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「食事制限すると大きくならない」説は、医学的に正しいのでしょうか?
後述するA説とB説、医学的にどちらが正しいのか知りたいです。
医学的な根拠が掲載されているサイト・書籍をご存知であれば、それも教えてください。

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食事制限と成犬時のサイズ・体重の関係は大きく分けて2つの説がありますよね。
・「食事制限」とは、適切な食事量のおよそ半分と仮定します。
・「成犬」とは固体差による成長の進み具合の紛れを無くすため、5歳0ヶ月と仮定します。

■A「食事制限と成犬時のサイズ・体重は関係がある」説
・食事制限すれば成長に必要な栄養が足りず、適切な成長を妨げるので、一時的に大きくならずに体重も軽くなる。
・そのため食事制限しても成長を遅くしているだけであり、いずれは生まれ持った適性サイズ・体重まで大きくなる。

■B「食事制限と成犬時のサイズ・体重は関係が無い」説
・食事制限と成長具合は関係性が無く、成犬時に「極小」になったのは食事制限に寄るものではない。
・そのため「極小」なのは、遺伝や体質によるものであり、たとえ適切な食事量を与えていたとしても成犬時の大きさは変わらない。

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医学的にどちらが正しいかを知りたいので「極小に対する意見」や「食事制限の是非に対する意見」はご遠慮ください。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

中学理科の余談や副読本レベルで、


哺乳類の体格、性質ははDNAレベルによって引き継がれるというのは教えられると思います。
イヌの習性でクレートに寝せる、
イヌの習性を利用してトレーニング効果を期待する、
などもDNAによって引き継がれているので、
イヌの特徴をうまくつかいながら、
人間は犬と共生しているのだと思います。

チワワなどの体格はDNAレベルで「大きくさせない因子」が既に見つかっています。
これがインスリン成長因子を抑制、
成長ホルモンの抑制もするのだと思いますが、
そういうややかしいのを省いても、
「DNAには体格を規定する因子が入っている」ということは変わりません。
http://genome.cshlp.org/content/15/12/1820.full. …

逆説的に、
「小さい体格の犬種に、過剰のエネルギーを摂取させると体格は大きくなるか」と言う命題で考えると、
実験ではなく、
飼い主の趣味嗜好やアホな食餌の結果で、
体格が大きくなってしまったという事例を聞きます。
ここでいう体格は、体重によるものが大で、
骨長などへの影響は、体重に比べれば少ないかと思います。

仕事・職業犬を繁殖させてきた農家は、
科学の概念も無ければ、科学者メンデル、ダーウィンや自然科学に否定的であった中世ヨーロッパの宗教信仰家が多かっただろうと思います。
しかし、それでも先代から言い伝えであったり、経験的に、
遺伝という考えを使って品種改良してきたと思います。
今となっては、ミニチュアダックス同士で交配させてもスタンダードダックスは産ませられる確率はほぼゼロに近いのではないでしょうか。

食餌量の結果、
スタンダード級体重のミニチュアダックスの話しを聞いても、
骨長までは追いつかないでしょう。

医学的文献は呈示できませんでしたが、
「Bに近いとは思いますが、体重の因子まで言われるとBでもない」
という考えに落ち着きました。

・DNA
・成長因子ホルモン
・DNA、ホルモンを正常に活動させるだけのエネルギー、生理的環境
が主であり、
・食餌量は上記のうち、エネルギー、生理的環境の一側面でしかない
ということだろうと思います。

この回答への補足

koiwakuさん、再度回答ありがとうございます。

この質問を投稿するまでは、我が家の実体験や2ちゃんねるで(笑)集めた
情報に基に私はAを支持していました。
しかしkoiwakuさんの回答を読んで「Bに近いとは思いますが、体重の因子まで言われるとBでもない」
という考えに変わりました。

確かに骨格と体重は切り分けて考えた方が良いですね。
骨格の事を論じるのであればおそらくBが正しく、体重の事を論じるのであれば
Aが正しいという結論に至りました。

ありがとうございました。

補足日時:2009/05/27 14:42
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この回答へのお礼

誤って補足の方にお礼を書いてしまいました。
koiwakuさん、再度回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/27 14:47

これも遠慮しなければいけない行為なのかもしれませんが、


問題設定が生命科学的に厳しいです。
>・「食事制限」とは、適切な食事量のおよそ半分と仮定します。
適切な食餌量は、
生命活動に必要なエネルギー量、基礎代謝量などで算出される摂取エネルギーで考えます。
イヌ(5歳成犬)はヒト(人間年齢)で36歳ほど。

ヒト36歳は「基礎代謝量1,600kcal/日」で、
適切な食事量はおよそ「摂取カロリー2,000kcal/日」です。
問題設定の半分の食事量が、ヒトであれば、「摂取カロリー1,000kcal/日」という設定です。
基礎代謝量以下の食事量ですから、
各器官、臓器、組織、細胞レベルにおいて正常に活動保証できないことを示します。
それがイヌでも同じです。
しかも、過去5年において食餌量半分と言うことであれば、
どの時期でも飢餓状態で臓器不全で生命活動が無くなることを示します。

おたずねになりたい質問の意図はまた別にあると思います。
条件設定を外してラフに質問された方がよいと思います。

この回答への補足

koiwakuさん、回答ありがとうございます。
仰るとおり「食事制限の給餌量」の数値が不適切でした。生命活動の維持が困難な数値では駄目ですよね。
「食事制限」と「成犬」の条件設定をしたのは、質問するにあたり、これらの情報が最低限必要なデータと考えたからです。

条件設定を訂正します。※食事制限の給餌率のみ訂正
・「食事制限」とは、適切な食事量の【85%】と仮定します。
・「成犬」とは固体差による成長の進み具合の紛れを無くすため、5歳0ヶ月と仮定します。

食事制限の給餌率は、うちの愛犬のデータと給餌量を元に下記サイトで算出しました。
●イヌのカロリー計算Ver3.0-獣医師広報板
http://www.vets.ne.jp/cal/cal1.html
<データ>
●犬種:チワワ
●月齢:1歳2ヶ月
●体重:1.15kg
●フード:ACANA ADULT SMALL BREED(カロリーは1kgあたり4150kcal)を1日2回、1回の量は14g(1日合計28g)
●備考:未去勢

この質問の目的は冒頭に書きました以下のとおりです。
> 「食事制限すると大きくならない」説は、医学的に正しいのでしょうか?
> 後述するA説とB説、医学的にどちらが正しいのか知りたいです。
> 医学的な根拠が掲載されているサイト・書籍をご存知であれば、それも教えてください。

この質問の目的を補足すると、A説、B節ともに自身の経験に基づく予測や、
ブログやQ&Aサイトなどで見聞きした口コミばかりで、医学的な根拠に欠けているからです。
そのため医学的な根拠をご存知の方がいればご教示頂ければ・・・と思ったからです。

補足日時:2009/05/26 01:48
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この回答へのお礼

koiwakuさん、回答ありがとうございます。
また沢山の質問への回答、いつもお疲れ様です。
実は質問の内容がアレなので全く回答がつかないかも?と予測していましたが、あるいはkoiwakuさんなら・・・とも期待してました(笑)

お礼日時:2009/05/26 01:56

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