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「 抗インフルエンザ薬・タミフルを製造するスイスの大手製薬企業、ロシュ社は12日、世界保健機関(WHO)に5億6500万人分のタミフルを追加で寄付すると発表した。WHOは同社から寄付されたタミフル5億人分を持っていたが、新型インフルエンザの世界的大流行に備え3億人分を途上国などに送っていた。」
http://mainichi.jp/select/science/news/20090513k …

都合10億6500万人分の薬を寄付したわけですが、一人ぶん100円としても1000億円以上になります。
企業としては大きな打撃ではないでしょうか?
寄付というのは建前で、本当はなんらかの形で報酬が支払われているのか?
そんなに大量に薬を製造、保有しているのも不思議です。
要請があるから作るはずです。
もしかしたら在庫処理でしょうか?

A 回答 (5件)

現在2種類しか存在しない抗インフルエンザ薬は独占状態であり、最低必要数が65億人×2週間分なので、数日で1兆820億錠の生産と流通を予定しなければならず、この数は注文を受けてからでは数年かかるために、メーカーで備蓄しなければどうにも対応できないのです。


インフルエンザウィルスは日夜進化するので、今回の一件でタミフルの効果に限界が見えたために、タミフル在庫を一掃し、WHO主導で新薬のT-705の承認、購入、備蓄の約束をとりつけたのではないでしょうか?

タミフルの寄付と書いてありますが、T-705は有償なんですから、T-705の定価に1000億円上乗せすればペイできますし、消費者が地球人全員でその独占権の1000億円など安いものです。
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在庫処理とWHOでの評価を期待してのことでしょうね

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企業としては大きな打撃ではないでしょうか?


寄付というのは建前で、本当はなんらかの形で報酬が支払われているのか?

合成薬の価格というのは、本来的には安いものでしょう。
ネットで見ると一錠、100円以上してますがおそらく実体は数円でしょうね。寄付とはいっても費用的には安いものです。他の回答にもあるように在庫のための倉庫費用のほうが問題だと思いますね。
倉庫費用減らせるだけでも得ですね。
 他の側面はロシュ社の寡占状態のようですから、特許料も払わないでかってに他国に製造されたほうがもっと損失が大きいと考えているのでしょうね。足りないとなればなりふりかまわずという国は多いですしね。
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寄付分も市販薬の価格に反映されます。


タミフルの価格が上がるかもしれません。
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■企業の打撃


・追加寄付:565万人分
・WHO在庫:500万人分
 (うち300万人分を途上国などに送付)
という事であわせて1065万人分。

・1人分の処方量が4錠
 (1日1錠×3日分+予備1日分)
・製造原価が5円/錠
 (薬の売値の95%は「開発費」です)
で計算すると、2億1300万円。

・・・大問題にする程の額でもないと思いますが。

個人の感覚では大金ですが「草薙くんの地デジCM」位の頻度でTVCMをうつと1日分の費用でしかありません。
その程度の金額で世界中にニュースが流れるなら安いものです。

■在庫処理?
日本のマスコミは「新型」で騒いでますが、実際のところ昨シーズンのインフルエンザの感染数は製薬会社にとって「がっかり」な結果で、インフル関連の薬の在庫がだぶついてるのですのは事実ですね。
(知り合いの製薬会社の社員がぼやいてました)

参考URL:http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090513AT2M …

この回答への補足

ありがとうございます。
毎日新聞が桁を間違って発表してしまったようです。
現代は訂正されています。

補足日時:2009/05/14 06:55
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