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語源を覚えると英単語の推測が可能になりますが、
これらの理由付けが納得できないことがしばしばあります。

例えば、oversufficientは下記のように分解されていました。
over 越えて
sub 下に
fic(t) 作る、なす
どうして上記3つを覚えることで、oversufficient=過剰な
のように意味が推測できるのでしょうか?私にはただのこじつけにしか思えません。
これが、over+sufficientであるならば、「十分を越えた」と考え、
「過剰な」という意味になることも納得できます。結局は、語源のみならず
こじつけの部分(ここではsufficient)は覚えているしかないのではないかと思うのです。
それとも英語力ではなく、国語力や想像力の欠如が原因なのでしょうか?

語源学習に対する姿勢で重要なポイントがあれば教えて下さい。
私の考え方におかしな点があればご指摘お願いします。

P.S.
ちなみに上記例は語源学習のもっとも重要な14個の単語のうちのひとつだそうです。
つまり、意図的にわかりにくい例を挙げたわけではありません。

参考URL
http://allabout.co.jp/study/toeic/closeup/CU2007 …

A 回答 (10件)

こんばんは。



まず、オールアバウトで、その著者の書いている記事は、どの程度の信用していいのか、疑問に思っています。まず、この著者が言うような14,000語の単語を覚える方法として、このようなものは、まずありえません。ここで納得できない人は、さらに、書籍を買うように仕向けているだけではないかと思います。書いてある内容をみても、まったく学問的な知識もないようです。J. Brownという学者が研究した形態論を、単に、そのまま写しただけでは、それを日本人の学習用には、応用できないと思います。韓国人ジャーナリストが書いた、「朝鮮語で古代日本語が分かる」というレベルに近いです。インターネット検索してみれば分かるはずですが、このBrown 氏の"14 master words" を引用している人がいても、ほとんど、そのまま伝聞でしかありません。

まず、一般の辞書に

oversufficient
という言葉はありますか?

英英辞典をいくつか調べてみましたし、研究者の『リーダーズ』でも調べてみましたが、出てきません。

オールアバウトの著者が、
[身構える必要はありません。語源による英単語学習をこれからはじめたいという方は、まず、上の14単語に含まれる34のword partsを学習することをお薦めします。]

J. Brown という人が、14,000語の単語の構成を基本の接頭辞、語根で、系統的な研究分類から割り出したもので、native が、それ分類し記憶を強化しようとするなら、ある程度有効なのかもしれませんが、native でも、そのような覚え方をしません。単なる言語形態論の研究論文にあるものだけだと思うのです。さらに、non-native が、それで英単語を覚えようとするには、無理があるのではないでしょうか。

確かに、多くの単語から法則性を導きだせるのは認めますが、しかし、逆にその法則性から、具体的な単語自体に当てはめられるかというのは、不可能だと思います。not-nativeが学習すべき基礎語のレベル(4~5,000語ぐらい)の言葉は、その単体の持つイメージ(右脳系)があるので、それ以上は分解しないほうがよい、と私は考えるからです。

例えば、日本語で、「汽車」を、分解して、「汽=蒸気」+「車」で、train (locomotive)とイメージするのは、日本語ゆえです。中国語なら、、automobile とイメージします。単語を分解しても、そのイメージを結びつけることは本来できません。分解しても、単なるこじ付けに等しいのです。そういうことは、すでに言語学で説明されていることです。知らない単語から、語源で意味を知ることは当て推量に近いのです。だだし、医学用語などは、もともと、ラテン語を組みあせて人為的に作られたもので、単語として成立させるだけのものでしかありません。

OVERSUFFICIENT

---------------------------------
over- = Above

Facere - Fic, Fac, Fact, Fash, Feat = To Make or Do

sub- Suc-, Suf-, Sug-, Sup-, Sur, Sus- = Under
----------------------------------
この組み合わせから、「過剰な」なんていう意味が取り出せるなら、超能力者です。

私は、ここで、たびたび語源で覚える英単語の方法に疑問を提示しました。かつて、それで失敗したという経験もありますが、現在、私が語源で覚えないということではありません。ある程度の単語レベルの人がさらに語彙の強化のためには有効だと思います。語源学習というのは、本来、ギリシャ語やラテン語を元にしていますから、その前の事前の知識が、ある程度必要ですが、それを対象とするのは、日本語でいう、漢語レベルのものに対するものと同等だと思います。そういう語彙を使う必要性があるかどうか、というTPOもあるかと思います。

では英語では、どういうものかというと、手元の ボキャビル(vocabulary building) の本ですと、
psychologist(心理-), orthodontist(正-), optometrist(光/眼), optician,(光/眼) osteopath(骨), chiropractor(手), podiatrist(足)
[Word Power Made Easy: POCKET BOOKS]

こういう単語が、14,000語レベルに入るかどうかよりも、native(アメリカ人) が、どちらかというと、こういう言葉が好きなような気がします。こういう単語なら、語根から、意味が分かるはずですが、一般の単語の分類には、ほとんど入らないように思います。
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自然発生的に通常つかわれている言葉ではなく、医学用語や獣医学用語のような、人工的につくられた言葉を覚えるときは、語源はとても有効だと思います。


だれかの思考のあとをたどり、ああ、こういうつもりで、この言葉を選んだんだな、とわかれば、納得して理解して学習するわけですから、ただの丸暗記より、ずっと効率よく覚えられます。

そういう視点から書かれた、医学用語や獣医学英語の本は何冊もでています。専門家はもとより、人や動物の、有名な臓器の名前や病気の名前くらい、常識として知っていたい方には、有効だと思います。こういう本の中には、接頭辞や接尾辞をまとめてあるものもあります。
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その記事を読んでみて、「ふーん、subか、そうなのか」とは思います。


sub-が「下に」だと知ったら、そういえばサブマリン(潜水艦)とかサブウェイ(地下鉄)もsubだな、と思ったりもします。

が、自分が"oversufficient→over+sufficient"と考えて意味を理解できる場合は、それでいいと思いますよ。
分解するのが目的でなくて、覚えやすくなればいいんですから。
英単語を覚える目的でなく、「語源を研究する」なら細かく正確に分ける必要があるでしょうけれど。

漢字の「へん」と「つくり」みたいなものでしょう。
「おおざと」か「こざと」か、忘れちゃっても、漢字そのものが読めて使えれば良いですよね。

No.8の方に同感で、
学習法は、使えるところは使えばいいし、ひとつの方法だけに決める必要もないと考えます。
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>語源学習に対する姿勢で重要なポイントがあれば教えて下さい。



「語源学習」というのが、「語源"を"学ぶ」ではなく、「語源"で"学ぶ」ということであれば、私の考えはとてもシンプルです。

その単語が語源で覚えやすければ、語源で覚える。

それだけです。英単語の学習に限った話ではありませんが、誰がどんな素晴らしい学習法を唱えていたとしても、自分自身で納得できていなければ、何の意味もありません。ある程度ちゃんとした学習法なら、何かしら役には立つだろう、くらいに受け止めて、自分の都合のいいように、使えばいいのではないでしょうか? 

語源学習をやろうと決めたら、それだけにこだわる必要もないし、納得できないところであれこれ悩むのは、とても時間の無駄だと思います。もちろん、語源に興味を持って、深く研究しようということなら、全く別の話なので、どんどん悩んで極めるのもありでしょう。
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どうしてこうも語源の好きな人が多いのか。

何かの本を読んだり(今回はBrown氏の記述でしょうか)して「へぇ~」と思って「そうだったんだ!」と感動したのかもしれませんね。そして「これは皆に伝えなければならない」という使命感に燃えたんでしょうか。この手の本には単語を覚えてもらおうという意思よりも「どう?すごいでしょ」と言っているようにしか見えません。
「下に作る」から「充分」が推測できる人がいたら超能力者です。確かに sufficient は sufficio < sub+facio と分解できるのは事実です。しかし当の sufficio もラテン語では substitute や suffice の意味であり「あるものをあるものの下に作る」のような意味では使われていないのです。そして、では一体誰がいつどういう意図で「充分である」を表すのに「下に/から作る」を用いたのかは分かりません。

語源(むしろ原語の意味と言った方がいいかも)は「なぜこの単語はこんな形をしているんだろう」という疑問にはなるほどと思う答えが出ることもあります。しかしそれも多くは「~と言われる」「~という説がある」というレベルで、多くは「なんで?」というようなものです。大きな辞典には単語ごとに由来が書き添えてありますが

suffice ....... (Lat. sub UNDER + facere MAKE)

「下に作る」といういうのは分かりますがそれ以上は?です。それとももっと深くラテン語を研究しますか?

「語源」など大きなくくりで考えずに「接頭辞・接尾辞」にとどめておけばいいのです。oversufficient も over+sufficient「過剰に+充分」にとどめておけば初めてこれを目にしても「とにかく充分を越えてるんだな」と言いたいことが分かります(相当する日本語が浮かばなくてもかまいません)。

接辞でも un-, non-, over-, -ize, -ful, -less など生産力のあるものはいいのですが re- のように多くの意味を持っているもの be- のように結局はよく分からないものもあります。借入時期が古いものは形が変わっていて勘違いするものさえあります。

語源の本は読み物としては面白いかもしれません。しかし専門的な本でなく学習の手助けのような意図のものには確証のないことを断言していたり、民間語源ではないかと思われることが書かれていたりして注意が必要です。実害が起きるわけではありませんが誤ったことが広がるのは良いこととはいえません。
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こんばんは。


私の場合は、語源学習というか、ラテン語・ギリシャ語系の接頭語学習がボキャブラリーを増やす上でかなり効果があったと確信しています。

allaboutの記事を読ませてもらいましたが、語源学習の初心者へ向けては的を得ていないと言うか、あまりいい内容ではありませんね。なぜならいきなり接頭語が2つ重なる例でありかつsufはラテン語系の接頭語sub-ですが overは意味がすぐに分かる英語自体の接頭語の組み合わせだからです。

私がやってきた経験を踏まえてミニマムエッセンスとして覚えるラテン語・ギリシャ語系の接頭語は以下の通りです。
<最重要の11接頭語>
SURー SUBー PROー PREー INー EXー CONー DISー ADー REー DEー

例えばこれにラテン語の語根-spect-(見る)との組み合わせで
suspect(sub+spect) 下から(裏から)見る→疑う
prospect 前方を見る→見込み
inspect 中を見る→検査する
expect 外(心の外)を見る→期待する
conspectus 一緒に見る、すっかり見る→概要、概観
aspect(ad+spect) ~の方を見る→外観
respect 振り返ってみる→尊敬する
ちょっとこじつけがましい部分もなきにしも非ずですが、西洋人と日本人の世界や物、人間の捉え方の違いもありますが、わりと類推しやすいのではないでしょうか? 特に最初は、PROSPECTなら1つの固まりとして覚え、意味が曖昧になったら語源の助けを借りる学習が一番効果的ではないかと思われます。
<その他重要接頭辞>
dia- (through)
trans- (across,over)
ab- (off,away)
ob- (against)
a- an- (not)
syn- sym- (with)
inter- (between)
以上の7つくらいですかね。

これに先ほどの例で用いた-spect- などの重要語根50を無理に覚えようとせずたまに眺めていると自然に頭に入ってくればしめたものです。
分からない単語でもそのうち類推がつくようになってきます。
重要語根50のリストは以下のURLで
http://www.alc.co.jp/eng/vocab/etm/top50/index.h …

あとは、数詞関連の接頭辞は必須ですね
mono- di- tri- tetra- penta- hexa- hepta- octa- nona- deca-
hect- centi- mil- micro- mega- poly- ............などなど。

英字新聞などを読むようになるとこのような語源知識は欠かせません。
例えば deforestation,trade surplus,interrogate, indict,emigration, immigration,bilateral, conflict, monopoly ...........などなど。

最後に副産物としてラテン語系の最重要接頭辞のついた動詞はそれと同義の前置詞がつくことが多いということがあります。これはあくまで傾向です。

comply with~ conはwithの意味
compare A with B
attach A to B attachは ad + tach adは toの意味
adhere to~
detach A from B deは分離 off from の意味
depart from

とにかく、無理やり覚えようとはせず、英和中辞典以上の辞書であればこのような接頭辞や場合によっては語根の解説もありますので、暇なときに眺めているだけでも継続してゆけば身について来ると思います。

あくまでも私見を書かせていただきました。
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私も質問主さんと同様に、語源を積極的に覚えようと頑張ってました。


恩師の勧めだったのですが、紆余曲折の末、次のような方針に落ち着きました。
手前味噌ですが開陳させていただきます。

(1)意味が広すぎる、抽象的過ぎる語源は相手にしない。
「fic(t) 作る、なす」を挙げてらっしゃいますが、偽造する
= counterfeit の -FEITもラテン語からきた「作る、なす」です。
同じ意味の語源は山ほどあります。こういった抽象的な意味の語幹は
数が多い上、抽象的な意味しか持たないので、記憶の助けに
ならないように思います。辞書に書いてあったら「ああそうかいな」
ぐらいに思うようにしています。

(2)意味が具体的なものは積極的に覚える。
「水恐怖症 = hydrophobia」の HYDRO-(水の)や-PHOBIA(恐怖、恐怖症)は
どちらも意味が具体的で覚えやすいです。こういった具体的な例こそ、
知らない単語の意味を推測するときに役立ちます。
insectophobia の意味は辞書を引かなくても分かりますよね。

(3)文法語っぽい接頭語、接尾辞は積極的に覚える(a-, un-, en-, -ize等)。
これはそのままです。単語の記憶という意味でもそうですが、
動詞と名詞を勘違いしたりといった、恥ずかしいミスを防いでくれます。

モロに私見で恐縮ですが、何かの助けになれば幸いです。

ちなみにDictionary.comで単語を調べると、語源についての情報も表示されて便利です。

参考URL:http://dictionary.reference.com/
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んー?



言語学者になるんでしょうか?

心配しなくても、【oversufficient】なんていうBig word、日常会話には出て来ません。

【oversufficient】が出てくるとしたら、専門技術書なんかかなぁ。

14000語を覚えたとして、会話したり手紙を書くときに、そんなにたくさんの単語は使いませんしね。

●単語をたくさん覚えられる!(使いもしない単語でも、覚えているとすごい!とか思っているのかな?)
●わからない単語があっても推察できる!(推察するだけの英語力が必要ですがねぇ)

というのなら、語源から学んだらいいのかもしれませんが。

英語を学びたい。というだけだとすれば、今やられていることは無駄な努力としか言いようがないのですが。
かえって効率が悪いですよ。
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ごめんなさい。


sub + facio
でした。
http://en.wiktionary.org/wiki/sufficio
元々、subficioという言葉だったんですねぇ・・・。
勉強になりました。
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sufficient は、ひとまとまりですね。


http://en.wiktionary.org/wiki/sufficient
ラテン語からフランス語、英語と流れているのかな?
sufficio っていうのが、ハリーポッターで、きっと「おなか一杯」って呪文になってたりして。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_English_wor …
でフランス語 語源の英語を見たら、結局ラテン語にジャンプしたので、
やはり、ラテン語を勉強するのが一番効果的なんではないでしょうか?

無論、太古のそれではなく、新しい時代のラテン語です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Recent_Latin

英語を知っている人は大抵、ラテン語を勉強するといいと言います。
こちらは、英語ですらお手上げなので、いや、ちょっとと言う感じです。
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