時:2009/04/22 01:45
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大脱線ですが、


ノルマン・コンクエストのとき、ノルマンディ公の軍隊は弓兵を大量に集中投入し、鎖帷子と斧を装備して高地に陣取っていたイングランド王ハロルドの軍隊を攻撃しました。予想外の事態にハロルド軍があせりだした時、一本の矢がハロルドの目を射抜く→王即死という事態が。英国の歴史の転回点です。

クリティカル・ヒットもあったのです。ただ、板といっても厚めの、機動性を捨てて防御を重視したものだと、弓くらいは防げます。寒い欧州では、よくみられた装備でした。

あと、弓を気前よく撃つと、敵が拾って再利用するので、これはこれで考えものでもあったようです(とくに城壁のある街や城を攻める場合)。弓は音がしないので、いい腕の射手は狙撃兵としても重宝され、独を塗った弓で敵の指揮官狙撃、などもあります。レッドクリフにかかわる人物だと、関羽が毒矢をうけ、華佗に手術させながら碁を打っていたなんて話がありますね。

参考URL:http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/th …

この回答への補足

面白いお話、ありがとうございました。

補足日時:2009/04/22 01:43
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 当時の鎧は、厚い布を重ねた物だったので、金属性の矢じりを付けた物ならブスブスと刺さります(^_^;



 後に木や竹の何層にも重ねた鎧が出来て後に鉄製の鎧ができました。

鉄は高級品だったので主に武器に使用され、次に上位の物達の鎧となりました

一般の下級の兵士達は布ですから(剣道の防具についてる布の部分とか柔道着の布なんかを想像してください)あのようになりました。

ちなみに、盾も木の板です(^_^;

金属の盾を使ってるのは映画だから

この回答への補足

回答ありがとうございます。
鎧と言っても、まだ布だったんですね。そりゃ無理ですね。

補足日時:2009/04/22 01:35
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