プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

カーオーディオの用語の中で、「マルチ」と「パッシブ」という言葉を良く聞くのですが、どの様な意味なのでしょうか?
察するには、スピーカーの接続方法(SPに付いてくるネットワークと呼ばれるものを使うか使わないかの違い?)と思われるのですが…。
ド素人でもわかるように解説頂けないでしょうか?

A 回答 (3件)

マルチというのは、「エレクトリック・クロスオーバーネットワーク(チャンネル・ディバイダとも呼ばれます)」という機器を用いて、ヘッドユニット(のRCA端子)から出た音を、高音域/中音域/低音域というように音の成分ごとに分割し、それぞれの音域ごとに別のアンプで増幅して、その音域専用のスピーカで鳴らすシステムです(以下のサイトの真ん中の画像参照)。

上位機種のヘッドユニットには「エレクトリック・クロスオーバーネットワーク」を内蔵しているものもあります(カロッツェリアDEH-P940など)。

パッシヴというのは「パッシヴ・クロスオーバーネットワーク(パッシヴ・ネットワークとも呼ばれます)」の略で、アンプ(内蔵アンプを含む)から出た音を、高音域/中低音域というように音の成分ごとに分割し、その音域専用のスピーカで鳴らすシステムです(以下のサイトの左の画像参照)。単体で販売しているものもありますが、上位機種のスピーカにはその機種専用にチューニングしたものが付属している場合がほとんどです(カロッツェリアTS-Z171PRSなど)。

>スピーカーの接続方法(SPに付いてくるネットワークと呼ばれるものを使うか使わないかの違い?)と思われるのですが…。
ざっくり言えば、その通りです。
ただ、単に「ネットワーク」と言った場合には、それがエントリークラスのセパレートスピーカ(アルパインDDL-R17Sなど)に付属しているハイパスフィルタ(HPF)を指している場合もあります。これはアンプ(内蔵アンプを含む)とツィータの間に設置して、アンプから出た音の高音域のみをツィータに流すための部品です(以下のサイトの右の画像参照)。HPFはそのツィータの特性に合わせて設計されていますので、スピーカに付属しているものを使うのが原則です。なお、パイオニアのスピーカなどはHPFだけではなく、アンプとウーファ(ミッド・ウーファ)の間に設置するローパスフィルタ(LPF)も付属しています。

http://bbs.kakaku.com/bbs/70301010695/SortID=922 …

ちなみに#1の方の回答は家庭用のオーディオでは大体当てはまりますが、カーオーディオの世界では的外れです(カーオーディオではアクティブスピーカと言うのはアンプ内蔵サブウーファやナビの案内音声専用スピーカぐらいしか存在しませんので、カーオーディオでのスピーカはほぼすべてがパッシヴスピーカです)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもよく理解できました。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/27 21:30

パッシブスピーカについてはその通りです


スピーカシステム自体に内蔵アンプを持っているものがアクティブスピーカと呼ばれます

マルチスピーカについては一般呼称ですので特に決まりはありませんが
通常の最小構成はステレオL/Rの2系統ですが、純正カーステでフロントドアのL/R+リアドア(リアトレイ)のL/Rで合計4スピーカ(またはそれ以上)になっている場合でもマルチスピーカと呼びます
スピーカの種類(ツイーターかウーハァか等)は問いません
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど。
有難う御座いました。

お礼日時:2009/05/27 21:26

パソコンやi-pod用の外部スピーカのように、アンプ回路を内蔵しており微少な入力信号に対してそれを増幅して出力するものをアクティブ(動的)スピーカといいます


それに対して増幅回路を内蔵せず、他のアンプ等で増幅された入力をそのままダイレクトに出力するスピーカをパッシブ(受動)スピーカといいます
カーオーディオや家庭のステレオのスピーカがこれにあたります

マルチスピーカについては、通常のスピーカ出力はステレオの左右2系統になりますが、これにサラウンドやDSPの機能を付けて3つ以上の出力にした場合にマルチスピーカと呼びます

この回答への補足

確認させて下さい。
パッシブ→内臓アンプorアンプレスのデッキを使うかで決まる。
3つ以上に出力→ツィーター、midスピーカー、ウーファーを
       構成した場合ということでしょうか。

補足日時:2009/05/24 22:41
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!